タイのフジフイルムショールーム『FUJIFILM X-SPACE』に新発売のX-T50と、XF16-50mm f2.8-4.8の標準ズームレンズを見に行ってきた時に、フジのラージフォーマットGFX用の新型超望遠レンズ「GF500mmF5.6 R LM OIS WR」も置いてありました。
「GF500mmF5.6 R LM OIS WR」
35mm換算で396mm相当となるGF500mm f5.6。価格は60万円。高い。どうせ高いならF5とか少しスペシャルあっても良かったのになとは思いますが。しかしGF500mm f5.6、超望遠の単焦点レンズなのでけっこう重いのかなって何気なく持ってみたら、これがびっくりするぐらい軽い。数字上で見るとGF500mmが1375gで、僕の使ってるAPS-C用のタムロン150-500mmは1710gなのでコンデジ一個分くらいの重さの違いだけど、持った感じはかなりの違いに感じます。レンズボディの造りも良くて写りも良さげな雰囲気(SIGMA500mm f5.6のOEMらしいけど)。
ただ、このGF500mmでの野鳥撮影のレビュー動画を見ると、写りはとても良く感じるけど、飛翔撮影は最新のGFXでもまだまだ難しいのかな?という印象を受けます。(動画の中でハリオハチクイの飛翔もあるけどマニュアルかAFでも置きピンに近い形で若干力業で撮影してるような気がする)
で、この500mmはカメラの情報サイトなんかではXシリーズでの登場も予定されてると書かれてるけど(ほんとかどうかは謎)、フジのX-T5で野鳥撮影をしてる僕の勝手な感覚からすると、仮に今500mmの超望遠がAPS-C用に出たとしても、現行のXシリーズのカメラでは少し手持ちぶさたになるというか、まだちょっと出すのは早いんじゃないのかなと感じます。出すとしたら今の第五世代「X-Processor 5」のカメラじゃなくて、いずれ出るであろうX-H3とかX-T6の第六世代のカメラが登場するタイミングで一緒に出すのが良いんじゃないのかなと(しかもZ6IIIみたいに部分積層型とかだと尚嬉しい)。
僕が第四世代から第五世代のX-T5へと乗り換えて、フジで野鳥撮影してる感じからするとフジのカメラは次の第六世代でよーーやく野鳥撮影にも完全に使えるAF性能を積んだカメラになるんじゃないのなかと、そんな想像をしています。よは第六世代でようやく今のソニー機ぐらいのAF性能って事だろうけど、フジの色味でそれで撮れるなら一周遅れでも文句はありません。
こんな写りで飛んでる野鳥が撮りたい。 参考元: https://fujifilm-x.com
X-T50やGFX100S IIと、第五世代の新機種も出たばかりなので(X-E5とかも出るのかな?)、まだまだ先の話かも知れないけど、ただ今の時代の流れの速さとか考えると来年辺りに第六世代のカメラがフジから登場してもおかしくない。
あまりに高いのは困るけど、自分だけの事で言えばフジの値段が上がるとか下がるとかそんな事以上に今はしっかり野鳥の撮れるAF性能を積んだフジのカメラが欲しいです。そのタイミングで500mmの単焦点とかももし出てるのなら、その時は勢いでレンズも一緒に買っちゃうかも知れないし、場合によってはGFXに移行するかも知れません。
GF500mm f5.6の超望遠レンズ。フジでの野鳥撮影の未来にちょっとだけ期待を持たせてくれるような、そんな妄想抱くぐらいには魅力的に僕には映りました。例え妄想でも未来があるならフジのカメラで撮り続けていきたいです。
▼<Fuji公式サイト>GF500mmF5.6
▼#01 X-T50を触ってきた話
www.monokiri.net
▼#02 XF16-50mm f2.8-4.8の話
「FUJIFILM X-T50」とレンズを触ってきた話 #03「GF500mmF5.6」を見て妄想する話でした。
▼見ていただきありがとうございます。