
「朝の海ナンヨウショウビン」
Nikon Z8 / Z180-600mm
Z8にZ180-600mmの超望遠ズームを持って2泊3日のショートトリップ。「水かけ祭り」で有名なタイの旧正月「ソンクラーン」休みで、バンコクから車で1時間40分ほどのチョンブリ県のバーンプラへ行ってきました。






(X-T5 / XF35mm F1.4)
バンコクからだとパタヤより少し手前という辺りに位置するバーンプラ。ちょうど僕が野鳥撮影に少し本気で取り組みだした3年半ほど前にFujifilm X-E4にXF150-600mmの超望遠ズームをレンタルして訪れた時以来。バーンプラはタイの野鳥撮影のド中心地というわけじゃないけど(バードウォチングスポットはいくつかある)、海があってマングローブ林に囲まれた大きな貯水池もある自然の多い場所なので、少しバケーションがてら野鳥もいたらカメラで撮りたいなぐらいの気軽な感じの撮影におすすめのエリア。ちなみにバーンプラ海岸はGoogle Mapでは「ビーチ」と明記されてるけど、泳ぎたい感じの海ではないです...。





13日の早朝、ホテルから車を走らせて「野鳥の集まる寺院」へ。時期によってはヤイロチョウもやってくる、撮影ブラインドの張ってあるタイではなかなか有名な野鳥スポットの一つです。ただ、この日はほとんど鳥がやってこなくて、唯一クロラケットオナガが二度ほど訪れたぐらいで早々に退散。少し粘ればまた違ったかもしれないけど、炎天下のタイランドでひたすら待つ忍耐力は僕にはありませんでした..


バーンプラ貯水池の周りにあるキャンプ地のバードウォッチングロードで撮影したカザリオウチュウとチョウトンボ。チョウトンボは30,40匹ぐらいが群れになって飛んでいて、Z8のボディ内フォーカスリミッターでピント距離を絞って鳥AFのまま撮影。昔を知らないので何とも言えないけど、ファームウェアアップデートでボディ内フォーカスリミッターが搭載されて、Z8での飛翔撮影は飛躍的に向上したんじゃないかと予想。フジでも付けて欲しかった機能..

空高く舞うハイタカ。目視では白い体と縞模様がはっきり見えたけど600mmではさすがに足りない。。DXクロップ(35mm換算900mm)しても、もちろん足りません。こういう時のために2倍テレコンも一つの選択肢だなと感じます。








14日の早朝、バーンプラ海岸に集まるシラサギを撮ろうと海に行ったら「キーキー」と甲高い鳴き声が。海辺に二羽のナンヨウショウビンがいました。タイにいるカワセミ科の野鳥で一番よく目にするナンヨウショウビンだけど、海辺で目にしたのは初めてかもしれません。もともと海と川の境のマングローブ林によくいるので、海辺にいてもおかしくはないけど。
少し近づいての撮影でも、AFは問題無し。Z8は自分からしっかり合わせにいけば「これも合うんだ?!」というぐらい合います。ただ、ファインダーに入ったものをカメラが勝手に合わせてくれるほどオートではなく、あくまで自分で合わせにいくという感じ。今まで使っていたX-T5と比べたら雲泥の差。ただ・・ニコンのハレーションを起こしそうなブルーと、白飛びのしやすさは、露出を下げても手こずっています。。海のブルーにナンヨウショウビンの昇天しそうなエメラルドグリーンに現像作業での色調整に時間がかかりました。ニコンの描写力は力強くて良いんだけど、階調表現はフジやLumixがレベル高いかなと感じます。

海辺をひらひらと飛ぶアゲハチョウ(タイ産)。鳥撮るのに夢中で、家に帰ってから、もっとちゃんと撮っておけば良かったなと少し後悔..







海岸から移動してバーンプラ貯水池にて、車で15分ぐらい。最近ハマってるツバメの撮影です。シーズンも終わってかタイでカワセミを全然見掛けなくなったからですが、、リュウキュウツバメだけなかなか良い撮影ができてなかったけど、今回は良いのが撮れたんじゃないかと思います。しかし、Z8ツバメいけますねー。日本でZ8を購入してすぐに「カワセミの飛び込み」で試して、そして今回のリュウキュウツバメの飛翔撮影と、野鳥の高速飛翔の二枚看板。Z8にZ180-600mmでどちらも問題なさそうです。上から二番目のリュウキュウツバメは色と雰囲気が僕のお気に入りです。フルサイズのお陰なのかはわからないけど、F6.3でもかなりシャッタースピードも上げられます。


積層型センサーの限界!アナツバメの飛翔撮影。Z8の電子シャッターはEOS R1を除くとα1, α1IIと並んでかなり高速ですが、アナツバメは何度撮影しても頭が気になるレベルでボコンと歪みます(この二枚はマシな方)。。。多分R1でも歪むんじゃないかな。もうこの領域はグローバルシャッターのα9IIIが必要ということでしょうか。Z8使い出して分かった事だけど、積層型センサーはメカシャッターと比べても、まぁまぁ歪むシーンも多い。カワセミやリュウキュウツバメなら許せる。だけど急加速・急旋回が多いアナツバメは顔や頭の辺りにローリングシャッター歪みがけっこう出ます。ここら辺が現時点の積層型センサーカメラの境界線なのかなと感じています。
【まとめ】
ということで、Z8を持ってバーンプラへ2泊3日のショートトリップ。僕と奥さんとで、やりたいこと半々という感じで、滞在中ずっと野鳥撮影というわけではなかったですが、ナンヨウショウビンやツバメはいつも以上に撮影できました。Z8を購入してからは、珍しい鳥を追うよりも、何度も試せる野鳥を被写体にとにかく撮影しに行ってます(他の方の写真とも比較しやすいので)。AFに関しては大きな不満はないけど、それ以外の色や描写の部分では、まーーだ自分の中でしっくりきてない部分があって、撮っては家で検証の繰り返しです(Z180-600mmが光加減での影響が大きいのもあると思う)。。ただ、ちょこちょこ「これ!」という写真も撮れ始めてはきてるので、Z8での野鳥撮影の道のりもそこまで険しくはないと思います。多分。
今年も例年通り「水掛祭り」には一切参加しませんでした。5, 6年前までは水鉄砲持ってカオサンやRCA行ってはしゃいでましたけどね,,,



Z8を持ってバーンプラへ「朝の海ナンヨウショウビン」でした。
photo by yotarosuite(2026/4/12-14撮影)
このカメラとレンズで撮影しました。
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