MONOKIRI 35mm

フジフイルムのカメラを中心にモノ切りブログ

【300mmの限界】X-T5にXF70-300mm f4-5.6でカワセミ撮影

X-T5にXF70-300mm f4-5.6でカワセミ撮影

最近カワセミの撮影に毎週末のように出かけ行ってます。タイ全土では16種類ぐらいのカワセミがいるそうで、僕が住んでるバンコクや、その近郊では4,5種類ぐらいのカワセミがいるそうです。こないだは車で1時間ちょっとのアユタヤ方面まで行って2種類のカワセミカワセミとヒメヤマセミ)を撮影してきました。

▼写真ブログにはその他の写真や撮影記事などもアップしてます。

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日本では野鳥撮影の中でも特にカワセミの撮影は人気があるそうですが、タイでもカワセミ撮影は人気があり撮影に行くと必ず何人かのタイ人が大きな望遠レンズを持って集まっています。日本の事情はよくわからないですが、タイではけっこうタイ人女性の方もフルサイズ(基本ソニー)に超望遠レンズの気合いのセットで野鳥撮影にきてるのを見かけます。

奥のタイ人の彼(右側)はなんとニコンの1000mm単焦点レンズ!

それと特に野鳥撮影ではけっこう若い人も(というより若い人の方が)多い印象を受けます。まぁ僕がけっこういい年齢になってきたので、誰がいても僕より若かったりもするのですが、、

X-T5にXF70-300mm f4-5.6での野鳥撮影

X-T5に装着(レンズは伸ばした状態)

X-T5は発売と同時に買ってそろそろ2カ月、XF70-300mm f4-5.6はXC50-230mm f4.5-6.7のレンズからアップデートして、ちょうど1カ月ぐらいが経ちました。ただかなりの頻度で撮影に出掛けてるので、実際の撮影回数はけっこうな数だとは思いますが(現時点で22,039枚)。どこに撮影行っても、誰かしら他にも撮影者がいて、何人かはタイのフォトコミュニティーなりで繋がってるので、同じ日に同じ場所で撮影した写真をお互いが公開してたりと、自分が撮った写真と見比べたりもできるわけです。


最近思うのは、、やっぱり300mm(35mm換算420mm)はちょっと短い!!特にカワセミみたいに小さい鳥になると、顕著に撮れたカワセミの大きさが小さい。X-T5のデジタルテレコンを使用しても1.4倍で420mm(35mm換算630mm)。400mmも短い(なのでXF100-400mmでも短い)。撮れば撮るほど600mmが欲しくなります(デジタルテレコンの2倍にすればXF70-300mmでも600mmになるけどこれはさすがに撮れるだけというレベルで使えないです)。『野鳥撮影は600mmが標準レンズ』とか言われるのも、まぁ実感として納得できるようにはなってきました。。ただフジフイルムの場合は最望遠端のズームレンズ「XF150-600mm f5.6-8」だと600mm側がF8と暗い。XF150-600mmは前にレンタルして野鳥撮影にも使ってみたことがあるのですがF8って飛んでる鳥を高速シャッターで撮影するには思いのほかF値が足りずに暗いんです(天気と時間によっては撮れなくはないけどやっぱり少し見落ちする)。。そしてF8のズームレンズなのに値段が高い。自分がフジフイルム選んで使ってるくせにだけど、、APS-C機の150-600mmのズームレンズでF8で25万円はちょっと納得いかない。。

 

XF70-300mm f4-5.6のズームレンズは、軽くて持つの楽だし(手持ちのまま鳥が飛ぶのをいくらでも待ってられます)、AF精度も写りもけっこうシャキッとしてて悪くないんだけど(試した感じシャキ感はXF100-400mmより上だと思う)、如何せん撮った鳥の大きさが小さいです。カワセミみたいに小さいと300mmの限界をまざまざと感じてしまいます。ちょっとX-T5のカメラ側の設定でもうひとひねり考えてるので、それを試してみないとではありますが(もうワンランクガチ撮りができれば大きく鳥をトリミングできるんじゃないかと考え中)。


ソニーみたいに600mm側でf6.3(できればf5.6)のズームレンズとかってフジは出せなかったんですかね?