その6からの続き
既にTamron 150-500mm f5-6.7の超望遠ズームレンズを買ってから3ヶ月近く経ってしまった。2回ほどレンタルして野鳥を撮りに行ったXF100-400mm f4.5-5.6のレンズの記憶や感触は今も少し残ってるけど、XF150-600mmと買って3ヶ月前までは使ってたはずのXF70-300mmの記憶はもうほとんど自分の中から消えて無くなってる。
Tamron 150-500mmは特に海外の人によく聞かれる。「フジでの使い心地はどうか?」と「なぜXF150-600mmにしなかったのか?」の、この二つ。
使い心地は、ベストじゃないけどベターだと思ってる。結局今のフジフイルムのaps-c機で使える野鳥撮影用(特に飛翔撮影)の超望遠レンズが400mm以上だとこれしか無かった。
XF150-600mmにしなかったのかは、AF速度が遅すぎて速い鳥ではまともな飛翔撮影が出来なかったから。望遠端がF8と暗すぎるせいもあるかも知れない。タムロンを使ってても500mm側のF6.7では場所や時間によっては明るさが足らないことがありレンズを少し短くしてF6.3やF5.6で撮る事もある。
ただFUJIFILM X-5にタムロンの150-500mmで使ってて思うのが、もうここら辺がaps-c機の限界かも知れないという事。仮にフジフイルムから純正で500mm f4 とかf5.6の単焦点レンズが出ても差ほど写りの違いは生まれないかも知れないし、いつかX-T6とかAF性能が今の2倍になっても、画素数が5000万とか6000万画素になっても変わらないかも知れない。これはキャノンだろうがソニーだろうがaps-c機では同じなんじゃないかと思う。
もう後は自分のカメラの腕とセンスを経験して磨いていくしかない。写りはほぼほぼaps-c機の限界値まできてる気がする。
フジフイルムだけで言えば後は中判サイズのGFXでaps-c機並みのAF性能を詰め込むしかない。それが出来たら凄まじい野鳥の飛翔写真が撮れるんじゃないかと思う。フジフイルムがアナウンスしてる"破壊的なカメラ"って案外それなんじゃないかなと少しは期待してる。まぁ出たところで高すぎてすぐには僕は買えないけど。ただフジを使い続ける未来は繋げていって欲しい。
その8へと続く(かもしれない)