
引用先:Sony
「Sony α7R VI」
5月13日のキヤノン、ソニー、パナソニックと各社新作カメラやレンズ発表の中でも、ひと際注目を集めたソニーのα7R VIと新型の100-400mm F4.5通しの超望遠ズーム。

ソニーのフルサイズミラーレスの『高画素機』シリーズのα7Rの新型「α7R VI」。積層型センサーで6680万画素、APS-Cクロップで約2970万画素。電子シャッターで秒30コマの連写性能。メカシャッターは秒10コマ。連続撮影可能枚数は通常圧縮RAW150枚、圧縮RAW(画質優先)で65枚、ロスレス圧縮で60枚。RAW対応のプリ連写は最大約1秒前から記録可能。静止画撮影時のISO100 - 32000(拡張: 下限ISO50)。HDR対応のファインダー(EVF)搭載。新型バッテリーで持ちはEVF使用時で約600枚(液晶モニターのみの使用では約710枚)。メカシャッター時は低ISO感度で16ストップのダイナミックレンジ撮影にも対応。AIディープラーニングによるAWB(オートホワイトバランス)搭載。
事前情報では部分積層型センサーなんじゃないかとも言われてたけど、しっかりと積層型センサーで出してきた。価格は74万円前後。ソニーのフラグシップ機α1IIが発売当初は100万円近くしてたから、何となく安く感じる不思議。。


ソニーはα7CIIと200-600を以前レンタルして野鳥撮影で試したことがあって(記事はこちら)、二年ぐらい前なので、今とは自分の中の感覚も違うだろうけど、AFとシャープな解像感はすごいけど、写りに水っぽさが無いというか、カラカラした感じがあまり好みじゃなくて。ただ、α7Vから搭載されたAIオートホワイトバランスが理由なのか、身近でα7Vで撮ってる人の写真を見ると、前ほどカラカラした感じがなくて(逆に前よりクールさはなくなったかも)、今までのソニー機とは少し色ノリが変わった感じがする。なのでα7R VIも、α7V同様に色ノリが以前の機種よりも良いんじゃないかと。
<高画素で高速連写>

6680万画素で電子シャッターで秒30コマの高速連写。これに尽きると思う。野鳥撮影をしていると、どうしても大きくトリミングしたくなる場面はあるので超高画素で、しかも飛翔撮影にも使える連写性能は魅力に感じる。あくまで僕の周りではだけど、2460万画素のα9IIIを使ってる人も、EOS R1を使ってる人も、みーーんなけっこう大きくトリミングをする。つまりみんな野鳥を大きく写したいわけで、近づけない距離は結局トリミングに頼る事になる。野鳥撮影してると、やっぱり画素数は気になる。Z8(約4571万画素)を購入する時に、わずかな差ではあるけど5010万画素のα1との画素数の差は気にはなった(実際使うとそこまで気にならないけど)。そう考えると6680万画素を搭載したα7R VIは、画素数の一点だけで言えば間違いなく野鳥撮影でも有利に働くカメラだとは思う。
<高速連写だけど・・>

高画素で積層型センサーを積んだ高速連写機。ただ高速連写ではあるけど、α7R VIの電子シャッターの読み出し速度は、約1/56秒前後とも言われていて(α1IIは約1/250秒)。つまりα7VやNikon Z6IIIのような部分積層センサーの機種や、EOS R6 markIIIと近い読み出し速度。僕はZ6IIIとR6 Mark IIIは実際に野鳥撮影で試したけど、正直、電子シャッターを使った飛翔撮影では羽や顔(特に頭部)の歪みがどうしても気になって、α7R VIより4.8倍ほど速い読み出し速度のZ8(約1/270秒)を使っていても気になるシーンはそこそこあるので、もし自分がα7R VIを使って飛翔撮影をするのなら結局は秒10コマのメカシャッターを使うんじゃないかなと思う。この点は、フラッグシップ機のα1IIと電子シャッター性能(AF/AE演算回数もα1IIの方が多い)でしっかり差はつけた感じがする。α7Rという名称からも「α7R VI」は「α7V」の高画素版という立ち位置なのかなと個人的には感じる。
<それでも高画素は魅力的>
それでも6680万画素ある高画素性能は魅力で、α1IIがAPS-Cクロップで2100万画素なのに対して(僕の使ってるZ8は1930万画素)、α7R VIはAPS-Cクロップでも2970万画素も残るので、ほぼAPS-C機の3000万画素クラスをフルサイズで撮れることになる。遠くの鳥を同じ場所から同じレンズで撮影したら、解像感の違いはけっこうあるんじゃないのかなと。
<自分がソニーを買うなら・・・>
自分がもし野鳥撮影用途で最低でも3-4年は使うつもりでソニー機を本気買いするなら、「α7R VI」の発表を見た今だと、α1IIは見送って200-600mmの超望遠ズームとα1の中古を買って(もしくはα9IIの中古)、来年後半辺りでα1IIIが出るのを期待して待つんじゃないかと思う。多分このタイミングでα1IIを買ったらα7R VIに搭載された新機能がチラつくし、α7R VIを買ったらシャッター歪みとずっと付き合わないといけないので、、α1IIIが出るまでは、全額つぎ込むような本気買いはしないで様子を見ると思います。

「FE 100-400mm F4.5 GM OSS」
ソニーからα7R VIと同時発表された従来の100-400mm F4.5-5.6から大きく進化した「100-400mm F4.5通し」の超望遠ズーム。F4.5で400mmまであって、しかもズームなのは良いな。レビューサイトを見ると1.4倍テレコン(=140-560mm F6.3)付けても解像性能が良く200-600mmを560mmで使った時よりも解像力があると書いてありました。それと100-400mm F4.5のソニー公式サイトを見るとレンズのマウント部分にフィルターを装着できる差込口があるけど、これはいずれフィルタータイプの専用テレコンも発売されるのかも。価格は73万円前後になるとのことで.. 高いなー高い。ニコンで仮に同じものが出ても70万は自分には無理!しかしソニーは今後200-600mmの新型とかもF5.6通しとかで出すつもりなのかな?なんかソニーの勢いがすごい。
【まとめ】
という事で、6680万画素搭載のソニーの高画素機「α7R VI」の発表。前機種のα7R IVでもカワセミの飛翔を撮る人がいるぐらいなので、高画素にこだわるなら飛翔撮影でもα7R VIは案外選択肢の一つかもしれないです。しかしソニーはα7Vの発売以降一気に加速感があります。来る近い未来のDJIやInsta360のアクションカメラメーカーとのレンズ交換式カメラでの戦いに備えて、キヤノン、ニコンとは先に決着をつけておこうという算段でしょうか、、?タイのカメラフェアやショッピングモール内にあるショップを見てると、特にDJIはなかなか手強いように感じます。インドや中東のお客さんがDJIストアにいる姿をほんとよく目にしますので。
ところで最近、タイで野鳥撮影をしていると他メーカーからソニー機に乗り換えた人が多くなった印象です。しかもα9IIIに乗り換えた人がけっこう多い感じで、この点は単純にタイのα1IIの価格がかなり高いのと、グローバルシャッターを求めてソニーに移行した人が多いのかなと。飛翔撮影がメインならα7R VIが選択肢の一番とはならないと思うけど、5010万画素のα1IIと、グローバルシャッターだけど2460万画素のα9IIIは悩む人も多いのかなと、、悩めるだけ種類が多いソニーも凄いけど、逆にそういう悩みが少ないニコンは自分には合ってるのかなと思います...。
▼Sony公式サイト
▼アマゾンにてFE 200-600mm(中古は20万円後半)
▼Sony α1(中古は40万円代~)
▼Sony α9II(中古は20万円代~)
【気になるモノ】Sony α7R VIでした。
▼見て頂きありがとうございます。

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