いやー円安が凄いことになってます。。タイに住んでますがコロナ前まで大体1,000バーツ=3,500円ぐらいだったのが、6月15日現在1,000バーツ=4,049円になってます。。10年ぐらい前は1,000バーツ=2,900円ぐらいでしたけどね。。。つまり1,000バーツぐらいの洋服が3,500円で買えてたのが、今は4,049円出さないと同じ洋服が買えないという事です。
6月29日に発売予定の富士フイルムの新型ミラーレスカメラ FUJIFILM X-S20。タイでの販売価格は45,990バーツと発表されました。今のレートでいうと日本円で186,231円です。タイの場合は、ポイント還元などの安くなるサービスが日本ほど充実しておらず、カメラショップでもほぼ定価で販売されますので、タイ人やタイにいる人は定価で購入することになります。
前機種のFUJIFILM X-S10はタイでは定価35,990バーツでした。なのでX-S20は10,000バーツ高くなったわけですが、タイ人感覚でいくと30,000~35,000円ほど高くなった感じです。つまり日本で置き換えると、X-S10の定価12万円にプラス3万円の感覚的にはX-S20は15万円で販売される感じというわけです。
なので、日本では18万円だけど、海外の感覚ではX-S20は15万円ぐらいの販売価格。
これ仮に日本で実売価格も15万円にしてしまうと、確実に転売目的のバイヤーたちが一斉に日本にやってくると思います。例えばタイから日本に行ってX-S20を買って、タイで定価で売るだけで9,000バーツ(36,000円ほど)儲かってしまうわけです。ロレックスなどの高級時計とかiPhoneなんかはこれがあるから、日本にわんさかバイヤーが行くわけですが。
X-S20 定価18万円。これは致し方無し。日本円が安いのでしょうがない。円安って結局は日本人全員で招いた結果なので。以前はジャパンマネーで大分海外でも海外の商品にも楽させてもらえました。もちろん僕も日本人なので、この円安の影響はタイにいようとも大分受けてます。直近ではXF33mm f1.4の単焦点レンズをタイで購入しようか悩み中ですが、日本円にするとなかなかの値段なので、踏ん切りがつかずにいます。小さな悩みですが、大きな悩みです。この値段感の違いは他の多くのことに影響しますので。
ただ円安だろうが、消費しないと円が上がらない。変な話、物が売れないなら日本に物が入らない(多分フジの製品が日本で買いにくいのも半導体以上にこれが理由)。10台入れるのと、1,000台入れるのとでは、圧倒的に1,000台の方が物流コストの単価が下がりますので、売れれば売れるほど物が入り、物が安くなっていく可能性があります。
よし!俺たち買うしかない。
▼このブログのX-S20の関連記事
▼X-S20の販売ショップを見る