MONOKIRI 35mm

フジフイルムのカメラを中心にモノ切りブログ

『皆既月食』を撮ってみて

Fujifilm X-E4 / XC550-230mmで撮影

昨夜、11月8日の「皆既月食」は、皆さんも撮影されましたか?普段の月と違って、思った以上にピント合わせるというか、くっきり撮るのが難しかったです。。

 

▼11月8日に撮影した『皆既月食』写真

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僕のいるタイのバンコクは17時44分ごろから見えだすとの事でしたが、雲が多いのと街が明るすぎて月の形すらまったく見えず、しっかり見えだしたのは周りも暗くなる18時18分ごろからでした。僕は住んでるコンドミニアムの屋上に行って撮影をしました。階で言うと35階になるのかな?屋上にイスとかも置いてある大きな庭みたいなのがあって、僕ら以外にも何人かカメラやスマホで撮影している人がいました。

 

月が見え始めて最初に撮った一枚

で、僕はフジフイルムのX-E4に、手持ちのレンズの中では一番望遠側のある「XC50-230mm f4.5-6.7」で撮影。実際の撮影時はX-E4のスポーツファインダーモードという設定で1.25倍にクロップさせて可能な限り大きく撮影したり、完成させる時は「Lightroom」でさらに大きくトリミングしたりと工夫しました。

いやー実際はなかなかキツい。スマホからとかだと見れなくはないけど、よし満足!という写りには到底及ばない、、当たり前だけど、遠くにいる鳥や月なんかを撮影すると、「XC50-230mm f4.5-6.7」。35mmフルサイズ機換算で345mmですか。やっぱり焦点距離の足らなさと、レンズ自体の性能の限界みたいなものもまざまざと感じさせられます。やっぱりaps-c機でも最低400mm。できれば500mm、600mmは満足のいく撮影をするには必要だなと感じています。

やっぱりここら辺が必要

 

とりあえず月はここ数カ月、コンドの屋上で散々撮ったので今回の皆既月食を持って一旦は終了。いよいよ鷹の渡りの撮影(ここが一応今の時点での僕のゴール)に向けて、本気で400mm、500mmクラスの望遠レンズを検討したいなと思っています。タイでもフジフイルム用の「Tamron 150-500mm f5-6.7」が展示されてて、試し撮りができるショールームがあるようなので近く見に行ってくる予定。値段が日本と比べて異常に高いのでタイで今すぐ購入する事は無いとは思いますが。日曜日はクジラを撮りに行ってきます。

 

とにかくわかった事は、大きく撮りたいなら400mm以上のレンズは最低条件として必要って事。もうこの点は230mm使っても情熱だけでは写ってくれないです。。

情熱で写したXC50-230mmでの一番写りの良い月

 

▼それでも手始めは値段考えてもXC50-230mmが良いと思いますが。