MONOKIRI 35mm

フジフイルムのカメラを中心にモノ切りブログ

「X Summit 2024」とX100VI、X-T5のファームウェアアップデートの話

X Summit TOKYO 2024 : 日本語版/ FUJIFILM - YouTube

 

本日2月20日の日本時間14時30分、僕のいるタイからで言えば12時半からおこなわれたフジフイルムの新機種発表会「X Summit TOKYO 2024」。仕事中断して、昼飯食って、リアルタイムでスタートから見ましたよー。

 

Fujifilm X100VI」

噂通りX100シリーズの新機種「X100VI」登場!! 2024年3月下旬の発売予定で税込28万1,600円。たけー!24万、25万ぐらいとは言われてたけど、税込みで改めて値段見るとかなり高い。これ僕の使ってるFujifilm X-T5よりも値段高いんじゃないか?最近登場したカメラはどのメーカーもけっこういい値段するから、別に25万でも28万でも良いんだけど、よは見た目も性能も28万のカメラには到底見えないって事が「たけー」って思ってしまう部分(あと見た目まるまる一緒ならX100VIじゃなくてX100V2とかで良かったんじゃないか?)。やっぱりねレンズ装着式のコンデジカメラは高くても10万円台ぐらいが良いよ。普段の買い物と考えるとそれでも若干高いけど、少し気張って「良し買うぞ」みたいなテンションで購入意欲も湧くし、値段含めてサブカメラとしての購入にも納得がいく。28万とかってもうメインカメラの値段でしょ。

「X100VI」が登場したことで一つ前の「X100V」が10万前半ぐらいまで中古で安くなるならサブ機に買いたいなとか思うけど、タイでも当分はそんな値段になんないだろ..


▼一つ前の「Fujifilm X100V」



「XF16-50mm F2.8-4.8」

XF18-55mmF2.8-4の後継ズームレンズとして登場すると言われてた「XF16-50mm F2.8-4.8」は値段も詳細も無しで発表のみだった。まぁ近く?今年の早い段階で発売されることは間違いないんだろう。値段次第だけど今使ってるXC15-45mm F3.5-5.6(悪くはないけど常に75点みたいな写り)の代わりに欲しいとは考えてる。


▼僕が今使ってる「XC15-45mm F3.5-5.6」

 

 

「X-T5ファームウェアアップデート予定」

僕の使ってるX-T5含め、X-H2S, X-H2, X-S20とまたまたファームウェアアップデートの予定があるとのこと!新しいフィルムシュミレーションのREALA ACE(リアラエース)を入れてくれるんだって。それと被写体検出とAFトラッキングも強化してくれるみたい。ここ最近のフジは色々とストレス溜まるけど、ことX-T5に関しては大事にしてくれてる感じがして、使ってる身としてはなんとも嬉しい。こういうのって買った身としては無かったものみたいな扱いされるのが一番ムカつくからね。

【X-T5のAF性能について】
今年の1月終わりの方で「Ver.2.10」にファームウェアアップデートされたけど、AF周りのアップデートとの記載はなかったけど野鳥撮影しててフォーカス精度が前より良くなった感じがする。性能が上がったというより精度が良くなったというかAFが前よりバタつかなくなったというか。AF周りのアップデートは何回してくれても良いので、今回のファームウェアアップデート予定の発表にAFも含まれてるのは嬉しい限り。


▼「Ver.2.10」にアップデートして撮影した飛翔写真

アオショウビン

インドコキンメフクロウ


何だかんだX-T5を使ってて思うのが、フジフイルムのAPS-C機の現行ならX-T5が一番バランス取れてて良いカメラなんじゃないかなと思う。X-H2はタイ人の友達が使ってたけどこのデカさ使うならフルサイズ機が欲しくなるぐらいデカい。。X-H2Sもデカいけど高速で飛ぶ鳥を撮ってもローリングシャッター歪みが少ない電子シャッターは魅力(連写枚数も魅力だけど)。ただ2600万画素のX-H2Sだと野鳥撮影してトリミングもして、ある程度大きめサイズで写真プリントもするとなると、4000万画素の写真を見た後だと正直物足りない。そういうトータルで考えるとフジの中の1番の性能良いカメラってわけじゃないけど、バランスではX-T5は1番のカメラなんじゃないかと思う。僕はね。


▼僕がメイン機で使ってる「Fujifilm X-T5」

▼野鳥撮影に使ってるレンズ

 

 

「まとめ」

今回の「X Summit TOKYO 2024」は新作発表が「X100VI」だけだったのは少し物足りなかった。はっきり言ってカメラだけの発表だとそのカメラに興味がない人にとってはただ見てるだけの発表会になってしまう。せめてXF16-50mm F2.8-4.8のズームレンズも頑張って正式発表してくれたら良かったのになと。個人的には自分が使ってるX-T5含むファームウェアアップデートの次回予定が発表されたのでそこは良しという感じだけど。


それとフジフイルム90周年でしかもフジのお膝元の東京開催の「X Summit TOKYO 2024」の割には、全然東京感がなかったし(僕は東京っ子)、海外の写真家たちのインタビューや、彼らが撮る着物や神社の写真なんかも、敢えてインターナショナル感を出したかったんだろうけど、僕は見ててエセ東京みたいな雰囲気をすごい感じた。去年タイのバンコクで開催されたX-S20の新作発表会「X Summit BKK 2023」は、まぁ自分が住んでるというのもあるけど、場所も写真家や出演者なんかも思いっきりタイで固めてて『ザ・バンコク』って感じで、特に「X Summit」の後にイベント開催されたFUJIKINAはバンコクの主要スポットを4つジャック(フジが用意したトゥクトゥクに乗ってそれを回る)して僕も遊びに行ったけどまぁ凄かった。今回の「X Summit TOKYO 2024」も日本の写真家で固めて会話も日本語で字幕を英語にするとか『ザ・東京』、もっと日本を打ち出しても良かったんじゃないかと、僕はそう感じました。



バンコクで開催されたFUJIKINAの時の様子

yotarosuite.com

 

好き勝手に「X Summit 2024」とX100VI、X-T5のファームウェアアップデートの話でした。

 

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