フジフイルムX-T5にTamron 150-500mm F5-6.7の超望遠ズームでの野鳥撮影。2024年1月~6月の上半期に撮影した僕のベスト写真です。
第1位 カワセミの飛翔
@F/6.3 1/2500s ISO-3200 474mm (35eq.711mm)
タイはカワセミのいる場所が少なくて、しかも数カ月のシーズンを過ぎるとどこか他の場所へ飛び去ってしまうので撮影の機会そのものにとても苦労してます。そんな中でもシーズン中に毎日のように早朝から撮影しにいって撮った一枚。しょー-じきフジのカメラでの野鳥撮影で僕が一番苦労してるのがカワセミの飛翔を追いかけることで、X-T5のAFの効きは決して良いとは言えないです(なのでマニュアルで追いかけることも多い)。。
ただシーズン過ぎたあとぐらいにX-T5の「AF性能の改善」に関するファームウェアアップデートがあってそこからAFの食いつきが大分上がったので、来シーズンはもっと良い写真が撮れるんじゃないかと期待はしてます。とりあえず現時点の僕がX-T5にTamron 150-500mmのレンズを使って一番よく撮れたカワセミの飛翔写真です。(2024.02.06)
第2位 ハリオハチクイ飛翔
@F/6.3 1/2500s ISO-1250 408mm (35eq.612mm)
僕の野鳥撮影のメイン「ハリオハチクイ」の水辺での飛翔写真。今はちょうどシーズンじゃないので撮影できてませんが、タムロン150-500mmを使ってるのはこのハリオハチクイの飛翔を少しでもベストで撮るためで、AFに不満がありながらもフジのカメラで野鳥撮影を続けてるのはフジで撮るハリオハチクイの写真の色が好きだから。フジのカメラってリアルな写りと絵的なののちょうど中間みたいな写りをしてくれる感じがするのですが、それが個人的には一番好みです。
ハリオハチクイは莫大な量の写真がパソコンの中にありますが、2024年上半期はこの写真がいちばん良く撮れたのかな~って(1枚だけ偉ぶって難しいですね、、)。「キツネの人」で有名な写真家の井上浩輝さんのように「ハリオハチクイの人」っていつか呼ばれるのが僕の目標です、、 次のシーズンは9月中旬ごろからですかね。(2024.01.04)
第3位 綺麗に撮りたいコビトウ
@F/9 1/100s ISO-125 408mm (35eq.612mm)
海と川との境にあるタイのサムットサコーンの田園地帯で撮影した小さなカワウ「コビトウ」の写真。コビトウは警戒心がかなり強くて近くまで寄って撮影出来る機会は普段ないのですが、田園を車でトロトロ走ってたら真横にいて、そっとドアを少し開けて撮影しました。いつもは『真っ黒』って感じの遠くからのコビトウしか撮れた試しがありませんが、この時だけはコビトウの表情が綺麗にちゃんと撮れたんじゃないかと思います。
いろいろな野鳥を撮ってきてますが、僕はいつもコビトウにすごいシンパシーみたいなのを感じます。僕と同じで決して主役じゃないからでしょうか、、(2024.04.15)
第4位 トンビの集まる田園地帯
@F/6.7 1/800s ISO-1000 500mm (35eq.750mm)
上のコビトウと同じに日に同じ場所で撮影したシロガシラトビの写真。どちらかと言えばトビの撮影の方がメインでサムットサコーンの田園地帯には足を運んでて、2ヶ月に一回程度は必ず行ってるような気がします。
この場所の好きなとこは圧倒的にリアルなとこ。自然公園のように綺麗な緑に囲まれた敷地の中での撮影ではないので、電信柱が写真に写り込んでしまったり多少の目星はあっても、いつもこの場所にこの鳥がいるのようなスポットがあるわけでは無いけど、それすらもリアルな鳥の行動のような感じがして、ここで撮れる野鳥はほんとの意味での野鳥の写真な感じがしています。ちなみにX-T5のAFではトビの飛翔はギリ追いかけてくれるという感じです。(2024.04.15)
第5位 いのち彩りムネアカゴシキドリ
@F/7.1 1/1250s ISO-1250 421mm (35eq.631mm)
いつも野鳥撮影で訪れる比較的家から近い自然公園で撮影したムネアカゴシキドリの写真。ヒナにエサを与えるためにエサ探しをしてる時の様子を撮った一枚で、地べたに座って上を見上げながら手持ちで撮影しましたが、この一枚がすごい解像感良く撮れて絵としての写真はこの日撮った他の写真がお気に入りですが、解像感だけで言えばこの写真が一番のお気に入りなのでこの写真を選択。
やっぱりフジの中では4000万画素のAPS-C高画素機という部分も重視して使ってるX-T5なので、解像感良く撮れたら単純に嬉しくはなります。(2024.05.26)
番外 ミツユビカワセミの撮影
@F/8 1/25s ISO-2500 500mm (35eq.750mm)
写真の出来としては番外ではありますが、野鳥撮影に興味を持ち出した頃から一度は撮ってみたいと思ってたミツユビカワセミ。タイ最大の野鳥王国「ケーンクラチャン国立公園」(その時の記事はこちら)に今年の4月泊まりで行って撮影してきました。
僕の好きな海外の生物写真家さんが撮った写真ですっごい幻想的な森の中で佇むミツユビカワセミの写真があって、僕も同じようなのが撮りたいと息巻いてたのですが・・・ミツユビカワセミのいた森の中がすごい暗くて、シャッタースピードを落として撮るだけでもやっとで期待してたほどの写真を撮ることができませんでした。。機会があればまた撮りに行くかも知れませんが、撮りに来てた人の数もすごくて(まぁミツユビカワセミは特に人気)、そこにまた混ざって撮りたいかは謎です。(2024.04.06)
という感じで、フジの野鳥撮影【2024年上半期ベスト写真】でした。
こちらのカメラとレンズで撮影
▼ケンコーの82mm使ってます。
▼FUJIFILM画質完全読本
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