MONOKIRI 35mm

フジフイルムのカメラを中心にモノ切りブログ

「FUJIFILM X-T5」発表!問題は精神的部分

fujifilm-x.com

フジフイルムの「X-T」シリーズの新モデルX-T5が発表されましたね!

11月25日発売。タイも11月8日から事前予約が開始だそうです。本体価格が64,990B(255,282円)。日本とほとんど変わらない価格みたいです。いや、これはちょっと欲しいかも。。X-E4売って買っちゃおうかなと・・・少し悩みます。

 

▼カメラフェアでX-T5触ってきました。

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<欲しい部分>
●4020万画素
●デジタルテレコン

もーもろこの2つ。X-H2の発表の時にも気になってたけどカメラ本体側でx1.4とx2.0のテレコン撮影が可能な事。しかもこれレンズと本体の間に挟むテレコンバーターと違ってF値は暗くなったり影響しないわけですよね。つまり仮にXF70-300mm f4-5.6の場合なら、x2.0で「140-600mm f4-5.6」で撮影できるという事で、これは有難い。厳密にはクロップ撮影で画像劣化があるのかも知れないけど(虫眼鏡で考えたら遠くが見えるようになるわけじゃ無いですもんねw)、ただ4020万画素あるお陰でx1.4で1800万画素。x2.0でも1000万画素はあるわけで、x2.0でも4切(B4より幅が短いサイズ)で写真プリントできるので、通常プリントならパーフェクトでは無いけど許容範囲。x1.4の1800万画素なら全紙(457×560mm)までいけちゃうので、x1.4はかなり実践活用できますよね。

僕は鳥とライブハウスでの撮影をけっこうやりますが、X-E4でも実際スポーツファインダーモードでのクロップ撮影(1.25倍)はかなり使います。鳥なんかは少しでも大きく撮りたいし、ライブハウスだと明るいF値となると最後はF1.4の単焦点になって(F2.8では正直少し暗い)、だけど演奏してる人間の顔や楽器辺りを大きく撮りたいという場面はかなりあって、デジタルテレコンでx1.4とかx2.0に頻繁に切り替えながら撮影できるのはかなり有難い。

ネットなんかでは3軸チルトがすごい歓迎されてたけど、僕はそもそもバリアングルとかいうのを使ったことがないし自撮りも基本しないので、ここら辺の使い勝手はよく分かりませんが。

見た目はまー、超カッコいいではないけど、ダサくは全然無いですよね(FUJIFILMのロゴってもっと小さくてもよくないですか?)。


なんとなくX-H2は、フジフイルムの今できる最新の性能を全部詰め込んだカメラという印象があって、最高性能ではあるけどフジも世の中のマーケット的にもまだコントロールしきれてない部分があるという感じがしますが(例えば3万円ぐらいするCFexpress Type Bカードの存在とか)。X-T5はフジフイルムの今だせる進化した最高のど真ん中を搭載したカメラという印象を受けます。iPhoneとかの買い時でいう(iPhone13にしようかな14にしようかなみたいな)、X-T5はもろに買い時のナンバーじゃないかなと。そういった印象があります。カメラに限らずけっこうモノって4で完成。5で進化ですよね。


一つ気がかりなのは、こんなに早く自分が使ってるフジフイルムのX-E4を手放して良いのか俺?というところ。。まー今だったらタイミング的にもある程度高くX-E4売れそうだけど、モノと人は大事にする方なので早々に手放してしまいそうな自分の選択に少し嫌気はさします。。問題は写りや金額より案外精神的な部分かも知れません。しかしX-T5魅力的なカメラですよね?!悩むなぁ。