MONOKIRI 35mm

野鳥撮影中心にカメラ・モノ切りブログ

僕の野鳥撮影【2026年上半期ベスト写真 5選】

今年の2月に野鳥撮影用のカメラをFUJIFILM X-T5からNikon Z8に移行した僕の2026年上半期(1月~6月)に撮影したベスト写真です。

第1位 カワセミの飛び込み

@F/7.1 1/4000 ISO-1600 -1.33EV(600mm)


やっぱこれかなという事で、2月に日本に行った時にNikon Z8とZ180-600mmの超望遠ズームを購入。箱から開けて二日目に撮影しに行った場所でのカワセミの飛び込み写真。初日にミサゴやトビなんかを撮って「Z8のAFだったらいける」という手応えはあったけど、実際カワセミを撮るまでは本当に大丈夫か少し不安だった。いざZ8でトライしてみると今までX-T5で散々苦労したカワセミの飛び込みが、想像以上に簡単に撮ることができた。何回かの飛び込みで7~8割は失敗せずに撮れたんじゃないかと思う。カワセミの撮影は散々やってきたので慣れもあるだろうけど、それよりもZ8に搭載されている積層型センサーが飛翔撮影では、すごく撮りやすいんだと思う。(2026/2/2撮影)

第2位 ヒメアマツバメ飛翔

@F/6.3 1/8000 ISO-1250 -0.33EV(600mm)


タイの自宅のベランダから撮影したヒメアマツバメの飛翔写真。カワセミの飛び込みと合わせてフジで撮ってた時は鬼門の被写体の一つで、むしろカワセミより撮るのが難しかった気もする。Z8にしてからは大抵のシーンを撮れるようになった。ただ、ヒメアマツバメやリュウキュウツバメなんかではさほど問題がないけど、アナツバメを撮った時には回転飛行が多いせいか電子シャッターのローリングシャッター歪みがけっこうな割合で出る(記事はこちら).. これ以上の歪みを抑えたいならグローバルシャッターを積んだSony α9IIIのようなカメラじゃないと無理なのかも。(2026/4/4撮影)

第3位 初めてのルリカワセミ

@F/6.3 1/200 ISO-280 -0.33EV(600mm)


タイのカオヤイ国立公園で撮影した撮るのも見るのも初めてのルリカワセミ。普通のカワセミと似てて似てない不思議な配色をしたカワセミ。体の大きさは同じぐらい。昼少し前ぐらいの時間帯が良かったのもあるけど、すごい解像感で撮れてびっくりです。電子シャッターはメカシャッターに比べて解像感があまり良くないと言われるけど(実際そんな気がする場面もある)、それでも僕の野鳥撮影では電子シャッターだからダメというのは今のところほとんど無いです。(2026/5/24撮影)

第4位 クロハラアジサシ

@F/6.3 1/4000 ISO-640 -0.33EV(600mm)


特に背景が良い雰囲気で撮れたなと思うタイのバンプー保養地の水辺で撮影したクロハラアジサシの写真。Z180-600mmはそこまで玉ボケ、玉ボケするレンズではないけど、光の入り方によってはフワっとした玉ボケになってくれる。あまりカリっとしたまん丸な玉ボケは好きじゃないので、そこは自分の好み。望遠端600mmでF6.3と明るいレンズではないから、時間帯や光の加減で大分写りの良し悪しは変わる。ダメなときは何撮ってもあまり良い写りにならない時もあるレンズではある。(2026/4/11撮影)

第5位 トビ飛翔

@F/7.1 1/2000 ISO-250 -0.33EV(600mm)


タイのナコーンナーヨック県にあるトビの集まる広大な草原に泊りで撮影しに行った時のトビの写真。二日とも一日中トビばかり撮ってたのでとにかく写真が多くて、今も写真現像が完了してません。。今までX-T5で撮ってた時は羽の裏側や尾の辺りが黒潰れした感じであまり解像感よく撮れてなかったけど、Z8にしてからは細部まで描写してくれるようになった。その分、コントラストも強くなったのか特に空に向けて撮影すると鳥の輪郭部分に青や紫、緑色のフリンジがけっこう出るようにもなった。。Z180-600mmのレンズ側の問題もあるかもしれないけど、この点は少し現像で苦労してます。(2026/3/29撮影)

番外 Splash! キングフィッシャー

@F/5.0 1/4000 ISO-1600(35mm換算345mm)


FUJIFILM X-T5にタムロン150-500mmで撮った早朝のカワセミの飛び込みシーン。数日後に日本へ行った時にフジ用の超望遠レンズは手放したので、この日の撮影がフジでの最後の野鳥撮影になってしまった。去年の10月ぐらいから仕事前に毎日のように早朝撮影に行って、とにかくフジでここまでは撮ったという自分の中の納得のカワセミ写真を撮ろうと奮起。照準器に三脚、迷彩テントまで用意して、最後はカワセミの飛ぶ瞬間の仕草や飛び込む位置も把握して置きピンに近い形で撮影。最高とまでは言えないけど、ここまで頑張ったなら良いだろうと自分の中の納得は撮れたんじゃないかと思う。(2026/1/31撮影)

 

【まとめ】

という事で、僕の野鳥撮影の2026年上半期ベスト写真。なんと言っても自分にとっての大きな出来事はX-E4とXC50-230mmから始めた三年半に渡るフジでの野鳥撮影を、Z8でニコン機に移行したこと。飛翔撮影だけで言えば移行したのは正解だったと思う。だけど写真やカメラに対する情熱みたいなものはフジで野鳥撮ってた頃の方が高かったのかな、、と思う部分もあります。。フジのAF性能の物足りなさが、撮れないことへの自分の中のチャレンジ精神みたいなものを掻き立ててくれてた部分もあったのかなと。Z8にしてからは、大抵のものは以前ほど気を張らないでも撮れてしまうので。ただ、ニコンの色(特に青色)に関しては、まだまだ納得してない部分があってPCの前でLightroomを立ち上げて色ばかりいじってます。。


ところで、僕もカメラ好きなのでユーチューブやネット情報は色々見ていて「ニコンのAF問題」も目にしました。Z8を人物撮影に使ってないのでそこはわからないけど(ほぼ野鳥オンリー)、野鳥撮影だけで言えばAFで問題に感じたことがないし、同じ場所で同じ時間にα1IIやα9III、EOS R5 mark2, R1にロクヨンで撮ってる人もいるけど、撮った写真を見比べても全然張り合えてるし、Z8にZ180-600mmの僕の方が撮れてんじゃない?ぐらい思っています、、、普通にZ8で問題なく撮影できます。

 

最後に、Z8には『オートキャプチャー』という被写体の動く方向や認識の条件を指定して撮影者がいなくてもカメラが自動で連続撮影する機能があって、いつかこういう機能に連動して動くジンバルとか三脚が開発されて、カワセミの飛び込みなんかもベンチに座ってコーヒーでも飲んでたらカメラが勝手に写真を撮ってくれる時代がくるんじゃないのかなと、、僕の中ではプリ連写もそれに近いものを感じていて、高画素化やグローバルシャッターなどの性能面は別としても、自分が使ってるZ8以上のAF性能やオートキャプチャー的な機能が搭載されたカメラばかりの未来では、僕はもう自分の中の撮影魂みたいな情熱が無くなってしまうかもしれません。。自分の目で追いかけたいし、自分の指でシャッターを押したい。少なくとも野鳥撮影でのAFとカメラとしての機能性は、今のZ8でもう必要十分かなと感じています。

 

このカメラとレンズで撮りました。

▼Z180-600用おすすめアルカスイス互換

 

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Z8で初めてのキャッシュバック購入


「Z8キャッシュバック」


「Nikon Creators 応援スプリングキャンペーン2026」で購入したNikon Z8とかのキャッシュバック分が銀行に振り込まれました。

※現在は他のキャンペーン実地中


カメラに限らずキャッシュバックを利用するのは僕は今回が初めて。Z8とZ180-600mmの超望遠ズーム、それにZ40mm f2のコンパクトレンズの3点で合計10万円のキャッシュバック。2月19日に郵便局から応募書類を送って、1カ月半ちょっと後の4月6日にキャッシュバック分が銀行口座に振り込まれました。

 

CFexpressカードの特典含め4通送った

コンビニで応募用紙をコピー

箱の裏のバーコードもくり抜く


Nikonのホームページから応募用紙のテンプレートをPCにダウンロードして、スマホにデータ転送してコンビニ行って用紙にコピー。4通分なのでコピーの量は膨大。。領収書もコピー、商品箱の裏のバーコード部分はコピー不可でカッターでギコギコとくり抜く。アンケートは応募分同じアンケートに同じ回答したりと、、日本帰国中で一番の面倒な時間でしたが、これをして応募すれば後で10万円が戻ってくるということで頑張って応募書類を作成しました。難しい難しくないの話ではなく、まじで作業に時間は掛かりました...。


僕がZ8本体含め購入した内訳(すべて税込価格)。

 

カメラ本体とレンズ

項目 購入価格 キャッシュバック
Nikon Z8 539,550円 75,000円
Z 180-600mm f/5.6-6.3 249,480円 20,000円
Z 40mm f/2 32,969円 5,000円
CFexpressカード 165GB 無料(3.8万円相当)  

※Z8とZ180-600mmはマップカメラで購入


その他購入した物

項目 金額
リチャージャブルバッテリー 5,940円 × 2個 11,880円
充電器(K&F CONCEPT製) 1,529円
液晶フィルム 2,970円
F-Foto アルカスイス互換プレート 3,380円


合計額:841,758円
キャッシュバック:100,000円
実質額:741,758円


野鳥撮影用途で、Z8本体とZ180-600mmの超望遠ズームだけで言えばキャッシュバック分を差し引くと合計694,030円。まぁ高い。高いんだけど、仮にα7VとかOM-1 markIIにしていてもレンズ合わせて60万円は超えてきただろうし、結果的に良い買い物ができたんじゃないかと思う。実際はフジで使っていたTamron150-500mmをマップカメラで買い取ってもらったので支払い自体はもう少し安く済みました(楽天カードで買ったからポイントもかなり付いた)。僕の購入時はNextorage製のCFexpressカード(165GB)もニコンのZ8購入特典でもらえたのも大きかった。

<マップカメラの買取サービス>
タイからの一時帰国で、最初売るつもりもなく持ってきてたTamron150-500mmのレンズだったけど、箱も保証書もマウント部のキャップすら持ってきてない状態でお店のMAX額で買い取ってくれて、しかも買い替えだと更に10%UP。社外レンズは買う時安いけど、売るの大変なので、これはかなり有難かったです。

<もしZ8をタイで買うと>
キャッシュバックキャンペーン自体がないタイで、しかも円安の今購入するとなると(円安前でもタイの方が高いけど)、Z8本体とZ180-600mmだけでも100万円はする。しかも本体に日本語が入っていない。そう考えると日本でキャッシュバックキャンペーン中の購入は、かなり安い値段で買えたんじゃないかと思う。


【まとめ】

Z8を選択する上でZ180-600mmの存在も大きかった


キャッシュバックは応募も面倒だけど、振り込まれる際も口座確認で認証コードが必要だったりと、最後まで面倒でしたが、、ファームウェアアップデートでとことんアップデートし尽されたタイミングでのZ8購入は「鳥AFはいつ入るんだ?」みたいなのも無く、僕にとってはベストなタイミングで、ベストな値段で購入できたのかなと思います。今後これ以上安く買えるタイミングもあるかもしれないけど、まぁ十分でしょう。RED参入前の最後の“ザ・ニコン機”という感じも嫌いじゃないです。

僕の中では材料費高騰、円安など入れてもレンズ含めてカメラに自分の中で出せる金額はMAXで60万円前後。なのでZ8でもいろいろ揃えて余裕で予算越えていますが、、学生時代にグラフィックデザインの学校入るのにPower Mac G4を購入して、当時はモニターだ周辺機器含めて100万円ぐらい掛かる時代で、そこから今やノートPCでも作業できるぐらい技術進歩して、だけど値段は当時の3分の1ぐらい。それだけPCを買う人が増えて数で価格が抑えられるからだろうけど、それがあるからカメラが売れないから価格のシワ寄せが買う側にきてる感じがして、どうも納得がいかないのです。。そこを何とか突き破ってくれたのが今回のニコンのキャッシュバックキャンペーンで準フラッグシップ機のZ8とZ180-600で70万円なら、まぁ納得します。

 

Z8を使い始めてわかったのは、タイで野鳥撮影してるとZ8やZ180-600mmを使ってるタイ人や西洋人にけっこう遭遇します(Z9やZ6IIIより多いかも)… タイで買ってる人は100万円払ってるわけだし凄いですよね。。野鳥撮影ではなかなか人気機種なのかもしれないです。出てくる色味とかピント精度に多少クセはありますが(使ってる内に慣れます)、Z8気に入ってます。悩んでるなら買っちゃって良い機種だとは思います。

 

▼サマーキャッシュバックキャンペーン(7/27まで)

nij.nikon.com

▼マップカメラ(新宿本店で買いました)

www.mapcamera.com

 

▼Amazonで価格チェック


▼K&F CONCEPT 楽天市場店

 

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Z8を持ってバーンプラへ『朝の海ナンヨウショウビン』



「朝の海ナンヨウショウビン」
Nikon Z8 / Z180-600mm


Z8にZ180-600mmの超望遠ズームを持って2泊3日のショートトリップ。「水かけ祭り」で有名なタイの旧正月「ソンクラーン」休みで、バンコクから車で1時間40分ほどのチョンブリ県のバーンプラへ行ってきました。

 

バーンプラ海岸

バーンプラ貯水池

バーンプラ海岸沿い

海岸沿いのニワトリ

夕暮れのバーンプラ海岸
(X-T5 / XF35mm F1.4)


バンコクからだとパタヤより少し手前という辺りに位置するバーンプラ。ちょうど僕が野鳥撮影に少し本気で取り組みだした3年半ほど前にFujifilm X-E4にXF150-600mmの超望遠ズームをレンタルして訪れた時以来。バーンプラはタイの野鳥撮影のド中心地というわけじゃないけど(バードウォチングスポットはいくつかある)、海があってマングローブ林に囲まれた大きな貯水池もある自然の多い場所なので、少しバケーションがてら野鳥もいたらカメラで撮りたいなぐらいの気軽な感じの撮影におすすめのエリア。ちなみにバーンプラ海岸はGoogle Mapでは「ビーチ」と明記されてるけど、泳ぎたい感じの海ではないです...。


キンバト

フィンレイソンリス

セッカ

アカハラシキチョウ

クロラケットオナガ


13日の早朝、ホテルから車を走らせて「野鳥の集まる寺院」へ。時期によってはヤイロチョウもやってくる、撮影ブラインドの張ってあるタイではなかなか有名な野鳥スポットの一つです。ただ、この日はほとんど鳥がやってこなくて、唯一クロラケットオナガが二度ほど訪れたぐらいで早々に退散。少し粘ればまた違ったかもしれないけど、炎天下のタイランドでひたすら待つ忍耐力は僕にはありませんでした..

 

カザリオウチュウ

チョウトンボ

バーンプラ貯水池の周りにあるキャンプ地のバードウォッチングロードで撮影したカザリオウチュウとチョウトンボ。チョウトンボは30,40匹ぐらいが群れになって飛んでいて、Z8のボディ内フォーカスリミッターでピント距離を絞って鳥AFのまま撮影。昔を知らないので何とも言えないけど、ファームウェアアップデートでボディ内フォーカスリミッターが搭載されて、Z8での飛翔撮影は飛躍的に向上したんじゃないかと予想。フジでも付けて欲しかった機能..

空高くハイタカ

空高く舞うハイタカ。目視では白い体と縞模様がはっきり見えたけど600mmではさすがに足りない。。DXクロップ(35mm換算900mm)しても、もちろん足りません。こういう時のために2倍テレコンも一つの選択肢だなと感じます。


朝の海ナンヨウショウビン

@F6.3 1/3200 ISO320 -0.33EV 600mm

@F6.3 1/3200 ISO320 -0.33EV 600mm

@F6.3 1/500 ISO64 -0.33EV 600mm

@F6.3 1/3200 ISO320 -0.33EV 600mm

@F6.3 1/3200 ISO500 -0.33EV 600mm

@F6.3 1/3200 ISO320 -0.33EV 600mm

@F6.3 1/2500 ISO500 -0.33EV 510mm


14日の早朝、バーンプラ海岸に集まるシラサギを撮ろうと海に行ったら「キーキー」と甲高い鳴き声が。海辺に二羽のナンヨウショウビンがいました。タイにいるカワセミ科の野鳥で一番よく目にするナンヨウショウビンだけど、海辺で目にしたのは初めてかもしれません。もともと海と川の境のマングローブ林によくいるので、海辺にいてもおかしくはないけど。


少し近づいての撮影でも、AFは問題無し。Z8は自分からしっかり合わせにいけば「これも合うんだ?!」というぐらい合います。ただ、ファインダーに入ったものをカメラが勝手に合わせてくれるほどオートではなく、あくまで自分で合わせにいくという感じ。今まで使っていたX-T5と比べたら雲泥の差。ただ・・ニコンのハレーションを起こしそうなブルーと、白飛びのしやすさは、露出を下げても手こずっています。。海のブルーにナンヨウショウビンの昇天しそうなエメラルドグリーンに現像作業での色調整に時間がかかりました。ニコンの描写力は力強くて良いんだけど、階調表現はフジやLumixがレベル高いかなと感じます。


ベニモンアゲハ

海辺をひらひらと飛ぶアゲハチョウ(タイ産)。鳥撮るのに夢中で、家に帰ってから、もっとちゃんと撮っておけば良かったなと少し後悔..

 

リュウキュウツバメ

@F6.3 1/5000 ISO500 -0.33EV 600mm

@F6.3 1/5000 ISO500 -0.33EV 600mm

@F6.3 1/12800 ISO1600 -0.33EV 600mm

@F6.3 1/12800 ISO1600 -0.33EV 600mm

@F6.3 1/12800 ISO1600 -0.33EV 600mm

@F6.3 1/500 ISO64 -0.33EV 600mm


海岸から移動してバーンプラ貯水池にて、車で15分ぐらい。最近ハマってるツバメの撮影です。シーズンも終わってかタイでカワセミを全然見掛けなくなったからですが、、リュウキュウツバメだけなかなか良い撮影ができてなかったけど、今回は良いのが撮れたんじゃないかと思います。しかし、Z8ツバメいけますねー。日本でZ8を購入してすぐに「カワセミの飛び込み」で試して、そして今回のリュウキュウツバメの飛翔撮影と、野鳥の高速飛翔の二枚看板。Z8にZ180-600mmでどちらも問題なさそうです。上から二番目のリュウキュウツバメは色と雰囲気が僕のお気に入りです。フルサイズのお陰なのかはわからないけど、F6.3でもかなりシャッタースピードも上げられます。


アナツバメ

@F7.1 1/5000 ISO500 -0.33EV 440mm


積層型センサーの限界!アナツバメの飛翔撮影。Z8の電子シャッターはEOS R1を除くとα1, α1IIと並んでかなり高速ですが、アナツバメは何度撮影しても頭が気になるレベルでボコンと歪みます(この二枚はマシな方)。。。多分R1でも歪むんじゃないかな。もうこの領域はグローバルシャッターのα9IIIが必要ということでしょうか。Z8使い出して分かった事だけど、積層型センサーはメカシャッターと比べても、まぁまぁ歪むシーンも多い。カワセミやリュウキュウツバメなら許せる。だけど急加速・急旋回が多いアナツバメは顔や頭の辺りにローリングシャッター歪みがけっこう出ます。ここら辺が現時点の積層型センサーカメラの境界線なのかなと感じています。


【まとめ】

ということで、Z8を持ってバーンプラへ2泊3日のショートトリップ。僕と奥さんとで、やりたいこと半々という感じで、滞在中ずっと野鳥撮影というわけではなかったですが、ナンヨウショウビンやツバメはいつも以上に撮影できました。Z8を購入してからは、珍しい鳥を追うよりも、何度も試せる野鳥を被写体にとにかく撮影しに行ってます(他の方の写真とも比較しやすいので)。AFに関しては大きな不満はないけど、それ以外の色や描写の部分では、まーーだ自分の中でしっくりきてない部分があって、撮っては家で検証の繰り返しです(Z180-600mmが光加減での影響が大きいのもあると思う)。。ただ、ちょこちょこ「これ!」という写真も撮れ始めてはきてるので、Z8での野鳥撮影の道のりもそこまで険しくはないと思います。多分。


今年も例年通り「水掛祭り」には一切参加しませんでした。5, 6年前までは水鉄砲持ってカオサンやRCA行ってはしゃいでましたけどね,,,

 

海の上空高くナンヨウショウビン

朝のシラサギ

バーンプラ海岸にて

 

Z8を持ってバーンプラへ「朝の海ナンヨウショウビン」でした。

photo by yotarosuite(2026/4/12-14撮影)

 

このカメラとレンズで撮影しました。

▼愛用のSmallRigレザーストラップ

 

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Z8を持ってアユタヤへ『ワット・マハタートとヒメヤマセミの撮影』


「Z8を持ってアユタヤへ」

Z8を持ってアユタヤへショートトリップ。買ったばかりのNikon Z8とZ180-600mmの超望遠ズーム、それとZ40mm F2のパンケーキレンズを持ってアユタヤ遺跡の一つワット・マハタートとヒメヤマセミの撮影に行ってきました。

 


ワット・マハタート

Z8 / Z40mm F2

 

木の根に埋もれる仏頭


僕の住むバンコクから車で1時間半ほど。アユタヤ王朝時代のアユタヤ遺跡群の中でも特に有名な「木の根に埋もれる仏頭」のある寺院のワット・マハタートにて。タイの有名な観光地の一つです。日曜という事もあって観光客も多く、日本から来た感じの人たちも多かったです。特段遺跡や寺院が好きというわけではないですが、そんな僕でもタイに住んでいて2、3回は訪れたことがあります。

Z8にZ40mm F2のパンケーキレンズで撮影。40mm F2をまともに使ったのは今回が初めてだったけど、遺跡の質感や雰囲気を撮るのに40mmは良い距離感でした。写真の雰囲気も嫌いじゃないです。

 

<Z40mm F2について>

Z8にZ40mm F2


パンケーキと言っても、他メーカーやマイクロフォーサーズ機と比べるとまぁまぁ大きなレンズだけど、Z8だとボディサイズとの対比でコンパクトに収まります。思いのほか機動力も良いです。ストラップはSmallRigの「レザーストラップ」を使用。僕の中でかなりのヒットです。Z8はカスタムできるところも少ないので、ストラップぐらいはという事で(ただSmallRigのデカいロゴは余計)。値段もお手頃。

 

▼(アマゾン)SmallRigレザーストラップ



・写りについて
少しエモいというか、雰囲気よく撮れるレンズで、ニコンの中ではコンパクトな部類でもあるので、ボディが大きいZ8にはちょうど良いサイズ感(見た目のバランスも悪くないと思う)。50mm F1.8のSラインとどちらを購入しようか迷ったけど、3万円ちょっとでこの写りなら僕は全然満足です。

ただ、このレンズは絞って撮ってもあまりシャープな写りにはならなくて、解像感だけで言えばフジのXF35mm F1.4 Rなんかの方がシャープに写ります。それと、人物や建物の縁にパープルフリンジ(色収差)が出やすいです.. それでも、まだ奥さんぐらいしか撮ってないけど、色を大きく調整しなくても良い感じに写ってくれます。フジだと雰囲気重視でクラシックネガやリアラエースで撮った日には、なかなかブーイングな肌の色になりますので,,

@F2 1/2000 ISO72 -0.67EV 40mm

 


・写真の明るさについて

PCモニターだと写真が暗い


これはレンズより、ボディ側の問題だと思うけど、Z8で撮った写真の明るさが、PCやスマホで見るとどの写真も少し暗いんです。。Z8を購入したばかりで使い慣れてないのもあるんだろうけど、気になってネットやYouTubeで調べてみると、ニコン機ではよくある話らしく、解決策としては「ヒストグラムを見ながら撮影」とのこと、、パシャパシャ撮ってる時にそれは面倒くさいです。しょうがないのでPCの前にZ8の背面モニターを置いて、見比べながらLightroomで明るさ調整しました。Z8はEVFも背面モニターもかなり表示が綺麗だけど、逆にこういう部分でデメリットにも感じてしまいます.. 撮影中のテンションは上がるけど。。


ニコンのミラーレスは初めてなので、初めてのニコン機だとモニター表示と実際の写真の明るの違いに、最初は少し戸惑うかもしれないです。

 

 


ヒメヤマセミの撮影
Z8 / Z180-600mm

 

オオバンケンも

シロガシラヒヨドリ

キンイロコウヨウジャク

チュウヒ


アユタヤと言ったらヒメヤマセミ!ということで、どちらかと言えば僕にとってはヒメヤマセミの撮影がアユタヤのメインです。タイで野鳥撮影している人には有名な場所で、僕も4、5回は撮影に訪れたことがあります。タイでヒメヤマセミを見たのは、ここ以外だと以前ピサヌロークに行った時(その時の記事はこちら)くらいです。この日はヒメヤマセミが数回飛び込んだけど、かなり上空でホバリングしてから、4、5回に一回くらいの飛び込みで、見事にタイミングが合わず撮影に失敗しました,,



<Z8とZ180-600mmのAFについて>

Z8にZ180-600mm F5.6-6.3


Z8にZ180-600mmでの現時点での所感としては、自分から合わせにいければ大抵のシーンでAFがしっかり合ってくれます。AFスピードは爆速だとは思わないけど、必要十分な速さで、一瞬を切り取るような撮影には強いと思う。ただ、最初から最後まで追従し続けるような撮影はあまり得意じゃない印象で、これはレンズというより現状のニコンのAF性能なんだと思う。一瞬か追従か、どちらに重きを置くかでZ8のAFに対する評価は大分変わってくると思います。一瞬の強さは他メーカーと比べても悪くはないです。


Z180-600mmの超望遠ズームはピント面の解像感が光と大気の影響にだいぶ左右される感じで、フジのX-T5にTamron 150-500mmで撮っていた時と比べると、良い時と悪い時の差が大きいように感じます。月を撮影した時にも感じたことだけど、遠距離はそれほど解像してくれません。良かったのは、Z180-600mmは至近距離でのカワセミの飛び込み撮影に強いこと。ツバメの飛翔も結構撮れる。ただ、中間距離くらいから距離が離れていくと一気に解像しにくくなる。600mmまであるレンズだけど、比較的至近距離に強く、遠距離は条件の影響が出やすいレンズだなと感じています。

 

▼Z180-600mm F5.6-6.3の使用レビュー

www.monokiri.net

 


【まとめ】

ワット・マハタートにて


ということで、Z8を持ってアユタヤへ行ってきました。Z8のモニターによる実際の写真との明るさの違いは、少し自分の中で誤算だったけど、撮影自体はなかなか良好です。カメラの大きさも、40mm F2を付けている時は最初からカメラバッグに入れず、肩に掛けて持ち歩くようになったので、逆に割り切れて撮影の機動力も上がりました。その分、ぶつけるリスクも上がりましたが、、

 

Z8はとにかくカメラで撮っている感の強いカメラ。がっしりしたサイズ感も理由だと思います。カメラデーと決めてる日はこれぐらいあった方が僕には良いなと。野鳥撮影はもちろん、アユタヤ遺跡や寺院を回るのにもZ8は良いなと。ただ、街に買い物ついでにカメラを持って行くなら、ズボンの後ろに入るコンデジが断然良いですが...。

 


「Z8を持ってアユタヤへ」
photo by yotarosuite(2026/3/22撮影)

 

このカメラとレンズで撮影しました。

▼SmallRigレザーストラップ(黒もあります)

 

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CFexpressカードが想像以上に凄かった・・

 

Nikon Z8購入でもらえる「Z8 CFexpressメモリーカードプレゼントキャンペーン(2026/3/31迄)」のCFカードが手元に到着しました。

 

CFexpress Type B メモリーカード 165GB


僕は日本でZ8購入した10日後ぐらいにはタイに帰ってしまったので、「深夜特急」に触発されてタイ、マレーシアと一人旅にきた知人の大学生の息子にメモリーカードを持ってきてもらいました。2,000円ぐらいのメモリーカードなら日本に置いとくのでも良いけど、これ自分で買うとなると4万円近くもする、、、


▼(アマゾン)Nextorage CFexpress Type B 165GB

www.amazon.co.jp

Nikon Z8はCFexpress(Type B)のCFカードとSDカードの2個のカードスロットがあって、CFカードは今まで使った事がなくて、値段もかなり高い、、どうせ後でCFカードが手に入るからと、今日の今日までZ8にSDカードで野鳥撮影をしてきました。ただ、連射して撮影していても特段困ったことはないけど。

 

右はLexarのSDカード


僕が使ってるSDカードの中で一番書き込みが速いのはLexarの「1800x SDXC UHS-II 64GB」。最大書き込み210MB/s。300MB/sぐらい出るSDカードも発売されてるけど、まぁ値段はかなり高いのと、X-T5で使ってたときはメカシャッターの秒15コマ(ロスレス圧縮RAW)で、21枚ほどしか連続撮影ができないので、210MB/sでも十分という感じ。Z8でもカメラ本体のバッファが強力なせいか、SDカードを使っていて僕は撮影で詰まったことはないし、足りないと思ったこともない。

ちなみにタイではSunDiskとLexarがメモリーカードの二台巨頭という感じで、僕は値段が少し安いLexarのSDカードを好んで使っています。

 

▼(アマゾン)Lexar UHS-II 64GB 最大書込210MB/s

▼Lexar UHS-II 128GB 最大書込180MB/s

▼あまり連射しないカメラ用 最大書込130MB/s


書込210MB/sの方が体感でも少し速いけど、180MB/sでも撮影に影響するほどの違いはないので、容量が多くて値段が比較的安い「最大書込180MB/s」のSDカードはおすすめ。あまり連射しないカメラには更に安いLexarのSILVER PROを使っています。連射は書き込み速度(W)が重要だけど、Lexarに限らずメモリーカードはどれも読み込み速度(R)の数値を前面出してアピールしてるので、そこは注意が必要。



<連射可能枚数テスト>

せっかく手元にCFカードが届いたので、Z8に挿しこんで自分が使ってるSDカードと、どのくらい違うものなのかテストしてみました。CFカードの書き込み表記が3600MB/sと、とんでもない数字してるの相当連射が止まらないのは想像出来るけど・・・

項目 Nextorage (CFexpress) Lexar (SDカード)
最大書き込み 3600MB/s 210MB/s
ロスレス圧縮RAW 約2,000枚 約57枚
高効率★RAW ほぼ無限 約100枚

※シャッタースピードは1/3200で計測(普段と同じように鳥認識等もON)
※「ほぼ無限」全然止まらないので3,000枚ぐらいで中断しました。

Z8のマシンパワーもあるんだろうけど、CFexpressカードが想像以上に凄かったです。。ちなみに、CFカードもSDカードも連射がストップするわけじゃなく、少し詰まるというぐらいで書き込み待ちもなく、すぐに次の撮影が再開できました。僕はZ8では「高効率★RAW」で野鳥撮影をしていて、連射で連続100枚も撮ることがないので、SDカードでも問題はないのかなと思う。せっかくもらったので、CFカードも使うけど。


【まとめ】

SDカードでも問題はないけど・・


ということで、到着まで約1カ月。ニコンのZ8購入メモリーカードプレゼントでCFカードが届きました。以前から連射使用ならCFexpressカード対応機種が良いとネットの記事なんかで見ていて、Z8も対応機種だけど、カードに金掛かるのが嫌だなーとは思っていたけど、、いざ使って連射してみるとSDカードとは別次元の書き込み速度でした。ただ自分で購入するとなると、狂ったような値段してますが、、


しかしZ8購入で75,000円のキャッシュバック、Z180-600mmも2万円のキャッシュバック。4万円近いメモリーカードまでプレゼントと(楽天カード使ったので楽天ポイントも結構もらえた)、、買った側の僕としてはかなり有難いけど、そろそろZ9IIが登場予定で、できるだけ早く在庫処分をしたいのか?それともZ8がそれほど売れていないのか??は、わかりませんが。思いのほか大判振る舞いですよね,, いろいろニコン大丈夫なのかな...。


▼Z8購入メモリーカードプレゼントは3/31まで!

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▼(アマゾン)Nextorage CFexpress Type B 165GB

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Lexar カードリーダー


LexarのCFexpress(Type B)カード対応でSDカードも使える2 in 1のカードリーダー買いました。転送速くてコンパクトで良い感じです。

▼Lexar CFexpress TypeB & SDカードリーダー

 

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Z180-600mm 野鳥撮影(使用レビュー)



「Z180-600 野鳥撮影」

今年の2月16日にNikon Z8とZ180-600mm F5.6-6.3の超望遠ズームを日本で購入。フジからニコンに乗り換えて、タイに戻ってから7回ほど野鳥撮影に行ってきました。

 

NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR


40mm F2のレンズも購入したけど、Nikon Z8は僕の完全野鳥撮影専用機。予算含めてではあるけど、Z180-600mmのこのレンズがあるからフジからニコンに移行して、Z8も一緒に購入することができました。もしこの超望遠ズームレンズがニコンから発売されてなかったら、移行できなかったかもしれません。

日本で購入後に日本にいる間に数回野鳥撮影で試し撮り(記事はこちら)。その時点で撮れた画に「良し!」はあったけど、カメラもレンズの設定も全然触れていない状態だったので、タイに戻ってきてから設定もいろいろ試しながら、Lightroomでの現像作業でもニコン特有のRAWデータのクセなんかも徐々に把握しつつ、とりあえず購入からまだ1カ月も経ってはいない状況ですが、、タイでNikon Z8にZ180-600の超望遠ズームで撮影(高効率★RAW)した野鳥写真です。

 

ハリオハチクイ

シキチョウ

ササゴイ

インドシナブッポウソウ

コウハシショウビン

前方に飛んでくるシキチョウ

カワセミ水面からの飛び出し

ユリカモメ

インドトキコウ

カワウ

オグロシギ

ユリカモメとシギたち

セイタカシギ

ナンヨウショウビン

キバラタイヨウチョウ

アカガシラサギ

水辺のハリオハチクイ

水面を横切るササゴイ

早朝のカワセミ

Nikon Z8 / Z180-600mm F5.6-6.3


なかなか良い感じに撮れたと思うのですが、、どうでしょうか。最初ニコンのビビットな青色に少し手こずりましたが、ダイナミックレンジの調整やLightroomで色合わせをしながら、だいぶ自分好みな色合いに出来るようになってきました。RAW撮影でもカメラ側のダイナミックレンジやピクチャーコントロールは完全一緒では無いもののLightroomにもベースとして反映されるので、カメラ側でも気にして調整しています。

Z180-600mmで野鳥撮影。特に飛翔シーンをメインで撮影するのなら、結局のところAF性能、その中でもAFスピード(合焦速度)が何よりも僕は重要だと思っていますが、Z8のカメラ本体のAF性能が良いのは当然として、Z180-600の超望遠ズームで撮影していてAFで特段困ったというようなシーンは僕は今のところありません。



<Z180-600mm F5.6-6.3 VRについて>

NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR


・AFスピード

今までFujifilm X-T5にタムロン150-500mmで野鳥撮影をしていたので、そこからのAF性能の違いが凄いというのもあるけど、Z8にZ180-600mmは初速のAFスピードと食いつきはかなり良いと思う。特にピントが合う瞬発力は、こちらがちゃんとレンズさえ野鳥に合わせることができれば、カワセミの飛び込みシーンでも、前方に飛んでくるシキチョウなんかの小鳥でも、しっかりと合焦してくれます。


・追従性
これはレンズというよりニコンのカメラ性能だと思うけど、ソニーやキヤノン機を使った時の感覚からすると、AFの追従性能はニコンは若干弱いのかなと感じる。AFがビタっと最後の最後まで追従し続けてくれるわけじゃなく、飛んでる鳥の追従途中でピントがズレたり外れたりしやすい感じはある。ただ、狙ったシーンでの一瞬の食いつきや撮れる写真は、ソニーやキヤノンと比べてもかなり良いんじゃないかと思う。

・解像力
ボケ感以外は、単焦点と比較しても決して悪くないんじゃないかなと思う。知人がZ9にZ600mm F4を使っていて、同じ場所で撮った写真を見比べても、正直そこまで描写や解像感の違いは感じなかった。ただ、物理的なレンズの明るさとボケ感の綺麗さはやっぱり違うので、それも含めると写りの違いは感じるし、そこを求めて高い金額出して単焦点を購入する人がいるのは当然理解できる。

・F値(レンズの明るさ)
望遠端600mmで開放F6.3。470mm付近でF6になる。ここら辺がこのズームで野鳥撮影する時に一番使用する焦点域になると思うけど、フルサイズ機の恩恵も大きいんだろうけど、早朝のノイズが乗りやすい時間帯でもシャッタースピードを落とさずかなりの撮影ができる。この点は想像以上で、朝の時間帯でもほとんど1/4000秒はキープしながら撮影ができてる。ただこのレンズのベストは少し絞ってF7.1とかF8。当然もっと明るいレンズだとより良いのは間違いないけど、超望遠ズームとしては合格点だと思う。

・ボケ感
ボケ感は正直そこまで良いとは言えない。背景の枝などに二重線や、泡状のバブルボケが若干出やすい。ここら辺は解像力に重きを置くズームレンズに出やすい症状なのかなと感じています(フジでもTamron150-500mmでは出ないけど、XF70-300mmやXF150-600mmでは出やすかった)。レンズを向ける角度や、撮影後のトリミングでうまく付き合っていく必要はあります。ここは個人個人の腕の見せ所。

・手振れ補正
メーカー公称は5.5段分だけど、実際の補正効果は4.3段分ぐらいだそう。正直、手振れ補正については手持ちで撮影していても全く気にならず、この記事を書くために調べるまで何段かも知りませんでした...。

 

<レンズ機能>

スイッチ類

Z180-600mmのフォーカスリミッターはFULL(全域)と6m~∞の二つ。今までフジで使っていたタムロン150-500mmは10m~だったので、6mからなのは野鳥撮影では使いやすい。ただ、Z8はカメラ側でもフォーカスリミッターが自由に設定できて、スイッチをFULLの時はカメラ側で設定したフォーカス距離にも設定できるので、水辺などで高速で飛び回る野鳥を撮る時なんかはAFの前後の動きを制御できて便利。フォーカスリミッターに関してはZ8にZ180-600で現時点僕の中の最強セット。


Fnスイッチ

レンズ先端にFnスイッチが4つ搭載。カワセミの飛び込む瞬間なんかで待ちの状態から一瞬でシャッターを切りたい時に親指AFだと僕は間に合わない時があるので、左側のL-Fnボタンに露出とピント固定(ロック)するAEロックをカスタム設定して、シャッターボタンを押す瞬間にFnスイッチを離すという撮影をしています。 

 

<レンズ本体>

Z180-600mm レンズ本体

フィルター径95mm、サイズ110×315.5mm、重量1955g(三脚込みで2140g)。ズッシリ重い重量感。Z8に合わせると更に重い、、ただ「ニコン機はゴツい方がカッコ良い」は、なんとなくイメージとしてあるので(野鳥撮影専用と割り切ってるからというのもある)。実際使ってみると重いには重いけど、インナーズームでレンズが伸びたり縮んだりしないのと、Z8との重量バランスがすごい良いせいか、手持ちでも撮影がしやすいです。女性や高齢の人には少し厳しいかもしれないけど、成人男性なら手持ちでもいける重量。それと、今の僕にとっては重さどうこうより、そのカメラとレンズが自分の撮影魂を掻き立ててくれるかどうかの方が正義です。

 

レンズフード

可もなく不可もなくと言ったレンズフード。先端がシリコンだと立てて置く時に尚良かったけど、レンズの価格考えるとまぁ許せる感じ。ただスイッチ押してカチっとはめるタイプなので、水辺で使っていてもフードがすっぽ抜ける心配はありません。

 

三脚座

これはニコンのレンズの仕様なんだろうけど、三脚座がアルカスイス互換になっていないので、そのままだと僕が使ってる三脚には付けられない。なので、Z180-600mm専用のアルカスイス互換プレートを別途購入して取り付けています。

 

▼アルカスイス互換プレート

 

<カメラバッグ>

Think Tank カメラ用バックパック 14L

Z180-600mmを購入した時点で、今までのバッグだと入らないことはわかってたので、日本にいる間に探しに探して見つけたThink Tankのカメラ用バッグ。このバッグはカタログ写真にもZ180-600とZ8が写っていて、それを想定して作られたんだと思う。注文して届いたバッグを見た時は「これ本当に入るのか?」と心配になるぐらいコンパクトだったけど、フードを逆さにしてカメラに装着させたまま、ちゃんとすっぽり納まりました。カメラメーカーとかの、カメラカメラしてるバッグが好みじゃない僕にとっては値段も見た目もこれが最強。

 

▼Think Tank カメラバックパック14L 

▼カタログに写ってた取り付けポーチも同じのを探して購入しました。



<他メーカーのレンズと比較>

最後に、僕が他メーカーのレンズと比較検討し、実際触って感じた持論です。ちなみに僕にとっては「撮れること」が何より重要で、スペックやメーカーよりも自分にとってのベストが僕の正解なので、間違った解釈もあるかもしれません。


僕はこれまでFujifilm X-T5にTamron150-500mm F5-6.7で野鳥撮影をしてきて、カメラを乗り換える際に検討したレンズは、予算も含めてSony FE200-600G、Canon RF200-800mm、そしてマイクロフォーサーズのZuiko 300mm F4 IS PRO(35mm換算600mm)。僕の野鳥撮影では「600mm」という焦点距離が一つのベースライン。

 

・Sony FE200-600G
当初、第一候補はソニー。AF性能の評判が良いという部分が大きかった。α7CIIとレンタルして試しました。解像力というか細かい線描写がとても良かった。2019年発売と少し古いレンズでAFがあまり速くないというレビューも目にしてたけど、カメラのAF性能が良いのか気にはならなかった。ただ、撮れる画にあまり生気を感じず自分の好みとは少し違っていて、周囲の作例を見てもその印象は変わらず。かといって400mm F2.8や600mm F4は試したところで購入する予算もないので、結局、ソニーを選ぶには至らなかった(FE400-800mmは候補外)。ちなみにタイで野鳥撮影をしていて最も見かけるレンズ。

 

・Canon RF200-800mm
EOS R6 MarkIIIで試しました。望遠端800mmでF9、600mmでもF8と、800mmまであるのは魅力でAFも悪くなかったけど、とにかく暗かった。これはもう撮ってる環境によると思うけど、僕の環境では厳しい。レンズ性能や造りも価格を考慮してもフォーカスリミッターが非搭載だったりと、他メーカーのレンズと比べると見落ちする。それと一番はキヤノン機で撮った写真がRAWを編集しても自分の好きな色にならなかった。RF100-500mmや違うレンズを使ったとしても、根本の部分でキヤノンは自分には合わないんだと思った。

 

・Zuiko 300mm F4 IS PRO
OM-1に付けて周囲で撮ってる人のも見てるので、AFに関しては使わずとも不安要素なし。他メーカーの超望遠ズームに少し足すぐらいの金額でF4の単焦点レンズが手に入るのも魅力的。ただ、やっぱり気になるのはm4/3のセンサーサイズ。僕は自分が持ってるLumix GX7mk2にLeica100-400mm(35mm換算800mm)をレンタルして撮影したことがあって、その時に感じたのが換算と言えど「400mmはやっぱり400mmのレンズだな」と、無理に大きく写してる感覚が否めなかった。その点は300mm F4でも変わらないだろうと。快調表現(特にハイライト)も野鳥写真では少し物足りないと感じた。

 

・X-T5にTamron 150-500mm
APS-Cとフルサイズの違い、それ以上にフジとニコンのAF性能の違いが大きいのかもしれないけど、描写力、そして「撮れる画」のレベルが全然違った。。テクニックにテクニックを重ねて、MFで飛び込んできたカワセミに瞬時にピント合わせるようなトリッキーな方法を駆使すれば撮れないことはないけど、自分は野鳥を撮ってるのか、「曲芸」でも磨いているのか...。集中的にカワセミ撮影をしていた去年の末頃は、自分でも自分のやってることがよくわからなくなっていました。フジの超望遠レンズは、ほぼすべて使ったけど、越えられない壁がありました。これはフジのカメラで真剣に野鳥撮影をしてきた僕自身が出した最終的な答え。

 

【まとめ】

Z180-600 野鳥撮影

ということで、Z180-600mmでタイの野鳥撮影。購入前にネットでは「Z180-600のAFが遅くて、Z600mm F6.3の単焦点に買い替えた」というようなレビューも目にしたけど、実際に使ってみるとAFで不満を感じる場面は全然なくて、今後もAF目的で単焦点に買い替えることは僕は無いんじゃないかなと思う。ただ、Z400mm F4.5の単焦点レンズは、比較的手が届きやすい価格なのと、F4.5の明るさも魅力的なので、ここ一番の朝のカワセミ撮影のためにいつか追加購入する可能性はあるかもしれない。ニコンは超望遠域のレンズのラインナップが豊富で、用途で選べるところも魅力だと思います。


それでも、移動できない場所でも瞬時にズームして画角を変えられ、初めて訪れる場所でもこれ一本でさまざまな野鳥に対応できるのは。超望遠ズームの大きな魅力。ボケ感など単焦点には及ばない部分もあるけど、それを差し引いてもZ180-600mmは使いやすくて良いレンズだと思います。AFと解像力は問題無し。



表紙の画像はコンドミニアムの屋上にカメラとレンズを持っていって撮影しましたが、野鳥撮影の実際のフィールドをバックに撮った方がカッコ良さそうなので、そのうち撮り直して差し替えるかもしれません、、そんな感じで「Z180-600mm 野鳥撮影(使用レビュー)」でした。

 

Nikon Z8 / Z 180-600mm f5.6-6.3
タイにて撮影(2026/3/1~3/9)

 

▼サマーキャッシュバックキャンペーン(7/27まで)

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▼Z180-600mm F5.6-6.3アマゾンにて

▼【中古】Z180-600mmマップカメラにて
[rakuten:mapcamera:12550189:detail]

▼アルカスイス互換プレート

▼Think Tank カメラバックパック14L 

 


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【購入】ニコンZ8に180-600mmで野鳥撮影しました。


「ニコンで野鳥撮影」

タイで野鳥撮影を始めて3年半。Fujifilm X-T5にTamron 150-500mmの超望遠ズームでは丸3年撮影してきました。そしてついに・・・かどうかは謎ですが、フジからニコンに入れ替えてNikon Z8に180-600mmで新たに野鳥撮影を始めました。

 

Nikon Z8 / 180-600mm f5.6-6.3 VR


この3年半の間、フジのカメラで相当追い込んで野鳥撮影をしてきた自負はあります。カワセミの飛び込みも、空を舞うトビやタカの姿も決して撮れないわけじゃない。だけど自分の求める写真にはどうしてもたどり着けない。もう一歩突き抜けたい。「機材に頼れる部分は頼りたい」と半年から1年近く各メーカーいろいろ検討し、実際いくつかレンタルもしました。

タイでキヤノンEOS R6 MarkIIIをレンタルして野鳥撮影で試した時に、電子シャッターの歪みがどうしても気になって(この時点でZ6IIIやα7Vも候補から外れた)、残された選択肢はもう積層型センサーのカメラのみ。中古でSony α1(a1IIは予算的に無理)かZ8、もしくはOM-3に300mm f4。それか自分の使ってるX-T5をX-H2sに入れ替えるか、最後は直接店に足を運んで自分の感情に素直に従おうと、しっかりとは決めないまま、タイから日本へ一時帰国。

 

ヨドバシカメラのSony αコーナー

OM-3

X-H2s

日本に到着後、そのまま新宿西口のカメラ街へ。ヨドバシカメラ、ビックカメラ、マップカメラ、そして南口にあるカメラのキタムラと回ってカメラ見たり、値段やポイント還元率を調べたり、店員さんに質問して話を聞いたり。特に新宿という事もあるかもしれないけど、日本は全メーカーの実機が店頭で実際見て触れる。タイだとカメラフェアにでも行かないとなかなかこれができない。

一応、今までにも気になるカメラは全部触ったことはあるけど、自分自身が購入意欲を持って触りに行ったのは今回が初めて。


Z8に180-600mm

最初に訪れたヨドバシカメラでZ8に触った瞬間にビビビビ「これだろ!」と、思いのほか心が決まるのは早かった。性能とかスペックどうこうの前にまずこの見た目、いで立ち。α1でもOM-3でも、X-H2sでも無く、僕にはZ8だろうと。しかも翌日2月13日からはニコンの「キャッシュバックキャンペーン」がスタート。Z8、180-600mm共にキャッシュバック対象。タイミング含めて、これが僕の選択すべき運命なんだろうと感じた。

 

フジ用Tamron150-500mmをZ8に装着

ちなみに悪あがきはしました。「SHOTEN XTZ」というフジのXマウントレンズがニコンのZ機で使える電子マウントアダプター。これを使って本体だけZ8にできないかなと、、なんせ全部買うとなると80万円ほど掛かりますので。ただ試してわかった。これじゃないと。一応AFも効きはするけど、何かが違う。使ったことも無いのに偉そうなことを言うと、『ZレンズにあらずんばZ機にあらず』...。Z8を買うなら僕の中では純正レンズ一択。


Z8買った


日をまたいで、またいで、またいで・・・2月16日。マップカメラに行って買ってきました!Z8と180-600mm f5.6-6.3、バッテリーは替えで2個プラスして購入。野鳥撮影専用ではあるけど、一応標準レンズも一本買っとこうと後日40mm F2も購入(これもキャッシュバック対象)。CFexpressカードはZ8購入者はニコンのキャンペーンで後日貰えるみたいなので買いませんでした。


Z8購入直前にも1時間ほど奥さんとカフェに行って悩みました。本当にZ8で良いのか?AFは問題ないか?秒20コマの連射で大丈夫か?今年新しいZ9IIが出るんじゃないのか??等など、、Z6IIIに100-400mmは試したことがあるけど、Z8も180-600mmも試したことがなかったので、感覚的なイメージはできても、リアルな部分は購入してからの一発勝負。奥さんから「X-H2sにボディだけ買い替えたら?」と提案もされたけど、もうここまできたら自分のビビビビを信じようと。Z8でダメなら俺がダメ。これでダメなら野鳥撮影もやめてしまえと・・

 

いざ出陣!


ということで、Z8初日。東京から先輩の家まで車飛ばして遊びに行った木更津にて初めてのミサゴ撮影。カメラ設定とか細かい部分はまだ調べてないので、とりあえず鳥認識だけONにしての撮影。

 

<Z8初日 初めてのミサゴ>

ヒドリガモ

初めてのミサゴ

トビ

セグロカモメ

アオサギ

ツグミ


ネットで木更津の海の周りにはツグミがいると書いてあったけど、本当にいました。しかしZ8での初日。Z8すげーなと。AFの食いつきが凄い良くて、なんでも撮れるじゃんって。180-600mmもズームの筒が伸びないし持ちやすい。Z8に180-600mmは重いけど重くないという感覚で。野郎なら片手でも持ってられる(女性は無理だと思うけど)。多分ボディとレンズのバランスがすごい良いんだと思う。

 

【良かった点】
AFの効きが想像以上に良かった。AFがと言うより狙いやすい、ピントが合わせやすいという感覚かもしれない。Z6IIIを試した時にはなかった感覚。どちらも同じ画像処理エンジン「EXPEED 7」を使ってるわけだから、積層型による処理速度とかの違いがあるのかもしれない。


【気になった点】
帰って撮影したRAWデータを見て思ったのが、望遠端600mmで開放だとちょっと鳥の周りに色収差が出やすい。それと空の色(青色)が少しクセのある色の出方するなと。初日でここら辺が少し気になったので、次回は望遠端では少し絞るのと、カメラ側のホワイトバランスも青を少し調整しました。


ただ、空を飛んでる鳥を撮るのは別にZ8じゃなくても苦ではないわけです。重要なのはカワセミのような至近距離を素早く飛翔する野鳥の撮影。


そういうわけで、二日目はカワセミの飛び込みシーンの撮影に行ってきました。


<Z8二日目 カワセミの飛び込み>

カワセミの飛び込み

@F/7.1 1/4000 ISO-1600 -1.33EV 600mm

@F/7.1 1/4000 ISO-1400 -1.33EV 600mm

@F/7.1 1/4000 ISO-1600 -1.33EV 600mm

@F/6.3 1/4000 ISO-900 -0.67EV 600mm

@F/6.3 1/4000 ISO-800 -0.67EV 600mm

@F/7.1 1/4000 ISO-1600 -1.33EV 600mm

@F/7.1 1/4000 ISO-1250 -1.33EV 600mm

@F/7.1 1/4000 ISO-1250 -1.33EV 600mm

@F/7.1 1/4000 ISO-7200 -0.67EV 600mm

@F/7.1 1/4000 ISO-7200 -0.67EV 600mm

@F/7.1 1/4000 ISO-5600 -0.67EV 600mm

@F/7.1 1/4000 ISO-5000 -0.67EV 600mm

@F/7.1 1/4000 ISO-500 -1.33EV 600mm

@F/7.1 1/4000 ISO-5600 -1.33EV 600mm

@F/7.1 1/4000 ISO-2200 -0.67EV 600mm

@F/7.1 1/4000 ISO-2000 -0.67EV 600mm

@F/7.1 1/4000 ISO-2500 -1.33EV 600mm

@F/7.1 1/4000 ISO-560 -1.33EV 600mm


ドゴーンと一撃!いやーZ8とんでもない破壊力。。まじでとんでもない破壊力です。着いて早々、手持ちでファインダー覗きながらサクっと撮れてしまいました..。カワセミってこんなイージーだったか、、

 

カワセミの飛び込み写真で有名なアラン・マクファディン氏がNikon D4で6年掛かった写真をZ9にしたらわずか数分で撮れたなんていう逸話がありますが。まさにそんな感じで、X-T5で散々苦労したカワセミの飛び込みシーンが、Z8だといとも簡単に撮れてしまいます。。カワセミの飛び込みはタイでも日本でも苦労してきたので、嬉しいような切ないような、、少し複雑な気持ちもありますが...。Z8にしてほんと良かったなと、一人感動を噛みしめるカワセミ撮影となりました。


【良かった点】
1)枝に留まってるカワセミにAFを合わせたまま待機していても、ピントが後ろに引っ張られたりしないので、置きピンから飛び込む瞬間に親指AFでAF起動みたいなトリッキーなことをしないでも、撮影することができました。これはカワセミ撮影では、かなり大きなアドバンテージだと思う。

2)シャッタースピード1/4000が普通にいけるようになった。多分1/5000も普通にいけると思う。X-T5にTamron 150-500mmでは1/3200が限界だったので、フルサイズの恩恵が大きいのかもしれない。


【気になった点】
カワセミの白い羽の部分なんかがけっこう白飛びする、、これはZ8やZ9の写真を見て前から少し気になってたけど、なるほどカメラ自体が飛びやすいんだなと。ここは少しうまく付き合っていく方法を考えないといけない。

 

ヤマガラもいました

カワウたそがれ

ノートリミングアオサギ


Z8を購入してから二回目の撮影。カメラ設定もまだしっかり触れてない状態だけど、僕が今まで野鳥撮影で使ったことのあるカメラの中では断トツでZ8が一番納得のカワセミ撮影ができました。これは自分の体験の事実として。


<Z8三日目 野鳥公園>

実家から車で40分ぐらいの東京大田区にある『東京港野鳥公園』。前からグーグルMAPで「野鳥公園」と表示されていて気になってた公園に初めて行ってきました。

白梅にメジロ

アオサギ

カワウ

シジュウカラ

遠くにカワセミ

カルガモ

ヒヨドリ


野鳥公園と名のついた、大きな大きな『東京港野鳥公園』。一応有料です。季節が悪かったのか鳥少なめ、観光客は多め。撮影小屋なんかもあるけど、池の水も上がってるし、撮るものがほとんどなくて、野鳥王国タイから来てる僕としてはこれで『野鳥公園』と名付けられるのは、ちょっと不満です..w ただ白い梅の木に集まるメジロを撮るのは初めてで、タイと違って空の青もスカッと綺麗でなかなか良い写真が撮れました。

【良かった点】
この日は鳥も少なくて、撮りたいと思うようなシーンもそこまでなかったけど、家に帰って見直すとけっこうどれも絵力ある写真だなと(特にアオサギの写真とか)。よくニコンの写真を「説得力がある」と表現する人がいるけど、この絵力のことをいってるのかな?とそんな風に感じました。

【気になった点】
シジュウカラの写真のバックなんかで、Z180-600mmのレンズはけっこう背景の木や枝が二重線のような、ボケになりやすいなと。前側もバブルボケが少し出やすい。ボケ感は今まで使っていたTamron 150-500mmや、以前レンタルしたソニーの200-600mmの方が綺麗かなと思う。

 

そして日本でのZ8最終日(毎日撮りに行ってたわけじゃないけど)、日本に行ったら必ずカワセミ撮影で訪れる僕にとっての聖地のような場所。

 

<Z8最終日 カワセミニッポン>

トップにも登場のカワセミ写真

カイツブリ流し撮り

カワウ流し撮り

ゴイサギ流し撮り

カワセミちょい流し

目の前を横切るカワセミ

カルガモ

河津桜にメジロ

ヒヨドリ枝被り

オオバン

カワセミニッポン

カワセミニッポン!

カワセミニッポン!!

カワセミ二羽ニッポン!!!


最終日は僕が日本で初めてカワセミを撮影した場所で締めくくりです。目を離してる隙にボスッと池に飛び込まれちゃったので、飛び込みシーンの撮影はできなかったけど、池を横切って飛んでいくカワセミにもAFがしっかり追従してくれました。日本で4日間Z8持ち出して野鳥撮影してみたけど、いやほんと撮れないものはない。


【枝被りでのAF】
Z8を購入する前に、ネットなんかで「ニコン機は枝被りに弱い」とレビューしてる人がいて、少し気にはなってたけど、問題なく撮影できました。厳密に言えばAFエリアをワイド(S)とかシングルポイントなんかの小さい枠にすればちゃんと合ってくれる。多分オートエリアで何もしないでも自動で合ってくれないのを「枝被りに弱い」と、そういうニュアンスなのかなと想像するけど、正直僕はそこまでカメラ任せの撮影を求めているわけじゃないので(フジで鍛えられたもある)、そこはまったく問題なし。

【トリミング耐性】
今まで野鳥撮影で使っていたFujifilm X-T5がapscで4020万画素で、Z8はフルサイズで4571万画素。X-T5と同じapscサイズにすると1936万画素なので、トリミング耐性はどうなのか?と少し不安だったけど、まったくと言っていいほど問題なかったです。

 

 


「Nikon Z8」


ニコンの準フラグシップ機となるZ8。僕は当初予算含めてα7VやEOS R6 MarkIII、それにZ6IIIなんかに興味があって、どうしてもシャッター歪みが気になって思い切って積層型センサーのZ8を選んだわけだけど、その決断は間違ってなかったと思います。Z8の見た目も造りも性能や野郎感満載のサイズ感も全部気に入ってます。ただ、価格はキャッシュバックがあるとは言え、僕の当初考えてた予算を完全にオーバーしました。。大人だからこそ、逆になかなか冒険しずらい金額。それでもここ何年か、もしかしたら僕の人生の中でも一番、二番の納得の買い物だったと思う。Z8までじ良いです。


基本的に僕にとってほぼパーフェクトなカメラだけど、強いてあげるならファインダー(EVF)は可もなく不可もなくという感じで至って普通。ただ576万ドットのZ6IIIは綺麗過ぎて覗いていて目が痛くなったので、369万ドットのZ8のEVFぐらいが僕にはちょうど良いのかもしれない。秒20コマの連射性能は、当初30、40コマぐらいあったら良いのになとは思ったけど、Z8の撮れ高が良いのか20コマでも全然問題なかったです。


普段タイで撮影していて、周りで良い機材使ってるタイ人のオジサンが多いので、一応全メーカーの野鳥撮影でよく使われてるカメラは一通り触ったことがありますが、それらと比較してもZ8に不満なし。あとは自分の野鳥撮影を追求していくだけだと思います。

 

 


「Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR」


ズームしても筒が伸びないインナーズームタイプの180-600mm f5-6.3の超望遠ズーム。レンズバランスが良いので使いやすいのと、見た目もなかなか良いです。ニコンには「S-Line」と呼ばれる上級タイプのレンズがあるようで、これは「S-Line」ではない凡庸タイプ?のレンズなんだと思うけど、写りもAFスピードも全然悪くないです。何より値段が魅力的。安いとこだと22万円ぐらい。よくこの値段にしてくれたと思う。フジからニコンに乗り換えられたのは、レンズの価格が手が出しやすかったのもあります。

ただ、レンズに関してはボケの感じ含めて、これがベストとまでは思わないけど、ベターな選択肢には間違いなく入れて良いレンズだとは思う。結局のところ気に入ってます。

 

▼三脚用にアルカスイスプレートも買いました。



将来的にも僕は600mm f4を買えることはないと思うけど、、400mm f4.5や600mm f6.3の単焦点レンズは状況で買うことがあるかもしれません。ニコンで良いなと思うのは、超望遠域の単焦点が比較的手が出しやすい値段なこと。それとニコンの超望遠域はどれもちゃんとコンセプトが感じ取れて、特に400mm f4.5、1.4倍テレコンを付けて560mm f6.3とか、よく考えられてるなと思う。

 

【Z8+180-600mm専用バッグ】


Think Tankの14L カメラバックパックもZ8に合わせて日本で購入。Z8+180-600mm専用に作られたんじゃないかというぐらい抜群の収まり具合(多分意識して作られているはず)。見た目も造りも機能性も、それに2万円ぐらいの価格含めて、最強の専用バッグなんじゃないかと思います。タイだとThink Tank高いんですよ,,,

▼Think Tank 14Lカメラバック

 

 

【まとめ】

ということで、ニコンZ8に180-600mmの超望遠ズームを買いました。Z8はすでに発売から2年以上経ってる機種ですが、鳥認識やファームウェアアップデートもそこそこ出尽くして、逆に成熟した良いタイミングで買えたのかもしれない。今まで使っていたフジ用のTamron 150-500mmのレンズは、Z8購入の足しに日本でそのまま手放しました(X-T5は手放さず手元にありますが)。つまりフジと二台体制で野鳥撮影をするのではなく、Z8に完全移行です。

フジで撮る野鳥写真の特に色味はすごい好きです。色だけなら今のところZ8で撮った写真よりも好みかもしれない。それでも色味だけでは、自分の求める写真と満足にはたどり着けなかったです。多分、自分で思っている以上に自分自身が相当真剣に野鳥撮影に取り組んでるんだと思う。その中で僕にはZ8が必要になったんだと。高い買い物ではあったけど。

今年はZ9IIが出るかもしれないし、その後はZ8IIも出るんだろうけど、10年現役で使い続けているOLYMPUS TG-4 Toughも手元にまだあるので、気合入れて手に入れたZ8も可能な限り長く使い続けたいと思います。ちなみに金額のことは満足感で若干どうでもよくなっちゃってます、、、


ところでこのブログ、始めた当初からフジの野鳥撮影にほぼ全振りなので、今後どうしたものかなと一人で勝手に悩み中...。ライブハウスでの撮影もすっかりSony ZV-1がメインになってしまったし、眠ってるXF35mm f1.4のレンズでも呼び起こして、またフジでも新しい撮影を模索してみようかなとか考え中です。

 

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▼マップカメラ(僕は西口本店で買いました)



「ニコンZ8に180-600mmで野鳥撮影しました」でした。

 

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