MONOKIRI 35mm

フジフイルムのカメラを中心にモノ切りブログ

フジの野鳥撮影『カワセミ求めて三千里』


フジの野鳥撮影。タイでカワセミの飛び込みシーンの撮影。少しカワセミとの距離はあったけど、今年最後の最後で飛び込みシーンの撮影をする事ができました。


@F/6.7 1/2500 ISO-1600 500mm (35eq.750mm)

 

計9回ぐらいの飛び込みで7回ほど撮影に成功。せっかくなのでカワセミが小魚とかエビを捕まえて水面に上がってきた瞬間の7回分の写真をまとめました。今までこんなに何回もカワセミの飛び込みシーンの撮影に成功した事は無かったし、こんなにカワセミの飛び込む瞬間を目にする事もありませんでした。この一年粘りに粘った僕への野鳥の神様からのプレゼントなのかなとほんと思ったぐらい,,

それとこの一年何度も何度もフジのカメラから他のカメラに買い換えようかと悩んだけど、フジのカメラで野鳥を撮る事に自分の中の意味があると諦めず執着して結果良かったのかなとも思いました。撮ったぞ!という達成感は少しあります。


カワセミ撮影で訪れた場所

 

なんだかんだとカワセミ撮影に没頭した一年


タイはアオショウビンやヤマショウビン、コウハシショウビンなんかのカワセミ科の野鳥は多いけど、ことカワセミ自体はとても少なく、いても体の大きなカワセミ科の鳥たちが邪魔してすぐに飛び去ってしまったり、飛び込みの瞬間が撮影しにくい場所からの撮影しか出来なかったりと、なかなかタイでのカワセミ撮影は苦労して新しい撮影ポイントを求めて色々な所に探索に出かけた一年でもありました(三千里は大袈裟だけど,,)。


同じ日に撮ったヤマショウビン

それとナンヨウショウビン

 

ようやく見つけたカワセミの飛び込み場所!


僕の住むバンコクからハイウェイを車で走らせて1時間ちょっと。12月8日最初に訪れた時に飛び込みの撮影がしやすそうな所にカワセミがいるのを発見(あーここは撮れそうだなと)。12月23日二度目は前日の夜から行って近くのホテルで一泊して早朝・昼・夕方と3回に分けて探索。よはこの場所のカワセミが何時ごろ活発に行動するのかとどの辺りをポイント(大抵2,3カ所あるので)に餌捕りしてるのかを知りたかったから。

そして12月28日、三度目となる今回は前回で大体の時間とカワセミが餌捕りするポイントが把握できてたのもあって、到着して早々にカワセミを発見してタイミングよく飛び込みシーンを撮影する事ができました。

 

飛び込みを撮った瞬間


何にせよ撮れて良かった、良かった。(2024/12/28撮影)



【今年のまとめ】

ところで、今年は僕の野鳥撮影の本命でもあるハリオハチクイはほとんど撮影機会がありませんでした(一応撮影できた写真はこちら)。カワセミも通いに通った割には撮影機会は去年よりも少なく、その理由の一つがタイで野鳥撮影をする人が旅行者含めて一気にどっと増えたことで環境そのものが変わってしまったのもあるのかなと感じてます。今までいても4,5人だった場所に多い時だと20人とか30人近くいる事もあるので、鳥にとってはそれだけで脅威かもしれません。

ただこれは前からいた人は良いとか後から来た人は悪いとかそういう話じゃなく、僕も含めたその場所を訪れる全ての人たちの問題なので、お互いの配慮もだし、僕自身ももっと自分の撮影スタイルを考える必要があるのかなと思います(基本僕はド真面目に野鳥撮影に取り組んでるのでそこだけはよろしくお願いします)。

今年も最後なのでネガティブな話はこれぐらいで、、素晴らしい沢山の野鳥たちとフジのカメラとタムロンのレンズに感謝です。


来年もよろしくどうぞ

 

このカメラとレンズで撮りました。

▼レンズ保護フィルターはK&F Concept使ってます。

 

今年最後は、フジの野鳥撮影『カワセミ求めて三千里』でした。

 

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今日のX-T5『野鳥撮影(止まりもの)』



「野鳥撮影(止まりもの)」

Fujifilm X-T5にTamron 150-500mm f5-6.7の超望遠ズームレンズでタイのサムットプラカーンにある『バンプー保養地』の敷地内にある小さな水場の野鳥撮影スポットで撮影した止まりもの(留まりもの)の野鳥写真です。

 

テリオウチュウ

カンムリオウチュウとどっちか謎だけど多分テリオウチュウ。「おっ来た来た!」って感じで、こんな近くでオウチュウ撮れたの初めてです(多分4、5メートル)。黒いせいもあると思うけど、なかなかいつも満足な写真が撮れない鳥。使ってるレンズが暗いせいもあると思う。オウチュウ撮る度にF4とかの明るいレンズが欲しくなります。

 

カワリサンコウチョウ(雌)

この水場で今一番人気のカワリサンコウチョウの雌。みんな尾の長いオス目当てで撮影に来てると思うけど、僕が撮影してる間には現れませんでした。この雌もパッと現れて一瞬で飛んで行っちゃって運よく1、2枚だけ撮れました。

 

クロエリヒタキ

こちらも人気のクロエリヒタキ。理由は青くて珍しいからでしょう。周りで撮ってた人たちが日も暮れて諦めて帰った数分後に現れました、、カワセミでもそうだけど、今日は来ないかなと思ってると最後の方でささっと現れてたりしますよね。

 

ハイガシラヒタキ

こちらもヒタキって名前付いてますね。東南アジア一帯に広く分布してるヒタキの仲間・・だそうです。この黄色い体が特徴的なハイガシラヒタキはけっこう何度も来たり飛び立ったり水場に現れてくれました。

 

フィリピンメジロ

タイで見かけるメジロはフィリピンメジロと言うそうです。日本のメジロとはちょっと雰囲気が違いますね。この鳥のためにカメラ持って訪れるタイの人たちをよく見かけます。多分、日本の影響だと思います。基本タイ人の野鳥撮影、それにカメラ機材なんかも日本の影響が大分強いと思います。主要なカメラがほとんど日本メーカーなので当たり前ちゃぁ当たり前ですが。日本恐るべし。

 

ムジセッカ

この日何度も現れたムジセッカ。小さい水場で鳥との距離も近いので飛んでるところを撮るのは難しいのですが、プリ連写で飛ぶ瞬間を頑張って撮ってる人たちも多いです。積層型じゃないX-T5(裏面照射型)だと羽がゆがんで綺麗じゃないので、ここでは留まってるとこしか撮らないことにしてます。ただ積層型でも歪んでますよね,,,

 

コサメビタキ

自信はないけど多分コサメビタキ。隣で撮ってた顔見知りのここの主が「ほら来た!」ってわざわざ教えてくれたので珍しいのかな?そこらへんは謎です。

 

ムナオビオウギビタキ

タイの野鳥撮影の人気無い野鳥代表のムナオビオウギビタキです。この水場でもこの鳥が現れ出すと一旦撮影止めて休憩する人も多いです、、タイで初めて野鳥撮影を始めた頃には大分助けられた鳥ですが(近づいてきて撮りやすいので)。

 

シキチョウ

タイの野鳥で一番多いんじゃないかなと思うぐらいタイに沢山いるシキチョウです。どこに撮影いってもシキチョウを見ない時がないです。撮影チャンスが多い分、本当は一番良い写真が撮れる可能性も高いのかもしれないですが、気持ちがそこまでそれを求めません、、やはり野鳥撮影と珍しいはセットなんでしょうか..

 

ヒヨドリ

この水場でよく目にするヒヨドリです。体が大きいので他の鳥を警戒せず居座れるからかもしれません。とにかくよく水浴びしてます。それはそうと、前にSony α7C IIに200-600mmでも同じ場所で同じように水浴びしてるヒヨドリを撮った事がありますが(その時の写真はこちら)、解像感とかシャープ感、羽毛の線の細さはα7C IIの方が断然良いけど、色の躍動感とか情景がしたためられてそうなフジの写りというのは、なかなか他のカメラでは同じようにはいかないなって。改めて感じました。

 

【野鳥の止まりもの撮影】
という事で、久しぶりに野鳥の止まりものメインでの撮影。僕は基本野鳥の飛翔写真が撮りたくてカメラ触ってるので、止まりもの撮るときはどうしても気持ちのテンションがそこまで高くなく、ささっと撮ってはい終わりみたいな撮り方になってしまいます、、セルフタイマー使ったり外付けのシャッターリモコン使えばもっとブレない写真が撮れると思うけど、相当何か触発されることが無い限りそういう撮り方をする事は無さそうです。

ちなみにFujifilm X-T5は、止まりものだとけっこう枝被りでも被写体検出で鳥を追ってくれます。フジのAFは速いのが苦手なだけなのかもしれません。

最後は写真何枚かと『バンプー保養地』と言ったらユリカモメなので、帰り際に撮ったユリカモメの写真で終わりにしたいと思います。

 

 



このカメラとレンズで撮りました。

▼レンズ保護フィルターはK&F Concept使ってます。

 

今日のX-T5『野鳥撮影(止まりもの)』でした。


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与太郎組曲『カメラを持ってピサヌロークへ』


僕が住んでるタイのバンコクから飛行機で1時間ほどフライトして『ピッサヌローク県』へサブ機のLumix GX85(GX7MK2)とX-T5に超望遠ズームを付けたカメラを持って3日間ほど泊まりで行ってきました。

 

タイ国鉄 ピッサヌローク駅

 

หลง คาเฟ่ Lóng Cafe 隆
(ロン カフェ)

 

Wat Phra Si Rattana Mahathat Worawihan
(ワット プラシーラタナ マハタート ウォラマハーウィハーン)

 

ヒメヤマセミ

アオショウビン

オウチュウ

オウチュウカッコウ

キムネコウヨウジャク

ハリオハチクイ


野鳥の撮影はX-T5にタムロン150-500mm f5-6.7の超望遠ズームで、それ以外はサブ機のLumix GX85(日本ではGX7 Mark2という名前)に閉じるとパンケーキレンズのような小さな12-32mm f3.5-5.6のズームレンズを付けて撮影。Lumix GX85用にパナライカの15mm f1.7の単焦点レンズも持ってはきてたけど、泊まってたバンガローのようなホテルで少し触っただけで後はほぼ出番なし。

 

バンガローのようなホテルで(15mm f1.7)
Nakhao Cottage Resort


Lumix GX85を購入した時に15mm f1.7、それに20mm f1.7の明るい単焦点レンズも一緒に手に入れたけど、結局12-32mm f3.5-5.6がレンズも小さくて広角側で建物も収まるし、写りにクセがないスタンダードな感じだけどカメラで撮った感はちゃんとあるのでLumix GX85の時は12-32mm f3.5-5.6のズームレンズばかり使ってます。15mm f1.7は確かに良い写りはするんだけど写りが良い分、撮ったあとにちゃんと編集作業もしたくなってしまってLumix GX85で撮る時はJPEGでの撮って出しで、色編集や写真の傾きなんかも極力直さないというマイルールを自分の中で決めてて(ここに載せてる写真もLumix GX85のはJPEG撮って出し)、そうなると12-32mm f3.5-5.6ぐらいの写りがちょうど自分の中の納得感と合致します。ほんとの意味で写りも写真を撮る手軽さもLumix GX85はサブ機という立ち位置で僕は手に入れたカメラなんです。

 

野鳥撮影での一枚(iPhone15)


Lumix GX85を使うようになってから僕の中の意識が変わった事として、野鳥を出来るだけ解像感よく大きく写すことから背景も含めた写真としての完成を前以上に求めて撮るようになったこと。Lumix GX85を買ってからは写真を撮る機会も、カメラを持ち出す機会もすごい増えて、X-T5にタムロン150-500mmの超望遠ズームを付けての野鳥撮影がほぼ大半だった僕のカメラ撮影にLumix GX85での日常の撮影が増えて、僕の中の画角意識が野鳥撮影でも以前より増したのかもしれません。

 

キムネコウヨウジャク

ハリオハチクイ


ピサヌロークでは3日間滞在中の初日にネットで調べて野鳥撮影で3カ所回って、最後に訪れた場所で“あっここだ!”と思って、結局3日間とも朝方に同じ場所まで行って野鳥の撮影をしました。僕の大好きなハリオハチクイ、それにアオショウビンがいたんです(結局ヒメヤマセミまでいましたが)。一つ心残りなのが、蓮の花があってアオショウビンが一度パっと止まって、パッと飛び立った瞬間で撮影に失敗してしまったこと、、僕の使ってるFujifilm X-T5はシャッタースピードとかをファンクションボタンで切り替えたりできないんですね。止まりものを撮るためにシャッタースピードもISOもかなり下げた状態でのいきなりのシーンでうまく撮ることができませんでした。設定さえちゃんとしてれば絶対撮れてたので、これがピサヌローク滞在中での一番の心残り。

 

唯一撮れた蓮の花と後ろ姿のアオショウビン


今回はタイ人の僕の奥さんのお母さんに会いにピサヌロークまで訪れた旅だったので、野鳥撮影メインの旅だったら3日間とも朝から夕方ぐらいまでここに張り付いて、蓮の花と一緒にいるアオショウビンの姿が撮れてたかもしれません。まぁまたお母さんに会いに行く機会に再チャレンジです。

 

ハリオハチクイ

チュウサギ

空を舞う沢山のシロスキハシコウ


ピサヌロークの空はどこへいっても沢山のシロスキハシコウが空を舞ってました。飛行機で来れば1時間程度の場所だけど、やっぱりバンコクとピサヌロークは全然違っていて、街も人も僕が初めてタイを訪れた15年ぐらい前のタイという感じで、僕の中では今もこの光景にタイを感じてしまいます。今のバンコクはすごい発展していて街を歩くだけなら東京もバンコクも差ほど人も建物も売ってるものすらも変わらない感じ。僕が住んでるコンドミニアムもエレベーター乗ると髪に色入れた今どきの女子大生と韓流ぽい恰好した若いタイ人の男の子ばかりですしね。でもそんな今のバンコクも嫌いではないです。僕も都会っ子なんで、、、空を舞う沢山のシロスキハシコウのように人が沢山いて街がガヤガヤしてるぐらいが丁度良いです。

 

バンコクに帰るフライトで(iPhone15)


Lumix GX85にレンズ二本、それにX-T5とタムロン150-500mm f5-6.7の超望遠ズーム。あと仕事用の15インチのノートPCに着替えをちょっと。これ全部茶色いリュックに入るわけです。なのでフライトでの預け荷物もありません(黄色いのは奥さんのトランクケース)。Lumix GX85もだけど、X-T5とタムロン150-500mmの圧倒的な持ち運びのしやすが僕の野鳥撮影の撮影機会を生み出してくれてます。


また行きますピサヌローク。お母さんと蓮の花に止まるアオショウビンに会いに。

BGMは宇多田ヒカルバージョンの『少年時代』でお願いします。

 

 

お母さんと奥さんの弟を送りに駅へ



与太郎組曲『カメラを持ってピサヌロークへ』

photo by yotarosuite

 

このカメラとレンズで撮りました。

▼僕の野鳥撮影

▼ケンコーの82mm使ってます。



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ルミックスGX7MK2で野鳥撮影してみました。



ルミックスで野鳥撮影」

普段はFujifilm X-T5で野鳥撮影をしてますが、サブ機で買ったパナソニックマイクロフォーサーズLumix GX7 MarkⅡ(僕のは海外版なのでGX85って名前)にPanasonic Leica 100-400mm f4-6.3の超望遠ズームをレンタルして野鳥撮影をしてみました。

 

Lumix GX85 (GX7MK2) / Lecia 100-400mm f4-6.3


Lumix GX85(GX7MK2)は野鳥撮影するために買ったわけじゃないけど、一度ぐらいはどんなもんか試してみたくて100-400mm f4-6.3のI型をレンタルしてみました。ちなみにII型も出てますが、タイのレンタルショップでは扱ってなかったです。

 

手前がLumix GX85、奥がFujifilm X-T5にタムロン150-500mm


カメラ本体とLeica 100-400のレンズを合わせても1837g。僕が普段使ってるタムロン150-500mmのレンズだけと大体同じぐらいの重さ。換算とは言えこの大きさと軽さで35mm換算800mmで撮影できるのは有難い。

ただ、そもそもLumix GX85(GX7MK2)が野鳥撮影に向いてるのか?て話だけで言えば向いてないと思う。画素数も1600万画素だし、言っても8年前のミラーレスカメラでカメラ性能のいろいろな部分が今の機種と比べるとやっぱり古いと思う。AFトラッキングでの追従も野鳥の速さにはついていけないと思う。ただ普段15mm f1.7なんかを使っていてAF自体は一瞬でピント合うしけっこう速さを感じる。なのでAF-S(シングルAF)と最悪マニュアルで撮影すれば野鳥も何とか撮影できるんじゃないか?という見立てでタイの野鳥撮影スポットの一つ『バンプー保養地』に行ってきました。


という事で、この日一番良いのが撮れたナンヨウショウビンからです。



ナンヨウショウビン

Leica 100-400mm f4-6.3 @400mm


このナンヨウショウビンだけRAWで撮影。Lumix GX85(GX7MK2)はバッテリーの持ちがあまり良く無いので、少しでも沢山撮れるように後はすべてJPEGで撮影。バッテリーは3本持っていったけど普通に撮ってて大体2時間ぐらいで一本使いきる感じ。上の写真は4:3から16:10にしてるけど2枚目と3枚目がほぼトリミングなしの状態。もう少しカメラ自体の画素数が欲しくなるけど、単純な写りの質感はすごい気に入ってます。普段どのレンズ使っててもGX85の写りは気に入ってて、それはLeica 100-400を使っても同じで、多分Lumixの紫ベースな青にも赤や茶系統にも寄れる色味が自分好みなんだと思う。


シラサギの飛翔



AF-SのワンポイントAFで飛んでるシラサギにピントが合った瞬間にシャッター切っての撮影。GX85のトラッキングでは飛んでるシラサギを追いかけてくれないので(道路走ってる車とかなら追従してくれる)、少し曲芸みたいな撮り方になってしまうけど、シラサギぐらいの野鳥なら飛翔シーンも撮影できました。

 

ツバメ



ツバメはちょっと撮るのが難しかったけど、AF枠に入りさえすればピントは合ってくれる。この日は持って行かなかったけど照準器があればもっとちゃんと撮れるかもしれない。Lumixは前までの機種はコントラストAFというのを積んでるんですよね?AFの合従スピードはなかなかの速さだと思います。

 

シロスキハシコウ

オグロシギ

セイタカシギ

インドハッカ

ナンヨウショウビン

このナンヨウショウビンはGX85に付いてるデジタルテレコンを2倍にして撮影(35mm換算すると1600mm)。1600万画素の1/4で400万画素になるのかな。GX85で撮影する時は割り切ってるので1.4倍まではけっこう普段から使ってます。

 

実際こんな感じ(iPhoneで撮影)

 

タイヨウチョウ

ヒメコノハドリ

オリーブヒヨドリ

ムナオビオウギビタキ

クロラケットオナガ

コビトウ @100mm

コビトウ @400mm

コビトウ @800mm(デジタルテレコン2倍)

このコビトウはいつもこの木に止まってて、よくFujifilm X-T5にタムロン150-500でも撮影しますが解像度は別として、Lumix GX85の方が綺麗に写ってくれます。理由はGX85は空や海の青がちゃんと残ってくれて写真として成立させてくれるからかも知れません。この部分がGX85の写りで特に気に入ってるところです。

 

群れで飛んでるコビトウ

バンプー保養地にて @400mm

バンプー保養地にて @100mm



早朝8時頃からタイのサムットプラカーンにある『バンプー保養地』で橋の上や両脇にあるマングローブの林の方へ行ったりと、Lumix GX85(GX7MK2)にPanasonic Leica 100-400mm f4-6.3の超望遠ズームレンズを付けたカメラを持って延々と野鳥を探しながら撮影しました。カモメの大群が集まってくる事で有名な『バンプー保養地』ですが、シーズンじゃないのかこの日はカモメもそれ以外の野鳥も少なく、少し手こずりながらの撮影となりました。。


まぁとにかく撮影して思った事はカメラとレンズが軽い!もうこれに尽きるんだけど、ほんと軽い。橋の上から身を乗り出して海に向かってカメラをぐっと両腕で前伸ばししながら撮影してても疲れないぐらい軽いです。シングルAFで飛んでる野鳥を追いかけられたのもこの軽さのお陰かも知れない。ただ解像感という部分では1600万画素のLumix GX85(GX7MK2)に100-400mmではちょっと物足りない。仮に2000万画素のGX7MK3でも同様に物足りなかったんじゃないかとは思うけど。


Panasonic Lecia 100-400mmを使って】

おーいお茶と・・・


これはファインダー覗いた瞬間から感じた事で、Panasonic Leica 100-400mm f4-6.3はフルサイズ換算で言うと800mmのレンズだけど400mmは400mm。逆にフルサイズのα7CIIに200-600mm(SEL200600G)を付けて同じこの場所で撮った時はLecia100-400mmより画角は広くても(つまりファインダーに写る鳥は小さく見えても)、飛んでる野鳥自体は自分のもっと近くにいるように感じた。換算だろうが何だろうが400mmは400mm。600mmは600mmなんだと体感としてすごく感じた。『バンプー保養地』のように広い場所での野鳥撮影ならマイクロフォーサーズ機でもレンズそのものが500mmぐらいは欲しいかなという感じ。

 

<画質と写り>

画質というか、写りの質みたいなのがLecia 100-400mmはすごい良いなと感じた。ボケが綺麗。そして被写体の周りに色収差(パープルフリンジ)が全然出ない。これは高画素機、低画素機の違いもあるのかも知れないけど、X-T5にタムロン150-500mmでも、ソニーα7C IIに200-600mmでもけっこうどんなシーンでも色収差が出てしまう。パナライカと呼ぶんですか?パナソニックが出してるライカレンズは15mm f1.7もだけどすごい写りが優秀だと思う。

<レンズの操作感>

フォーカスリミッターもしっかりFullと5m~∞が付いてたり、AF/MFの切り替えスチッチもついてて機能的には問題無かったけど、フォーカスリングがびっくりするぐらい固くてズームを変えるのが大変だった。。それにマニュアルもトルクの移動幅が大きすぎて野鳥撮影だと止まってる鳥でもピント合わせが大変。これってパナソニックが動作検証とかしないまま販売したのかなって、、

<重量サイズ>

重量985g 全長172mm 最大径83mm。シグマから出てる100-400mm f5-6.3(1135g 全長197mm 最大径86mm)とかより一回りぐらい重量もサイズも小さいという感じだけど、レンズ径が小さいせいか見た目はそれ以上にかなり小さいレンズに感じる。ただ持った時のずっしり感はそれなりにあるので、GX85なんかの小さいカメラボディと合わせて軽量なシステムという感じではあると思う。

 

【まとめ】

という事で、サブ機で使ってるLumix GX85(GX7MK2)にLeica 100-400mmをレンタルしての野鳥撮影。僕にとってはマイクロフォーサーズ機での初めての野鳥撮影でしたが、広いフィールドでの野鳥撮影はレンズラインナップからもあまり得意ではないのかな?という体感での印象でした。そもそもLumix GX85(GX7MK2)は野鳥撮影には向いてないかなって。。ただ比較的至近距離での撮影では(最初のナンヨウショウビン)、なかなか良いのが撮れたなと思います。AF性能もしっかりしたOM-1とか最新機種だったら至近距離での野鳥撮影にマイクロフォーサーズは向いてるかも知れません。


まぁ野鳥撮影に向いてはいないけど一度試してみたいなと思うぐらいにはLumix GX85(GX7MK2)のAF-SでのAF性能は普段使っててもすごい良いので、Lumix 100-300mmとかのズームレンズが中古で安く見つかったら、旅行用に買っても良いかなと少し検討中です。Leica 100-400mmはさすがに高いんで。。


カメラを持ってフィールド出ればそれが野鳥撮影。

 

Lumix GX85 (GX7MK2) / Lecia 100-400mm f4-6.3



▼このカメラとレンズで撮りました。

▼100-400mmのⅡ型はこちら

 

ルミックスGX7MK2で野鳥撮影してみました。でした。

 

▼『バンプー保養地』でX-T5

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▼『バンプー保養地』でα7C II

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フジの野鳥撮影【2024年上半期ベスト写真】

フジフイルムX-T5にTamron 150-500mm F5-6.7の超望遠ズームでの野鳥撮影。2024年1月~6月の上半期に撮影した僕のベスト写真です。

第1位 カワセミの飛翔

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yotarosuite/20240306/20240306041233.jpg@F/6.3 1/2500s ISO-3200 474mm (35eq.711mm)


タイはカワセミのいる場所が少なくて、しかも数カ月のシーズンを過ぎるとどこか他の場所へ飛び去ってしまうので撮影の機会そのものにとても苦労してます。そんな中でもシーズン中に毎日のように早朝から撮影しにいって撮った一枚。しょー-じきフジのカメラでの野鳥撮影で僕が一番苦労してるのがカワセミの飛翔を追いかけることで、X-T5のAFの効きは決して良いとは言えないです(なのでマニュアルで追いかけることも多い)。。

ただシーズン過ぎたあとぐらいにX-T5の「AF性能の改善」に関するファームウェアアップデートがあってそこからAFの食いつきが大分上がったので、来シーズンはもっと良い写真が撮れるんじゃないかと期待はしてます。とりあえず現時点の僕がX-T5にTamron 150-500mmのレンズを使って一番よく撮れたカワセミの飛翔写真です。(2024.02.06)

 

第2位 ハリオハチクイ飛翔

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yotarosuite/20240122/20240122153046.jpg@F/6.3 1/2500s ISO-1250 408mm (35eq.612mm)

僕の野鳥撮影のメイン「ハリオハチクイ」の水辺での飛翔写真。今はちょうどシーズンじゃないので撮影できてませんが、タムロン150-500mmを使ってるのはこのハリオハチクイの飛翔を少しでもベストで撮るためで、AFに不満がありながらもフジのカメラで野鳥撮影を続けてるのはフジで撮るハリオハチクイの写真の色が好きだから。フジのカメラってリアルな写りと絵的なののちょうど中間みたいな写りをしてくれる感じがするのですが、それが個人的には一番好みです。

ハリオハチクイは莫大な量の写真がパソコンの中にありますが、2024年上半期はこの写真がいちばん良く撮れたのかな~って(1枚だけ偉ぶって難しいですね、、)。「キツネの人」で有名な写真家の井上浩輝さんのように「ハリオハチクイの人」っていつか呼ばれるのが僕の目標です、、 次のシーズンは9月中旬ごろからですかね。(2024.01.04)

第3位 綺麗に撮りたいコビトウ

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yotarosuite/20240419/20240419134021.jpg@F/9 1/100s ISO-125 408mm (35eq.612mm)

海と川との境にあるタイのサムットサコーンの田園地帯で撮影した小さなカワウ「コビトウ」の写真。コビトウは警戒心がかなり強くて近くまで寄って撮影出来る機会は普段ないのですが、田園を車でトロトロ走ってたら真横にいて、そっとドアを少し開けて撮影しました。いつもは『真っ黒』って感じの遠くからのコビトウしか撮れた試しがありませんが、この時だけはコビトウの表情が綺麗にちゃんと撮れたんじゃないかと思います。

いろいろな野鳥を撮ってきてますが、僕はいつもコビトウにすごいシンパシーみたいなのを感じます。僕と同じで決して主役じゃないからでしょうか、、(2024.04.15)

第4位 トンビの集まる田園地帯

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yotarosuite/20240416/20240416202700.jpg@F/6.7 1/800s ISO-1000 500mm (35eq.750mm)

上のコビトウと同じに日に同じ場所で撮影したシロガシラトビの写真。どちらかと言えばトビの撮影の方がメインでサムットサコーンの田園地帯には足を運んでて、2ヶ月に一回程度は必ず行ってるような気がします。

この場所の好きなとこは圧倒的にリアルなとこ。自然公園のように綺麗な緑に囲まれた敷地の中での撮影ではないので、電信柱が写真に写り込んでしまったり多少の目星はあっても、いつもこの場所にこの鳥がいるのようなスポットがあるわけでは無いけど、それすらもリアルな鳥の行動のような感じがして、ここで撮れる野鳥はほんとの意味での野鳥の写真な感じがしています。ちなみにX-T5のAFではトビの飛翔はギリ追いかけてくれるという感じです。(2024.04.15)

第5位 いのち彩りムネアカゴシキドリ

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yotarosuite/20240708/20240708121053.jpg@F/7.1 1/1250s ISO-1250 421mm (35eq.631mm)

いつも野鳥撮影で訪れる比較的家から近い自然公園で撮影したムネアカゴシキドリの写真。ヒナにエサを与えるためにエサ探しをしてる時の様子を撮った一枚で、地べたに座って上を見上げながら手持ちで撮影しましたが、この一枚がすごい解像感良く撮れて絵としての写真はこの日撮った他の写真がお気に入りですが、解像感だけで言えばこの写真が一番のお気に入りなのでこの写真を選択。

やっぱりフジの中では4000万画素のAPS-C高画素機という部分も重視して使ってるX-T5なので、解像感良く撮れたら単純に嬉しくはなります。(2024.05.26)

 

番外 ミツユビカワセミの撮影

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yotarosuite/20240410/20240410164912.jpg@F/8 1/25s ISO-2500 500mm (35eq.750mm)

写真の出来としては番外ではありますが、野鳥撮影に興味を持ち出した頃から一度は撮ってみたいと思ってたミツユビカワセミ。タイ最大の野鳥王国「ケーンクラチャン国立公園」(その時の記事はこちら)に今年の4月泊まりで行って撮影してきました。


僕の好きな海外の生物写真家さんが撮った写真ですっごい幻想的な森の中で佇むミツユビカワセミの写真があって、僕も同じようなのが撮りたいと息巻いてたのですが・・・ミツユビカワセミのいた森の中がすごい暗くて、シャッタースピードを落として撮るだけでもやっとで期待してたほどの写真を撮ることができませんでした。。機会があればまた撮りに行くかも知れませんが、撮りに来てた人の数もすごくて(まぁミツユビカワセミは特に人気)、そこにまた混ざって撮りたいかは謎です。(2024.04.06)

 

という感じで、フジの野鳥撮影【2024年上半期ベスト写真】でした。

 

こちらのカメラとレンズで撮影

▼レンズ保護フィルターはK&F Concept使ってます。

▼FUJIFILM画質完全読本

 

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ようこそ『野鳥撮影の世界』へ


タイに住んでる僕が野鳥撮影を始めてからこれを書いてる時点でもうすぐ2年。野鳥撮影を初める時に買ったフジの望遠ズームレンズ「XC50-230mm f4.5-6.7 OIS II」を軸にフジのカメラで始まった僕の野鳥撮影を書いてみようと思います。フジのカメラでもそれ以外でも僕と同じように野鳥撮影をしてる人や、これから野鳥撮影を始めようと思ってる人の何か感じる記事になれば嬉しいです。

 

Fujifilm X-E4にXC50-230mm f4.5-6.7

 

「僕の野鳥撮影はこうして始まった」

野鳥撮影を始める人は『野鳥撮影のためにカメラを買う人』と『今持ってるカメラで始める人』の大きく分けるとこの二通りなんじゃないかと思う。僕の場合は後者で、僕は音楽活動をしていて、ライブハウスで一眼レフやミラーレスカメラを持ってライブ写真を撮ってる人たち見て、僕も同じように他のバンドのライブ写真を撮ってみたいと思ってフジフイルムのX-E4を購入した(一眼レフのNikon D80は持ってましたが)。


野鳥を撮ってみようと思ったのは些細なキッカケで、僕の住むコンドミニアムの部屋のベランダから毎日のようにツバメやカラスの飛んでる姿が見えて「このカメラでも撮れるのかな?」と。野鳥を撮る事を想定して買ったカメラでもないし、手元にはXC15-45mmとXF35mm f1.4のレンズしかなく焦点距離の長いレンズは持ってなかった。フジで野鳥撮影に向いてるレンズとなると当時はXF100-400mm f4.5-5.6と、XF150-600mm f5.6-8の超望遠ズームの2本ぐらいしか無くて、どちらも値段は20万円以上。今となってはレンズの値段にも慣れてしまった部分はあるけど、当時の僕にはとてもじゃないけど「野鳥を撮ってみたいからじゃぁ買おう」と思えるような値段では無かった。

 

高いレンズは買えない、だけど野鳥は撮ってみたい。そこで僕が野鳥撮影用に最初に買ったのがフジのキットレンズでもある望遠ズーム「XC50-230mm f4.5-6.7 OIS II」。『野鳥撮影は600mmで標準レンズ、最低でも400mm以上』と言われたりもするけど、XC50-230mmは35mm換算で望遠端345mm。400mmには少し足りない。それでも手持ちのレンズよりは十分長くて見た目にも大きなレンズ。何より値段が安かった。

 

X-E4に装着するとけっこう大きい


▼XC50-230mm f4.5-6.7 望遠ズーム

 

新品でも実売価格で5万円ぐらい。以前まではフジのカメラとセット販売されてたレンズの一つで、カメラを買った後にこのレンズだけ売る人も多かったせいか僕が住むタイでは中古が多く出回っていて、僕はすごい安い値段で手に入れることが出来た。日本でも中古で沢山出てるし望遠域のズームレンズと考えれば新品でも十分安い値段だと思う。フジ以外のカメラでもこういう比較的安いズームレンズが出てるはず。

 

野鳥との距離はそれなりにあるので多少なりとも長いレンズは買わないと始まらない。僕はこうして望遠レンズを手に入れて、僕の野鳥撮影が始まりました。

 

「鳥が撮りたくて」
Fujifilm X-E4 / XC50-230mm f4.5-6.7

ベランダから見える夕暮れ時のビル群を飛び回るツバメたち。XC50-230mmを買ってからの数日は毎日ベランダに出ては遠くのツバメたちを撮ってました。(2022.08.24)

「ハイウェイのカラス」
Fujifilm X-E4 / XC50-230mm f4.5-6.7

ベランダから見えるハイウェイを追いかけっこするように飛んでいく二羽のカラスをレンズで追いかけながら撮影した一枚。多分これが僕が撮った最初の飛翔写真。写真の出来とか抜きに飛んでる鳥が撮れた事がこの時は嬉しかった。(2022.08.24)

「サファリワールドのフラミンゴ」
Fujifilm X-E4 / XC50-230mm f4.5-6.7

“鳥と言ったら動物園”だろうと、バンコク郊外にある『サファリワールド』に行って撮影したフラミンゴ。この頃は正直、どこにいるのが野鳥でどこにいるのは野鳥じゃないみたいな概念も無かったし、そもそも野鳥がどこにいるのかもよくわからなかった。ただ僕が撮りたいのはこういうのじゃなかったようで動物園に行ったのはこの一回きり。でもトラやイルカもいて動物園は普通に楽しかった(2022.09.12)

 

バンプー保養地のアジサシ」
Fujifilm X-E4 / XC50-230mm f4.5-6.7

沢山のカモメが集まることで有名な『バンプー保養地』で撮影したアジサシの飛翔写真。AFが追いつかずマニュアルで撮影。当時はこれが撮れた事が、初めて野鳥の飛翔写真らしい飛翔写真ですごい嬉しかったのを今でも覚えてます。(2022.11.18)

 

「優雅にユリカモメ」
Fujifilm X-T5 / XC50-230mm f4.5-6.7

アジサシの写真と同じく『バンプー保養地』で撮影。ただしカメラはX-T5。同じレンズでもカメラでAF性能も解像感も大分違う。この撮影の頃から僕はカメラをX-E4から今も使ってるX-T5に替えて、その後レンズも新しくしてと、僕の野鳥撮影心が本気になっていく分岐点のような時期だったんじゃないかと思う。(2022.12.09)

 

「フクロウ -交流-」
Fujifilm X-E4 / XC50-230mm f4.5-6.7

時系列で言ったら動物園に行った後ぐらい。今でも野鳥撮影で訪れるタイのバンコクにある自然公園『ロットファイパーク』で野鳥撮影をしてたタイの人たちの集まりに混ぜてもらって一緒に撮影したフクロウの写真。僕はこの時初めて飛翔シーンは連写して撮る事や、野鳥が飛んでくる位置を想定しての置きピン撮影なんかを教わって知りました。この日の撮影が後の僕の野鳥撮影でも大きな一日となって、撮影ツアーに誘ってもらったり、先月行ってきたばかりのタイ最大の野鳥王国「ケーンクラチャン国立公園」も、この時に出会った人にガイドさんを紹介してもらって撮影しに行ってきました。(2022.10.03)

 

ケーンクラチャン国立公園での野鳥撮影

www.monokiri.net

 

XC50-230mmで野鳥撮影してた頃

 

「野鳥撮影の世界」へ

僕はXC50-230mmの望遠ズームでいろいろな所に行っていろいろな撮影を体験して、決してベストと呼べる性能のレンズでは無かったけど、その都度、自分のできるベストな撮影をこのレンズで心掛けたし、AFが追いつかない時はマニュアル撮影など工夫もした。もちろん最初から高い良いレンズを買ってたら必要のない努力だったかも知れないけど、段階を踏んだことで僕は野鳥撮影の方法や、カメラやレンズの使い方(価格に対する理解も)、そして自分に何が足りて何が足りないのかなどいろいろな理解度が格段に増したんじゃないかと思う。


何より、野鳥が撮ってみたいと思ったその時の僕がすぐに手に入れられるレンズがこれで少しでも早く野鳥撮影を始めたかった。写真は撮れば撮るほど上手くなるのなら、少しぐらい焦点距離が短いレンズだってそれを持って早く始めた方がそれだけ早く上達できる。見た事ない野鳥との出会いも今この時だけかも知れないし、同じ趣味や情熱を持った人との出会いだってもしかしたら今しか無いのかもしれない。

 

XC50-230mmを僕は半年ほど使ってレンズを買い換えた(今はX-T5にタムロン150-500mm f5-6.7)。XC50-230mmでその時の僕が撮れるベストは撮れるだけ撮ったし、次にステップアップしても良いと思えるとこまではこのレンズで僕自身を引き上げた。野鳥撮影の初めてのレンズに「XC50-230mm f4.5-6.7 OIS II」を選んだことは今でも良かったと思ってる。フジに対する僕の愛着はこのレンズとの時間がとても濃かったからなんじゃないかとも思う。

ちなみにXC50-230mm f4.5-6.7のAFは速くありません。焦点距離もここ一番やっぱり足りない。その後XF70-300mmにしたら「こんなにAFスピード違うの??」ってぐらいには違ったので、、今なら予算に少し余裕があるなら最初から400mm以上の「シグマ100-400mm f5-6.3」なんかを選んでも良いかもしれない。それでもフジのカメラを使うならフジのレンズで一度はフジの写りと色を知っとくべき(これは他のカメラメーカーでも同じだと思う)。単純な写りだけならXF35mm f1.4を望遠にしたようなXC50-230mmのフジらしい写りは今でもとても好きです。

 

最後はXC50-230mmで撮影した写真を何枚かアップして終わりにします。

 

 

田園のシラサギ

アジサシの帰路

シロガシラトビ

▼下の写真5枚は「FUJINON LENS GALLERY」に掲載されました。

大きな生き物「ニタリクジラ」

野生のゾウ

本気のユリカモメ

逆光の中で

フクロウの森
(僕の一番のお気に入りです)

 

▼XC50-230mm f4.5-6.7 望遠ズーム

▼今使ってるカメラです。



ようこそ『野鳥撮影の世界』へでした。



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フジの野鳥撮影「雨の日のナンヨウショウビン」

雨の日のナンヨウショウビン


タイのサムットプラカーンにある『バンプー保養地』での雨の日のフジフイルムX-T5にタムロン150-500mmの超望遠ズームでの野鳥撮影。バンプー保養地は沢山のカモメが集まってる来ることで有名な海上橋がある場所で(この日はカモメは一羽もいませんでしたが)、その両側には大きなマングローブ地帯があってバンコクからも近いタイの野鳥撮影スポットの一つでもあります。

 

オオメダイチドリ


雨にも負けず、風にも負けず。僕がだけど、、バンプー保養地に車で向かってる最中から雨が降り出して家を出る前だったら行かなかったけど、そのうち雨も止むだろうと。傘をさしながら雨の日のナンヨウショウビンを撮影。

 

X-T5にタムロン150-500mm f5-6.7


傘はさしててもカメラに水滴は着きます。。フジのカメラで防塵・防滴仕様なのはX-H2やX-H2SなどのX-Hシリーズ。それと僕が使ってるX-T5なんかのX-Tシリーズ。X-Proも防塵・防滴仕様みたい。それとGFXシリーズ。防塵・防滴仕様は『防水』という意味では無いようだけど、少しの雨ぐらいは平気だろう。と言うより、一切の水滴もダメだったら防滴仕様の意味がないので、僕は少しの雨程度ならカメラを使ってます。ただ僕が使ってるタムロン150-500mmの超望遠ズームの方は防塵・防滴仕様でもない『簡易防滴構造』という仕様なのでカメラ以上に信頼度は低いです..

カメラやレンズのこういうのってイヤホンなんかと違ってメーカーの表記や説明も曖昧で実際どれぐらいの水滴までOKなのかが分かりづらい。フジもネイチャーカメラを推していくならもっと分かりやすく明記してほしいかも。

 

雨の中活発に魚を捕まえてました。


ところで、雨が降ってる日は休みの日でも人が少ないので撮影がしやすいです。雨が上がった後もこの日はカメラ持って撮影してる人自体も一人二人と少なかった。それと、雨上がりは一斉に野鳥たちがマングローブの林の中から外に顔を出すので、野鳥撮影だけで言えば逆に雨の日は撮影日和なのかも知れません。

 

雨上がりのシラサギ

空高く飛ぶカワウ

アジアコビトウ

真上のヒコウキ

僕の好きなインドトキコ

ナンヨウショウビン

オオバンケンバンケン

ササゴイ

ジャワアカガシラサギ

ダイサギ

セイタカシギ

シロハラクイナ

キンパラ

オオトカゲも・・


雨上がりでマングローブの林の中は大量の蚊がいて入っていくのは断念。マングローブ外側の道をカメラを持って延々と歩きながら野鳥撮影をしました。

マングローブの外側を歩きながら

こんな所にもナンヨウショウビン



「フジのAFについて(追記)」

リュウキュウツバメ


バンプー保養地の海辺を飛んでたリュウキュウツバメ。一瞬だったので少ししか試せなかったけど、こないだX-T5の最新ファームウェアアップデート(記事はこちら)があってから、フジのAFが思ってたよりアップデートされてる感じがします。ピントの合う速さも追従性も実感できるレベルで良くなってると思います。今までカワセミやハリオハチクイの飛翔撮影ではマニュアルとAFを駆使しながら撮影してましたが、これならフジのAFだけでも撮りきれるかも知れません。


▼アップデート前に撮影したハリオハチクイ

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yotarosuite/20240113/20240113203422.jpg




【雨の日の野鳥撮影】

雨にも負けず、風にも負けず


という事で、雨の日の野鳥撮影。敢えて雨の日に撮影しに行こうとは思わないけど、降ったら降ったでいつもとは違う野鳥写真が撮れたりするので、それもまた一つの撮影機会なのかも知れません。ただ自分のカメラとレンズが実際どの程度の防滴効果があるのかはちゃんと知りたい。ユーチューブ動画なんかで雨の日の撮影や、海外なんかだとカメラを水洗いしてるネタのような動画まであるけど(一応使えてるみたい)、水での故障ってカメラに限らずだけどけっこうどのメーカーも修理保証が冷たかったりしますよね。

この点はカメラメーカーなりレンズメーカーなりが防滴効果の程度をちゃんと明記してくれないと、こっちとしてはどこまで使って良いのかのOKラインがわからない。とりあえず心配ならカメラ用のレインカバーでも買っとけという話かも知れないけど、雨って急に降り出したりもするし、ただでさえカメラや三脚で荷物なのに傘やレインカバーまで毎回一緒に持ち歩くわけにもいかないから。。今では当たり前に防水規格を表記してるイヤホンがあるけど(フィットネスの時にイヤホン使う人が増えたのが大きいと思う)、けっこう前までは適当だったので、カメラなんかもどこかのメーカーが先陣切ってミラーレスカメラにも表記付けしてくれると有難いなと思ったりもします。

 

▼望遠レンズ用レインカバー

 

 

 

 

▼このカメラとレンズで撮りました。

▼フィルムシュミレーションはこれでマスター

 

フジの野鳥撮影「雨の日のナンヨウショウビン」でした。

 

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ソニーα7C IIで野鳥撮影してみました。



ソニーで野鳥撮影」

普段フジフイルムX-T5にTamron 150-500mm f5-6.7の超望遠ズームでタイで野鳥撮影をしてますが、ソニーの「α7C II」をレンタルして触るのも撮るのも初めてソニーのカメラで野鳥撮影してみました。

 

Sony α7C II / FE 200-600mm F5.6-6.3


レンタルしたのはα7C IIと、ソニー純正のFE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS (SEL200600G)超望遠ズームレンズ。なんでα1じゃないんだ?と言うと単純にタイのレンタルショップでα1が置いてなかったからです。それとソニーの超強力な被写体認識と話題の「AIAFシステム」を一度試してみたかったので、AIAF搭載のSony α7C IIをレンタル。

ちなみにタイはカメラレンタルがなかなか良い値段する上に、通常外国人は借りられません(なので毎回タイ人の奥さん名義でレンタル)。そしてデポジット(保証金)がとんでもなく高い.. 今回はカメラとレンズでデポジットは約25万円。。

 

手前がFujifilm X-T5。奥がSony α7C II

ズームを仕舞った状態だと大きさはけっこう違う


ソニーのSEL200600G超望遠ズームは野鳥撮影してるとちょくちょく見掛けるレンズですが(知り合いも何人か使ってます)、α7C IIは野鳥撮影で使ってる人を見た事はありません。一番の理由は連写性能が若干少ないからなのかなと。電子先幕でも電子シャッターでも10コマ/1秒(X-T5は15コマ、電子シャッターだと20コマ)。しかも非圧縮RAWやロスレスRAWだと6コマになってしまうので、10コマ/1秒で連写させたいならJPEGか圧縮RAWで撮影することになります。

サイズ感は僕のFujifilm X-T5にタムロン150-500mmをズームさせた状態よりレンズが少し長いぐらいで撮影中の感触は重さ含めそこまでは変わらない。ただSEL200600Gはインナーズームでズームが短くならないので撮影中は良いけど、持ち運びの時はそれなりに荷物になります。カメラ本体はα7C IIの方がX-T5より一回りぐらい小さい。。フルサイズ機でこの小ささはすごいなと。。


という事で、アップデートしたX-T5(記事はこちら)で撮影しに行った「バンプー保養地」に、またまた行ってSony α7C IIにFE 200-600mmで撮影した写真です。

 

コルリ

ヒヨドリ

ムジセッカ

クロハラアジサシ

ユリカモメ

バンプー保養地にて(iPhone 11)


ふぅ。。。。初めてソニーのカメラで野鳥撮影したけど御見それしました。。如何せん初のソニー機で、しかも日本語無しの英語表記のα7C II(海外のソニー機は日本語無し)なので、ネットで日本語の説明書を見ながらのカメラ設定で完璧に設定しきれてない部分もあるけど、一番上のユリカモメの顔の写真でもう勝負はついた感じ。ソニーのカメラ想像してたより大分凄かった..

普段フジのカメラで野鳥撮影してる僕がソニーのカメラで野鳥撮影をしてみて感じた素直な感想を書いてみます。

 

【AFについて】

ユリカモメやアジサシの飛翔だけで言えば、一度フォーカスしたらフレームから外れるまでどんな状況だろうとAFが放さない感じ。SEL200600Gの超望遠ズームのレンズ性能が良いことも理由かなと思うけど、普段僕が使ってるフジ用のタムロン150-500mmだとフォーカスリミッターで焦点距離を制御しないと野鳥の飛翔にピントがなかなか追いつかないけど(これはフジ純正の超望遠ズームでも同じ)、SEL200600Gはフォーカスリミッターの制御無しの状態でも十分追いついてくれる。なので距離を意識することなく、遠くの方でも超至近距離でも飛んでる鳥を撮影することができる。レンズを野鳥に向けて一番最初に「おー」って驚いたのがこれ。


逆に木に止まってる枝被りがある状態の野鳥にAFを合わせるのはソニーは少し苦手な感じがした(何回かトライしないと合いにくい)。それと木の枝にいる野鳥の急な飛び出しにもソニーのAIAFなら手放しでトラッキングしてくれてシャッター押すだけで良いのかと思ってたけど、そういうわけでは無いみたい。ちゃんとAFを合わせながらカメラも一緒に振らないといけない。ただAFが合うスピードは確かに速い。

<描写力>

これはフルサイズとAPS-C機の違いとか、単純なレンズ性能もあるのかも知れないけど、フジのX-T5に比べて大分描写力が上だなと思った。特に一番上のユリカモメの顔の写真。「バンプー保養地」はフジのカメラに超望遠ズームで何度も撮影に訪れてる場所だけど、こんなユリカモメの顔の描写は一度たりとも撮れた試しがない。撮ってて思ったのが鳥の羽毛とかとても細かく繊細に描写してくれるなと。最初はAFの性能が良いからなのかなとも思ったけど、止まってる鳥でも同じだからソニーのカメラ性能なんだと思う。仮にレンズ性能だとしたらフジで同じレベルで撮れる超望遠域のズームレンズは一つもない。


<色表現>

ソニーは繊細な線の描写力と光で写真を表現してる感じがした。それに比べてフジは色と雰囲気で写真を表現してる感じ。なので単純に葉っぱの色だけを比べたらフジの方が綺麗だなと感じる部分もある。ただ線や光も含めた視覚要素をトータルするとソニーの写真の方が綺麗だと感じるように思う。それとRAWデータを現像してて思ったのが、ソニーの写真はフジのように色で追い込んでいく必要がないので編集がしやすい。唯一気になる点としてはソニーで撮った写真は全体的に青味が強く、野鳥に生気みたいなのがあまり感じられない。特にアジサシの写真なんかは、水分ゼロのカラっカラな感じがする。編集の時に青味を落とせば良いという事でもなく写真の中の色々な要素が絡んでそう感じるんだと思う。この点についてはフジの写真の方が生気を感じる。ただ生物写真ではとても重要な点ではあるんだろうけど、正直フジの強みはこの一点だけなのかなとも感じた。

 

【α7C IIの操作感について】

ボディはX-T5よりも小さい


最初触った時はX-T5に比べて軍幹部のダイヤルとかも少ないし操作しにくいのかなと思ったけど、実際撮影すると全然そんな事はなくて、逆に野鳥撮影中の単射、連写の切り替えなんかは右手だけで操作できたりと、とても使いやすかった。シャッターもボタンが平ぺったくて押しやすいし、X-T5に比べて自分で操作するようなアナログ的要素は少ないけど、ボタンの配置や撮影していてとてもバランスの良いカメラだなと思った。

<連写性能>

10コマ/1秒と僕の使ってるX-T5よりも連写性能は低いけど(X-T5は15コマ、電子シャッター20コマ)、撮ってる特に差ほどコマ数の少なさは感じなかった。多分AFの食いつきが良いから10コマでもしっかり撮れるんだと思う。それと連写でのバッファ詰まりや、カメラの熱警告も全く出なかった。日本で言えば真夏の一番暑い日みたいなタイでの野鳥撮影でX-T5だと熱警告が出ない日が無いんだけど(撮影中にカメラをOFFにして休ませることは良くある)、α7C IIはこんな小さなボディで熱に強いなと思った。

<ノイズ>

撮影してて一番感じた事だけど、α7C IIがなのかどうかはわからないけど、ISOを抑えて撮影してもけっこうノイズ乗るなと思った。この点は明らかにX-T5よりも出るなと感じた。もしかしたら描写力が高い分、ノイズまではっきりと写ってしまうのかも知れない。Lightroomなんかの現像ソフトで強くノイズ処理を掛ければ除去する事は可能だけど、せっかくの繊細な描写部分まで甘くなってしまう。ディテールを残しつつノイズも少し残しつつで写真を完成させていく事になるのかなと作業しててそう感じた。

 

カメラの見た目云々は抜きにして、α7C II(と言うよりソニーカメラ)はとても良いカメラだなと思った。ただ連写性能の10コマ/1秒は、飛翔撮影(木の枝からの飛び出し等)によっては物足りないと感じると思う。それとメカシャッターは搭載して無い電子先幕(英語表記だとメカニカルシャッターとは書いてあるけど)と電子シャッターのみのカメラで、レンタルするまでその点が少し気になってたけど、実際撮影してみると電子先幕シャッターでの玉ボケが欠けるようなのも無く僕は全く気にならなかった。



【SEL200600Gについて】

FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS


タイでは野鳥撮影にソニー機を使ってる人がほんと多くて、そのほとんどの人がこのSEL200600Gの超望遠ズームを使っていて、これより上のクラスになるとソニーでは100-400mm F4.5-5.6とか600mm F4とかのGMレンズと呼ばれるレンズになるので、一瞬この200-600mmがスタンダードなレンズに思えてしまうけど全然そんな事はなく、フジのXF150-600mm f5.6-8や、フジの最上クラスのレッドバッジのXF100-400mm f4.5-5.6と比べても明らかにAF性能、解像力ともにワンランク上のレンズ。

焦点距離

フルサイズの600mmは、APS-C機のレンズで言えば400mm。僕が普段使ってるタムロン150-500mmはフルサイズ換算で言うと望遠端が750mmの焦点距離になるわけだけど、明らかにフルサイズの600mmの方が描写性能が上だった。カメラがフルサイズだろうがAPS-C機だろうがレンズが600mmなら600mm。画角が違うだけで500mmなら500mmの焦点距離なんだと改めて感じた。


<フリンジ>

SEL200600Gは被写体の境界部分なんかに紫色のパープルフリンジが出にくいレンズだと思った。これはフジの超望遠ズームと比べて現像ソフトでRAW画像を触っててすぐにわかるレベルで違った。個人的には写真の良し悪しの最後はフリンジ処理だと思っていて、その処理作業が格段に少なくて済む。レンズ性能が良いんだと思う。


SEL200600Gは撮っててとても良いレンズだったけど「フジのカメラに付けて撮ってみたい」という感情にはならなかった。あくまでソニー機に適したレンズなんだと思う。写し出す色味そのものは若干普通(光の表現は素晴らしい)でフジライクな感じじゃ無いのが理由かも知れない。ただもしソニーのカメラを買うなら間違いなく購入するレンズ。

 

【まとめ】

ソニーα7C IIをレンタルしてのソニー機での初めての野鳥撮影。言ってもソニーはα1とかα9とか上位機種が何台もあるわけで、僕が普段使ってるフジのX-T5は画素数や画像処理エンジンだけで言えば、フジのXシリーズ(APS-C機)の最上クラスの一つ。正直、フジとソニーでカメラ性能にけっこうな差があるんだなと感じた。


じゃぁソニーに買い替えるか・・?と、もし今の自分に問うならそこは正直迷う。レンズだけでも買ったり売ったりしながら選んだレンズが野鳥撮影以外にも何本か手元にあるし、X-T5の本体は別としても、タムロン150-500mmとか純正レンズじゃないレンズは売るときは大分安くなる。それにフジのカメラで達成したいと思ってた自分の中の目標みたいなものもある。その全部を放り投げてソニーに移行するかと言ったら実際問題なかなか難しい。ただカメラもレンズもソニーの方が上だなと感じたのは事実だし、これだけ何度も野鳥撮影に出掛けて、何度も何度も同じ野鳥を撮影してたら、さすがにカメラ側のたまたまとか偶然では無い事ぐらいはわかる。


一つ言えるのは、フジから仮にいつかX-T5の後継機X-T6が出たとしても相当スペシャルな性能でも積んでこない限り僕がそれを買う事は無いのかなと思う。前から一度ソニーのカメラをレンタルして試してみたかったわけだけど、僕の中で今後のフジのカメラでの野鳥撮影の落しどころを見つけるのに少し時間が必要そうです。。

 


▼このカメラとレンズで撮りました。

 

ソニーα7C IIで野鳥撮影してみました。」でした。

 

▼同じ場所でFujifilm X-T5での撮影はこちら

www.monokiri.net

 

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バージョン: 3.01『アップデートしたX-T5を持ち出して』



ついに!2024年4月25日、待ちにまった僕の使ってるミラーレスカメラのフジフイルムX-T5のファームウェアがバージョン3.01へのメジャーアップデートがありました(X-H2やX-S20も同様)。


▼フジフイルムX-T5ファームウェアページ

fujifilm-x.com


『フジの野鳥撮影』最大の難問オートフォーカス


先のフジフイルム新作発表会『X Summit 2024』の中でも告知されてたX-T5のファームウェアアップデート。今回12項目からなる大幅なアップデートでした。X Summitの中では新フィルムシュミレーション「REALA ACE」の搭載も告知されてましたが今回のアップデートには含まれず。が、そんな事は僕にとっては差ほど大きな事ではなく(いずれ搭載されるんだろうし)、僕にとっての一番の目玉は何と言ってもAF性能の改善!

AF性能の改善

1)フォーカスモードAF-Cにおいて、ピントを外しやすいシーンでのAF追従性が向上しました。

フジフイルム公式より


今までも何度かAF性能に関するアップデートがありましたが、強いて言うほどの違いも感じられず、やっぱりフジのAF性能は決して良いとは言えない。たーーだ!今回のファームウェアアップデートに関してはフジも相当力入れてくるだろうと思ってました。


“フジフイルムプライド”

理由はX-T5やX-H2なんかと同じ画像処理エンジン「X-Processor 5」を積んだフジの最高峰ラージフォーマットGFXの新型「GFX100 II」が2023年9月に発売されたこと。そして同じ画像処理エンジンを積んだフジの人気シリーズX100の新型「X100VI」が今年3月に発売されたこと。特に「GFX100 II」は、フジフイルムの心臓みたいなカメラだから、GFX用の500mm単焦点の発売も予定してる事やネイチャーフォトに力入れると公言してるフジが「GFX100 II」を出した今、AF性能の改善は相当力入れてくるだろうと想像してたからです。当然、同じ画像処理エンジンを積んでる僕のX-T5のAF性能も同様に改善されてくるだろうと。

という事で、X-T5をバージョン3.01にアップデートした週末の27日に朝からタイのサムットプラカーンにある『バンプー保養地』にタムロン150-500mm F5-6.7の超望遠ズームを付けて野鳥撮影に行ってきました。

 

マレーシアセンニョムシクイ

キビタキ

コサメビタキ

クロラケットオナガ

キバラタイヨウチョウ

チゴモズ

ノドグロサイホウチョウ

ハイバラメジロ

ムジセッカ

ナンヨウショウビン
@F/6.7 1/6400s ISO-2000 500mm (35eq.750mm)

クロハラアジサシ
@F/6.7 1/2500s ISO-640 500mm (35eq.750mm)

インドトキコ
@F/6.7 1/6400s ISO-800 500mm (35eq.750mm)

チャガシラカモメ
@F/9 1/2500s ISO-640 500mm (35eq.750mm)

ズグロカモメ
@F/6.7 1/6400s ISO-3200 500mm (35eq.750mm)

クロハラアジサシ
@F/6.3 1/6400s ISO-1000 334mm (35eq.501mm)

ユリカモメ
@F/6.7 1/2500s ISO-1600 500mm (35eq.750mm)

タイのバンプー保養地にて(iPhone 11)


カモメとアジサシの名前は若干怪しいですが、、それは置いといて「フォーカスモードAF-Cにおいて、ピントを外しやすいシーンでのAF追従性が向上しました。」のアップデートですが・・・

AF性能の改善は、ありました!!

撮っててはっきりわかるオートフォーカスの改善。ちょこまか動く小鳥たちの至近距離での撮影でもしっかりAFが追従してくれます(60点ぐらいだったのが85点ぐらいになった感じ)。カモメやアジサシの飛翔撮影では今までだったら途中でAFが外れてしまうのが、ちゃんと外れず追従し続けてくれます。撮ってた感覚としてカモメやアジサシだったら(なのでシラサギなんかの野鳥も)、ほぼすべての飛翔シーンでX-T5でもしっかり撮りきれるんじゃないかと思いました。撮ってて確かに感じる「AF性能の改善」。X-T5でのAF関係のアップデートでは今回が初めて実感としてちゃんと変化を感じれたかも知れません。

ただ、フジのAFこれで全てOKかと言われれば、そうは言えない部分もあります、、

 

<残念だったところ>

カモメやアジサシの飛翔でのAF追従性や、木の枝に止まってちょこまか動く小鳥たちの動きには大分AF性能が改善されたと思います。今回のアップデートで機能としては十分満足な領域になったんじゃないかなと。ただし木の枝からの急な飛び出しなんかでは今までとほぼ変わらず決して満足なAF性能になったとはいきませんでした..

▼こういった飛び出しシーン(キビタキ



AFの追従性は大幅に改善されたけど、AFの初動の速さとか瞬間的なキャッチ力という部分では、正直そこまでAF性能の改善は感じれなかった。アップデートしてまだ試せてないけどカワセミの飛び込みシーンなんかでは、今まで同様になかなか厳しいんじゃないかなと。AF追従性は上がったけど、AFスピードは差ほど変わってないように思います。

 

<良かったところ>

AFスピードは差ほど変わってないと言っても、AF追従性が向上した今回のアップデートでフジの野鳥撮影での出来る事の幅はぐんと広がったように思います。すばっしこい鳥でもAFがしっかり追従してくれるし、カモメやアジサシなんかの飛翔では撮っててAFのストレスはほぼ無く、撮れる撮れないで何度もトライするような撮影じゃなくて、撮影そのもにより集中できるようになったと思います。カワセミどうこうはあるけど、AF追従性は確かに上がった。X-T5もだけど、X-H2やX-S20で野鳥撮影してる人なら誰でも実感できるレベルの今回のアップデートだったと思います。

 

【まとめ】

Fujifilm X-T5にタムロン150-500mm f5-6.7


僕は特にここ最近、いろんな所に遠出して野鳥撮影をして、初めての場所で初めて出会う野鳥を前に一回、二回しかない飛翔の瞬間にX-T5を構えて感じた事は「フジのカメラはチャンスに弱い」。もうこれに尽きるし、その理由のほぼすべてがAF性能なんだと思う。

フジの掲げるネイチャーフォトに適したカメラ。自然での撮影は瞬間とのめぐり逢いなので、防塵防滴に適してようが、どこにでも持ち運べるボディサイズだろうが、色表現豊かなフィルムシュミレーションを搭載してようが、撮れなきゃ意味がない。今回のアップデートで確かにAF性能は上がったけど、それでもその一瞬を撮れるカメラにならないとネイチャーフォトでは意味がない。


100万円越えするフジの超フラグシップ機「GFX100 II」の名誉のためにも。フジフイルムというカメラメーカーの誇りのためにも。当然X-T5のためにも。そして数あるカメラメーカーの中からフジのカメラを選んだ僕も含まれる僕たちのカメラ選択に間違いがなかった事を証明するためにも、あと10回ぐらいアップデートしてくれても全然文句はありません。是非アップデートを繰り返してX-T5やX-H2(X-H2sも)、X-S20などの現在のカメラで成し遂げてほしいです。チャンスに強いフジのカメラを期待してます!

 

 

▼このカメラとレンズで撮りました。

▼フィルムシュミレーションはこれでマスター

 

バージョン: 3.01『アップデートしたX-T5を持ち出して』でした。

 

 

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今日のX-T5『タイの野鳥王国』

オオサイチョウ

「タイの野鳥王国」

赤と黄色と青色したミツユビカワセミが撮りたい。一度は来たかったタイ最大の野鳥王国「ケーンクラチャン国立公園」に行ってきました。ガイドの人の運転で皆んなで4WD車の後ろに乗って野鳥を撮影しながら山の頂上を目指し、夜は山頂のキャンプ場でテントで寝泊まりして星空を撮ってきました。非常に貴重な撮影ツアーになりました。

 

カザリショウビン(雌)

カザリショウビン(雄)

ギンムネヒロハシ

ハナジロコノハズク

クロエリヒタキ

ミツユビカワセミ

オナガヒロハシ

スンダベニサンショウクイ

アズキヒロハシ

ルリコノハドリ

ガマヒロハシ

アオバネコノハドリ

エボシヒヨドリ

ムナグロタイヨウチョウ

アカモズ

ルリコノハドリ

山頂のキャンプ場(XC15-45mm)

星景撮影(Samyang12mm f2)

天の川(深夜2時過ぎ)

山頂の日の出(タムロン150-500mm)

タムロン150-500mmで撮った朝景色

XC15-45mmで撮った朝景色

山頂の夕光(タムロン150-500mm)

山頂のダスキールトン

キャンプ場のミヤマヒヨドリ

4WD車に乗って山頂へ(iPhone

山道を歩き回って野鳥探し

オナガヒロハシの撮影

山頂のキャンプ場にて


フジフイルムX-T5に野鳥撮影はタムロン150-500mm f5-6.7の超望遠ズーム。星景写真はSamyang 12mm f2(マニュアルレンズ)にKenkoの星景写真用PRO1Dソフトフィルター。キャンプ場の撮影はフジ純正ズームレンズのXC15-45mm f3.5-5.6。移動中でのちょっとした撮影なんかはiPhoneで撮りました。

今回は山頂に向かう山道の途中、途中でカメラを持って野鳥を探しながら歩き回ったので、X-T5とタムロン150-500mmのサイズ感は大分持ってて楽で助かりました。ただ山の木って想像以上に高くまで伸びてて野鳥が上の方や奥の方にいると500mm(35mm換算750mm)では解像感良く撮るには望遠側が足りません。ただこれが仮にXF150-600mm f5.6-8の換算900mmだったとしても状況はほぼ変わらないと思うので、山の中では500mm使おうが600mm使おうがあまり変わらないかなと。それよりも山の中は砂埃がすごいのと、山頂の朝は雨じゃないのに撮影してると頭上の木から雨のように水滴が落ちてくるのでカメラとレンズの防塵防滴仕様はあるに越したことはないです。


星景写真用のソフトフィルターは大分前に日本からわざわざ取り寄せて購入したけど、ずっと撮影機会が無く今回初めてちゃんと使用。フィルターを付けてない状態より星がしっかり写ってくれてこのフィルターは大分良かったと思います。撮ってて楽しくてキャンプ場にいるほぼ全員が寝静まってる中、テントの外で何時間も熱中して星を撮ってしまいました(天の川が出る2時以降はみんな起き出したけど)。それと真っ暗闇の中、撮影してて思ったけどX-T5って赤外画面みたいな暗所表示ができたり、ISO1250で夜空の星がしっかり見えるほど液晶画面がブーストしてくれたりと(そこで星にピント拡大でピント合わせしてから実際の撮影するISOに変える)、結構星の撮影に使えるカメラだなと思いました。星景撮影は今回で二回目でしたが、多分僕ハマるような気がします。


Samyang12mm f2で撮った星景写真やXC15-45mmで撮ったキャンプ場での写真(Tamron150-500mmで撮った山の写真なんかも)はすべてJPEG撮って出しでトリミングも色編集もしてない写真です。編集をしたくないんじゃなくて、しなくても良いなと思っただけですが、タムロン150-500mmでの野鳥撮影は別としてもXF35mm f1.4やXF23mm f1.4の単焦点レンズで撮影した写真とかも後で色編集は結構するので、単純にXC15-45mmの素の写りが僕は好みなのかも知れません。星景写真の方は前回撮った時にすごい星空が青々としてそれがあまり好みじゃなく、今回は青くならないように試行錯誤しながら撮影しましたが良い色合いで撮る事ができたんじゃないかと思います。


ケーンクラチャンの野鳥撮影】

1年半前ぐらいからずっと来たいと思ってたタイ最大の野鳥王国「ケーンクラチャン国立公園」での野鳥撮影。超巨大な大自然の山の中でハンターのような野鳥撮影を僕はイメージしてましたが、、なんてことない、、1枚目のカザリショウビンからミツユビカワセミまではここに来たら誰でも撮ることができます。野鳥ではあるんだろうけど、守られた聖域みたいなスポットがあって、そこでじっと待っていれば向こうから撮りやすいところまでやってきます(基本どこでもスポットはあるけど、そのスポット感が他に比べて強かった)。シーズンという事もあって大砲レンズを持った人も家族連れ合わせると100人以上は優にいたんじゃないでしょうか。だからダメと言いたいわけじゃなく、想像してたのとは大分違ったという事です。ただオナガヒロハシ以降の野鳥たちは険しい山道を上がっていかないと出会えないし、現地ガイドの人が一緒じゃないとポイントも見つけずらいので、見つけた時の喜びはお目当てのミツユビカワセミよりも案外上だったかも知れません.. それでも自然豊かなタイと言えどもカザリショウビンやミツユビカワセミなんか滅多に見れる機会がないので、野鳥撮影が好きな方は一度は「ケーンクラチャン国立公園」を訪れてみるのはアリだと思います。僕自身、とても貴重な体験になったことは間違いないので。野生の熊までいました。


キャンプ場に現れた野生の熊


撮影:2024年4月6-7日

このカメラとレンズで撮りました。

▼星景写真に使用したレンズとフィルター

▼黒いX-T5には銀のレンズが似合う

 

今日のX-T5『タイの野鳥王国』でした。


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