MONOKIRI 35mm

フジフイルムのカメラを中心にモノ切りブログ

今日のX-T5『タイの野鳥王国』

オオサイチョウ

「タイの野鳥王国」

赤と黄色と青色したミツユビカワセミが撮りたい。一度は来たかったタイ最大の野鳥王国「ケーンクラチャン国立公園」に行ってきました。ガイドの人の運転で皆んなで4WD車の後ろに乗って野鳥を撮影しながら山の頂上を目指し、夜は山頂のキャンプ場でテントで寝泊まりして星空を撮ってきました。非常に貴重な撮影ツアーになりました。

 

カザリショウビン(雌)

カザリショウビン(雄)

ギンムネヒロハシ

ハナジロコノハズク

クロエリヒタキ

ミツユビカワセミ

オナガヒロハシ

スンダベニサンショウクイ

アズキヒロハシ

ルリコノハドリ

ガマヒロハシ

アオバネコノハドリ

エボシヒヨドリ

ムナグロタイヨウチョウ

アカモズ

ルリコノハドリ

山頂のキャンプ場(XC15-45mm)

星景撮影(Samyang12mm f2)

天の川(深夜2時過ぎ)

山頂の日の出(タムロン150-500mm)

タムロン150-500mmで撮った朝景色

XC15-45mmで撮った朝景色

山頂の夕光(タムロン150-500mm)

山頂のダスキールトン

キャンプ場のミヤマヒヨドリ

4WD車に乗って山頂へ(iPhone

山道を歩き回って野鳥探し

オナガヒロハシの撮影

山頂のキャンプ場にて


フジフイルムX-T5に野鳥撮影はタムロン150-500mm f5-6.7の超望遠ズーム。星景写真はSamyang 12mm f2(マニュアルレンズ)にKenkoの星景写真用PRO1Dソフトフィルター。キャンプ場の撮影はフジ純正ズームレンズのXC15-45mm f3.5-5.6。移動中でのちょっとした撮影なんかはiPhoneで撮りました。

今回は山頂に向かう山道の途中、途中でカメラを持って野鳥を探しながら歩き回ったので、X-T5とタムロン150-500mmのサイズ感は大分持ってて楽で助かりました。ただ山の木って想像以上に高くまで伸びてて野鳥が上の方や奥の方にいると500mm(35mm換算750mm)では解像感良く撮るには望遠側が足りません。ただこれが仮にXF150-600mm f5.6-8の換算900mmだったとしても状況はほぼ変わらないと思うので、山の中では500mm使おうが600mm使おうがあまり変わらないかなと。それよりも山の中は砂埃がすごいのと、山頂の朝は雨じゃないのに撮影してると頭上の木から雨のように水滴が落ちてくるのでカメラとレンズの防塵防滴仕様はあるに越したことはないです。


星景写真用のソフトフィルターは大分前に日本からわざわざ取り寄せて購入したけど、ずっと撮影機会が無く今回初めてちゃんと使用。フィルターを付けてない状態より星がしっかり写ってくれてこのフィルターは大分良かったと思います。撮ってて楽しくてキャンプ場にいるほぼ全員が寝静まってる中、テントの外で何時間も熱中して星を撮ってしまいました(天の川が出る2時以降はみんな起き出したけど)。それと真っ暗闇の中、撮影してて思ったけどX-T5って赤外画面みたいな暗所表示ができたり、ISO1250で夜空の星がしっかり見えるほど液晶画面がブーストしてくれたりと(そこで星にピント拡大でピント合わせしてから実際の撮影するISOに変える)、結構星の撮影に使えるカメラだなと思いました。星景撮影は今回で二回目でしたが、多分僕ハマるような気がします。


Samyang12mm f2で撮った星景写真やXC15-45mmで撮ったキャンプ場での写真(Tamron150-500mmで撮った山の写真なんかも)はすべてJPEG撮って出しでトリミングも色編集もしてない写真です。編集をしたくないんじゃなくて、しなくても良いなと思っただけですが、タムロン150-500mmでの野鳥撮影は別としてもXF35mm f1.4やXF23mm f1.4の単焦点レンズで撮影した写真とかも後で色編集は結構するので、単純にXC15-45mmの素の写りが僕は好みなのかも知れません。星景写真の方は前回撮った時にすごい星空が青々としてそれがあまり好みじゃなく、今回は青くならないように試行錯誤しながら撮影しましたが良い色合いで撮る事ができたんじゃないかと思います。


ケーンクラチャンの野鳥撮影】

1年半前ぐらいからずっと来たいと思ってたタイ最大の野鳥王国「ケーンクラチャン国立公園」での野鳥撮影。超巨大な大自然の山の中でハンターのような野鳥撮影を僕はイメージしてましたが、、なんてことない、、1枚目のカザリショウビンからミツユビカワセミまではここに来たら誰でも撮ることができます。野鳥ではあるんだろうけど、守られた聖域みたいなスポットがあって、そこでじっと待っていれば向こうから撮りやすいところまでやってきます(基本どこでもスポットはあるけど、そのスポット感が他に比べて強かった)。シーズンという事もあって大砲レンズを持った人も家族連れ合わせると100人以上は優にいたんじゃないでしょうか。だからダメと言いたいわけじゃなく、想像してたのとは大分違ったという事です。ただオナガヒロハシ以降の野鳥たちは険しい山道を上がっていかないと出会えないし、現地ガイドの人が一緒じゃないとポイントも見つけずらいので、見つけた時の喜びはお目当てのミツユビカワセミよりも案外上だったかも知れません.. それでも自然豊かなタイと言えどもカザリショウビンやミツユビカワセミなんか滅多に見れる機会がないので、野鳥撮影が好きな方は一度は「ケーンクラチャン国立公園」を訪れてみるのはアリだと思います。僕自身、とても貴重な体験になったことは間違いないので。野生の熊までいました。


キャンプ場に現れた野生の熊


撮影:2024年4月6-7日

このカメラとレンズで撮りました。

▼星景写真に使用したレンズとフィルター

▼黒いX-T5には銀のレンズが似合う

 

今日のX-T5『タイの野鳥王国』でした。


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