MONOKIRI 35mm

フジフイルムのカメラを中心にモノ切りブログ

「FUJIFILM X-T50」とレンズを触ってきた話 #01

新発売の「FUJIFILM X-T50」


6月17日。タイのフジフイルムショールームFUJIFILM X-SPACE』に行って新機種のFujifilm X-T50と、XF16-50mm f2.8-4.8の標準ズームレンズを触ってきました。タイは17日の本日から販売らしいです。

 

FUJIFILM X-SPACE』


自分の住んでるところから車で15分ぐらいのとこにある『FUJIFILM X-SPACE』。平日しか開いてませんが発売日だったこともあり、僕以外にも何人かX-T50を見に来てる人がいました。僕はX-T5を持ってるんでX-T50を買いはしないけど(XF16-50mm f2.8-4.8の方は検討中)、自分が使ってるカメラメーカーの新製品は当然気になるし、最近のフジは値段が上がったり、在庫がすぐに無くなったりといろいろある中で、僕なりにフジのこれからに共感できる部分があれば共感していきたいなと、新機種や新しいレンズを見に行くのは自分に対して「この先もフジのカメラ使っていくので良いんだよね?」みたいなのの確認作業でもあったりします。特にレンズなんかは揃えれば揃えるほどメーカーからも離れにくくなっていくわけなんで。

 

X-T50(シルバー)にXF35mm f1.4

XF27mm f2.8のパンケーキレンズを装着

X-T50(ブラック)に新型XF16-50mm



FUJIFILM X-T50」

という事でまずは新機種のX-T50。が、一番実機が見たかったチャコールシルバーはデモ機を置いてないらしい。。何だそれ、、X-T50での一番目玉カラーな気がするけど(タイではチャコールシルバーもこの日から販売はするみたい)。ショールームに置いたあったデモ機はブラックとシルバーの2つ。

こないだの新作発表会『X Summit SYDNEY 2024』でも、ネットの画像なんかでも、僕的には新しいX-T50の見た目けっこうカッコいいなって印象良かったんだけど、、実機を見たら正直うーん思ったほど。。

 

<見た目のデザイン>

前機種のFUJIFILM X-T30 II


前機種のX-T30 IIより丸みを帯びたデザインで今風にスタイリッシュな感じになったのかなと想像してたけど、正直言うほど変わらない。確かに多少のデザインの違いなんかはあるんだけど、全体的なカメラに使われてる素材とかボタンの配置具合がほとんど一緒で目新しさを感じないのが大きいかも。それとやっぱり前機種のX-T30 II同様にX-T50もミニ感が大分強い。男の僕にはモノのかたまり感としてちょっと物足りないかも。では女性には?と考えた時にも例えば僕の奥さんが小さいとは言えゴツゴツしたX-T50を手にするイメージはちょっと沸かない。

 

X100VI(右側)と並べて

レンズ一体型のコンデジX100VIと比べてももう一回りぐらい小さいX-T50。素材やデザインの方向性はX100VIと似てると思う。だけどX100VIと比べるとどうもX-T50には洗練されたものを感じない。多分、内臓フラッシュが付いてるセンターのでっぱりがカメラのサイズ感の割に大きすぎて、ちょっとカメラが不格好に見えてるのかもしれない。。なんか気持ち前機種X-T30 IIよりもカッコ悪くも見えるかも。

 

右側は僕のX-T5(レンズはXC15-45mm)

僕の使ってるX-T5と見比べても思ったけど、やっぱりこのX-Tシリーズのゴツゴツしたデザインはそれなりにかたまりとしてのサイズ感がカメラにあった方がカッコいいのかなと思う。X-T50は「よしこれで撮りに行くぞ!」みたいなカメラオーラを纏ってないし、かと言って気軽に持ち出すコンデジ感みたいなのもサイズの割には纏ってないように思う。どちらにしてもX-T5の方が素直にカッコいいと思う。

 

<性能・機能面>

フィルムシュミレーション切替えダイヤル

見た目とは裏腹に性能・機能面はカメラが小さくてもX-T50悪くない。何と言っても4000万画素だし。連写性能(メカで秒間5コマ)がとかメモリーカードが一枚しか挿せないとかはあるけど、フジのAPS-C機に求められる一通りの事はX-T50で全てできる。ボタン類もけっこう多くてカスタム設定したら片手でも使いやすそう。ただカメラ上部のISOダイヤルを無くしてまで新しく搭載されたフィルムシュミレーションの切り替えダイヤルは正直無くて良いと思った(触るまでは良いと思ってたけど)。初めてフジのカメラを触る人にはダイヤルで直接フィルムシュミレーションの切り替えが出来て取っつきやすいのかも知れないけど、それはそれとして、所詮ギミックが一つ増えただけで撮れる世界は何も変わらない。


X-T50に超望遠ズームを付けてみた

ところで、見た目のアンバランスは置いといてX-T50にXF100-400mm f4.5-5.6の超望遠ズームレンズを付けてみたけど、単純にカメラが小さい分持ってて軽いので何気に悪くない(グリップ感も100点ではないけど突出して悪いわけでもない)。僕自身はグリップの無いX-E4にXF150-600mmを付けて野鳥撮影した事もあるのでX-T50に超望遠ズームはそれに比べたら大分良い感じで使えると思う。


僕がX-T50を触って感じたのは、このカメラはサイズはミニマルなのにカメラ性能はけっこう上位機種レベルにしっかりしてるなと。ただそれが良い面でもあり、悪い面にも感じてしまって、「こんなにちゃんとしてるなら上位機種買うよ」みたいな感じがちょっとある。ミニマルにはミニマルな機能と、やっぱり価格が必要なんじゃないかなと。


【まとめ】

タイではボディ単体で53,990B(約23万円)。円安だったり4000万画素積んでたり、半導体不足だっけ?色々含めて値段が高くなるのはしょうがない部分ではあるのかなと思ってたけど、実機見たら気持ちが変わった。これで23万円はやっぱり高いと思う。。よは見た目含めて23万円のカメラオーラを纏ってるようには感じなかった。仮にタイ感覚で53,990Bとして考えても全然高いと思う。


6月17日。ちょうどNikon Z6IIIも新発表されたけど、あれも前機種より大分値段上がって43万円ぐらいするんだよね。それはそれで高いんだけど世界初の部分積層型CMOSセンサーを搭載したり、プリキャプチャーでZ9やZ8を凌ぐ高画素撮影が可能になったりと、しっかり新しい世界を搭載してきた。X-T50にはなんか値段が高くなるだけの納得材料みたいなのが足りないように思う。あくまでX-T5だったり今までの機種からの使い回しで仕上げたカメラという感じで。高画素にしないで価格下げてそこにミニマルなカメラの付加価値を付けても良かったんじゃないのかなって。


タイでもほぼ売ってないX-S20

タイでももうほぼほぼ店頭で見かけることの無くなった2600万画素のX-S20。X-S20はX-H2やX-T5には無い「オート被写体検出機能」とか「背景ボケモード」のような手軽な撮影ができる機種らしい機能が搭載されているけど、X-T50もミニマルなカメラらしい何かを搭載しても良かったんじゃないかな。フィルムシュミレーションの切り替えダイヤルがそれに当るのかも知れないけど、iPhoneとかなら無料アップデートで入れてくるレベルのもんだもん。。X-T50思ったより僕にはパッとしませんでした。

 

▼僕ならX-T50よりかは断然X-T5かな

 

FUJIFILM X-T50」とレンズを触ってきた話 #01でした。

次回#02(レンズ編)に続きます。

 

▼見ていただきありがとうございます。