タイ・バンコクの中心地サイアムにあるショッピングモール『サイアムパラゴン』で7/11~7/29まで開催の写真展ナショナルジオグラフィック「PHOTOARK」に行って来ました。
「PHOTO ARK」
世界の動物園・保護施設で飼育されている動物たちを収めた写真集『動物の箱舟』『消えゆく動物』でも有名なナショナルジオグラフィックの写真家ジョエルサートレイの「PHOTOARK」写真展。何と言っても“ナショナルジオグラフィック”というパワーワード、、告知を目にした時から見に行くのをすごい楽しみにしてました。
もちろん純粋に動物写真を見るのも楽しみにしてたけど、ナショナルジオグラフィックの写真家の写真作品って実際どれくらいの質感というかクオリティしてるのかなって(自分が撮るものとどれぐらい違いがあるのかも)すごい興味がありました。こういうのは実際間近で作品見るのが一番わかりやすいので。
展示されてる作品全部というわけではないですが、タイで撮影された動物たちの写真も何点か展示されてました。
サイチョウはタイで二度ほど僕も撮影したことがあります。展示されてる作品はどちらかというと保護動物を写真に記録するという意味合いが大きいと思うので躍動的な動物たちの姿というよりは、動物のポートレートという印象を強く受けます。動物たちのバックを黒や白にしてるのもそういった意図からかもしれません。
僕が見てて感じたのは“過度なインパクト”はないけれど、どの写真も野生動物の温かみみたいなものを感じます。平たく言えばシャープネスの掛かってない生感のある写真というか、、僕もシャープの掛け方は過度にならないようにすごい気を使ってるつもりだけど、それでもまだまだシャープにしたい意識が強い方なのかも。。生物写真って究極言えば生を感じるか感じないかが正解か不正解かの境目かも知れません。
それとどの写真もすごい目に目が持ってかれます。正面だろうが横向きだろうが、斜め向いてようが自然と自分の目が写真の中の動物の目に向かう感じ。やっぱり目ってすごい大事なピント位置なんですね。
ニコンの一眼レフカメラ(D3)で撮影しているようです。僕の勝手なかー-ってなイメージですが、海外の芸術思考の動物写真家はキャノンを使っていて、現実的な動物の姿を収める写真家はニコンを使ってるイメージです。そしてどちらも黄色をロゴに用いてるせいかナショナルジオグラフィック=ニコンというイメージが僕は強いです。
という事でナショナルジオグラフィックの写真家ジョエルサートレイの「PHOTOARK」写真展。7月29日までサイアムパラゴンの3階で無料展示されてます。僕が見て学んだのは“生き物に過度なシャープは掛けるな”と、“とにもかくにも目にピント”でした。
<サブ機買った>
海外ではGX85という名前ですが、普段Fujifilm X-T5を使っててそのサブ機に中古でパナソニックのLumix GX7MK2を最近買いました。ほんとはSony ZV-1Fぐらい小さいとズボンのポケットにも入って良いんだけど、まぁ見た目の好みもかなり大事ということで。。
レンズは20mm f1.7とLumix Leica 15mm f1.7の単焦点。それとこの日付けていった12-32mm f3.5-5.6のズームレンズの3本。サブ機のつもりだったけど、メイン級に大分気に入ってます。写真撮るぞーじゃなくて、カメラで写真撮るのがこんな楽しいのは久しぶりかもしれません(気持ちX-E4使ってた初めの頃以来)。
Lumix GX85を買った経緯とかLumix GX85の事とかも今後ブログで書いていこうと思います。ちなみにGX85日本語は入ってません。
【サブカメ物語】ナショナルジオグラフィックPHOTO ARK[動物の箱舟]でした。
▼見ていただきありがとうございます。