MONOKIRI 35mm

フジフイルムのカメラを中心にモノ切りブログ

フジカラーで野鳥写真『写真プリント』

Fujifilm X-T5にTamron150-500mm f5-6.7の超望遠ズームで撮影した野鳥写真のここ最近のものを何点か写真プリントしてきました。

写真サイズ40×50cm

写真サイズ20×29cm(外側30×40cm)



部屋が狭くて綺麗に撮れるところが無くてすいません;; 写真の大きさはIKEAの額に合わせた40×50cmのポスターサイズと、凡そA4サイズの20×29cmの2種類。40×50cmのはA2(42×59.4cm)より気持ち小さいサイズ感。フジのカメラは縦横比3:2がベーシックなので5:4のポスターサイズだと写真の両サイドがけっこう切れてしまうので、見た時の印象も大分変ります。ただ、5:4のポスターサイズは実際出来上がったものを見るとサイドが無い分、被写体の野鳥が大きく見えてインパクトあって良いなと思います。40×50cmの方は写真プリントの専門店。20×29cmの方は富士フイルム「WONDER PHOTO SHOP」でプリント。どちらもフジカラーフォト用紙を使用してます。

▼フォトフレームはこちらの額を使用


▼【東京・表参道】WONDER PHOTO SHOP(僕はタイのとこだけど)

wps-jp.fujifilm.com

 

<野鳥写真をプリント>

40x50cmのポスターサイズ

僕の野鳥撮影でのテーマの一つにちゃんと紙にプリントした時にそれが作品として見れるかどうか。PCやスマホで見てる分にはOKだった解像感や色味も実際プリントすると「なんじゃこりゃ?!」って事が今までにも何度かあって、ある程度気に入った写真がまとまった段階で写真屋にデータを持って行き写真プリントするようにしています。


特にフジフイルムのカメラの場合はフィルムシュミレーションが特徴的な写りをするので、PCやスマホで見る分にはインパクトあるな雰囲気あるなって感じる部分も、実際にプリントすると少し色がくど過ぎたり、雰囲気あるなと思ってた部分にそこまで雰囲気を感じなかったり、写真の色もだけど飛翔撮影でのシャッタースピードISO感度の設定、写真のトリミングや構図など、PCやスマホ画面で完結するよりも、ちゃんと紙にプリントする事でより完成イメージを持って野鳥撮影がおこなえるように感じてます。


カメラの腕もだけど、それ以上に野鳥写真に対する意識レベルは間違いなく上がります。

 

<大きくプリントするのがおすすめ>

フジカラーフォト用紙

野鳥撮影してる人なら誰もがカメラ本体の画素数とか、レンズの焦点距離にはこだわりがあると思うけど、野鳥写真のプリントもどうせやるならA4とかじゃなく、写真屋にいって一度はA2とか全紙で大きく写真プリントしてもらうのがおすすめです。僕が使ってる4020万画素のFujifilm X-T5も、けっこうトリミングしたとしても全紙(45.7×56.0cm)ぐらいなら全然綺麗にプリントできます。今までプリントしてきた感じだとA2サイズぐらいから高画素機が本領発揮します。

それとプリントしに行く写真屋でフジカラーフォト用紙をあればフジカラーのを選ぶのがおすすめです。フォト用紙で色の乗り具合はけっこう変わります。ただ写真プリントは写真屋の使ってる印刷機によっても大分出てくる色が違うので、僕も自分の好みの色に出会うまでいくつか写真屋を変えました。お店との相性もあるので、こればかりは自分で色々な写真屋でプリントして試しながら選んでいくしかありません。


まだ僕自身試したことが無いけどせっかくフジのカメラを使ってるので“この一枚”という野鳥写真が撮れたら「FUJICOLOR PREMIUM PRINT」での銀塩プリントも一度試してみたいと思ってます(確かに写真は銀塩の方が出来が良い)。

▼FUJICOLOR PREMIUM PRINT

fujifilmmall.jp

 

<写真現像ソフト>

Adobe Lightroom

僕はRAWで撮った写真の現像にはAdobeLightroomを使ってます。Adobeのソフトはイラストレーターやフォトショップを仕事で長く使ってるので、Lightroomの操作に違和感なく入れたというのもあるけど、LuminarやSILKYPIXDxO PhotoLab、それにフジ純正のFUJIFILM X RAW STUDIOなんかも一通り試して、やっぱりLightroomなんじゃないかと思います(特に色編集には一律の長があると思う)。別にソフトは使いやすいのを使えば良いけど、どちらにしても撮って出しのまま写真屋持って行ったら向こうの裁量でプリントサイズに合わせて左右バツンと切られてしまうので、四隅までしっかり写真にこだわりたいなら現像ソフトは使うしかありません。

▼【おすすめ】Adobe Lightroom

Lightroomにはクラウド型と、ローカル型のLightroom Classicがあるけど、僕はPCとスマホiPad等も)両方で作業可能な上記のクラウド型「Lightroom」を使用してます。

 

【まとめ】

僕が十代、二十代の頃に一番よく僕も、そして周りも使ってたカメラと言えば『写ルンです』とかの使い捨てカメラで、写真屋いってプリントして出来上がったものを見て初めて「写真」と呼んでました。仕事でも若い頃は雑誌や紙媒体の広告デザインをずっとしていて、カメラマンから送られてくるデータは「画像」と呼んでて、なんとなく今、自分でミラーレスカメラを使って撮って、PC上にある画像を「写真」と呼ぶことに、まだ少し慣れない違和感みたいなのがあって(それに対する拒否感は無い)、ちゃんとプリントして出来上がったものを見るとすごいすっきり「写真」と呼べる感じがあります。多分これは自分の若い頃はスマホのカメラにしてもまだまだ大したことなく、写真はカメラで撮ってプリントして見るものという時代背景が影響してるんだろうけど。

ただ「写真」の呼び方どうこうは別として、写真をプリントすることに野鳥撮影での自分の中の達成感、完成写真みたいなものは感じます。PCのモニターやスマホなんかだと自分がこれでOKと思ったものでも特にスマホなんかは僕のiPhone11と奥さんのiPhone14 Pro Maxでも色味が大分違っていて、「いやーこれ本当はこんな色じゃ無いんだよなぁ、、」みたいなのはあって、写真プリントするとようやく誰が見ても僕の見てほしい野鳥写真の色になってくれるんです。

カメラとレンズの性能。特にカメラのAF性能は野鳥の飛翔撮影をする上ではすごい大事で、そこは絶対無視できないんだけど、写真の色というのも同じぐらい大事で、これを無視すると野鳥写真が一生作品にはなってくれないと僕自身は感じてます。


という事で野鳥撮影の写真プリント。次回はIKEAに売ってる50×70cmのフォトフレームを買って、もっと大きく野鳥の写真プリントに挑戦してみようかと考えてます。

 

@F/6.7 1/2500s ISO-1600 500mm (35eq.750mm)

@F/5.6 1/2500s ISO-640 247mm (35eq.371mm)

@F/6.7 1/2500s ISO-1600 500mm (35eq.750mm)

@F/6.3 1/2500s ISO-1250 408mm (35eq.612mm)

※写真プリントの時は写真下のネームは外してます。


▼このカメラとレンズで撮りました。

▼フィルムシュミレーションはこれでマスター

 

フジカラーで野鳥写真『写真プリント』でした。


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