MONOKIRI 35mm

フジフイルムのカメラを中心にモノ切りブログ

「X Summit STHLM 2023」を見て思ったこと

「X Summit STHLM 2023」

フジフイルムの新製品発表会「X Summit 2023」が昨日9月12日に開催されましたね。

youtu.be

 

今回はフジフイルムの中判サイズカメラシリーズ「GFX」の新型GFX100 IIと、GFX用のレンズのみの発表で、Xシリーズ(aps-c機)関連の発表は一切ありませんでした。

FUJIFILM GFX100 II | Cameras | 富士フイルム Xシリーズ & GFX


Xシリーズ用のレンズとか、そうじゃなくても何かしらXシリーズに関しても触れるのかなとか期待してましたが、完璧にGFXオンリーの発表会。ただ5月24日におこなわれたタイのバンコクで開催の「X Summit BKK 2023」ではaps-c用ミラーレスカメラX-S20を中心にXシリーズにしかほぼ触れられなかった発表会だったので、そう考えれば、まぁちゃんと分けてということのなのかなと少し納得です。


【X Summit STHLM 2023を見て思ったこと】

富士フイルムは「本気で写真を楽しむ人のカメラ」から「本気で写真を撮る人のカメラ」に完全移行するのかな?って発表会を見てて少し思いました。よはプロ用のカメラ。プロの現場で使うカメラ。という事なのかなと。


アップルのiPhoneを例えで言えばフジのX-S20がiPhone SEみたいなもんで、それより下の機種はもう出さないよって事なのかも。X-Pro4は多分出るだろうけど、X-E5とかX-T400とか比較的ライトなカメラの新製品はもう出ないかも知れないですね。ジャンルは違うけどサムスンみたいにライトからハイまで全部網羅じゃなくて、ある一定以上じゃないと買えないよ的なアップルのiPhoneみたいなのをフジのカメラは目指してるのかなと思いました。日本はまーまーある程度誰でもiPhoneを手にすることはできるでしょうが、僕の住んでるタイなんかの東南アジアだと、確実にiPhoneが買えない層ってのはいますので、そう考えるとフジのカメラも水準上げしだしたのかも知れません。


僕は現在フジフイルムのaps-cミラーレスカメラのX-T5をメイン機で使ってますが、以前はこのX-Tシリーズはフジのaps-c機のハイエンドモデルの一つだったようですが、これからはフジの標準モデルみたいな立ち位置になるのかも知れないです。。


▼僕が使ってるFujifilm X-T5

 

【GFX100 II】

カメラ本体だけで127万円ぐらいしますよね。まぁ欲しくても買えないんだけども、発表会を見てて、素直に良いカメラだなーと思いました。やっぱり中判、そして1億200万画素の写りは半端ないです(というか写りやべーなと)。そしてX-T5なんかと同じX-Processor 5プロセッサーのAF性能に、8コマ連写。で、僕が発表会で一番気になったのが下のこれ。


GFX用に500mm F5.6の超望遠レンズの開発発表がありました。35mm換算だと400mmのレンズ。X-Processor 5プロセッサーのAF性能に、8コマ連写のGFX100 IIで500mm F5.6の超望遠レンズを付けての野鳥撮影。これはなかなかヤバい世界が訪れるかも。どんな野鳥写真が撮れるのか見てみたいです。

これはもしかしたらaps-c用のXマウントの500mm F5.6の超望遠レンズも発表される可能性があるんじゃないかなと。買うかどうかはわからないけど、Xマウント用が出たら興味はかなりあります。

 

【まとめ】

最近、タイ人の友達からもらって「FUJIFILM 画質完全読本」というフジフイルムのミラーレスカメラとは、フィルムシュミレーションとは、何ぞや?みたいな解説本を読んでます(まだ読み途中)。この本を読んでて思ったのが、フジのカメラの特に最近の販売方法は嫌い。かなり。だけどフジのカメラや写真に対する理念みたいなのはすごい好き。と、この本を読んでてより思うようになりました。


ちょうどそんな時だったんで、今回の「X Summit 2023」もなんかXシリーズの話題は何も無かったけど、フジの目指すカメラって最終的にはGFXなのかな?って、少し好意的に発表会を見ることができました。


まぁただ、1年以内にX-T5がディスコンになって新しいX-Tのカメラが出るようもんなら、X-T5もレンズも全部売り払って、ソニーニコンに僕は移行します。そこはもう僕の中では話別なんで。

 

▼フジのカメラを使ってるなら読んでおきたいマスト本


「X Summit STHLM 2023」を見て思ったことでした。

 

見て頂きありがとうございます。