
「カラーキャリブレーション」
良い写真仕上げよう大作戦Vol.1
良い写真に仕上げよう大作戦。一回目は「カラーキャリブレーション」です。製品レビューと言うほど大げさなものでも無いし、誰かに教授できるほど詳しいわけでもないので、ただただ僕自身のブログ更新のネタ、与太話ぐらいの感じで見てください。
<プロローグ>
僕はグラフィックデザインの学生時代からデザイン事務所で働いてましたので、パソコン歴とAdobeなんかのグラフィックソフトの使用歴は大分長く(最初に買ったPCはMAC G4です)、モノ作りや作業に対してのこだわりも結構強い方なのですが、ことパソコンや機械ものの性能みたいなものには疎くて、使えれば良いみたいな感じで、深く考えずやり過ごしてきた部分があります(今もデザインの仕事してます)。
ただカメラにハマっていく中で、もっと良い写真が撮りたい、もっと良い写真に仕上げたい、自分の中でこれだ!という満足のいく作品を完成させたいと、強く思うようになり、今使ってるFujifilm X-T5からフルサイズなんかの新しいカメラに買い換えるか、それともレンズを新しくするか、ここ数か月ずっと考えてました。
そんな中で僕がカメラ撮影のメインにしてるライブハウスでのライブ撮影、それと野鳥撮影(星や月、ひまわりの撮影なんかも好きです)。
ライブ撮影は新型XF23mm f1.4の単焦点レンズを買った時点で大よそ自分の中では満たされていて、残るはレンズだ何だと一番金の掛かる野鳥撮影。フジから新しく発売されたXF500mm F5.6は野鳥撮影の現場で一度試させてもらって、良いレンズなのは間違いないけど今使ってるTamron150-500mm f5-6.7から入れ替える程のものは感じれず、OM SYSTEMからOM-1 Mark II、そしてCanonからEOS R5 Mark IIが出た時は総入れ換えも含めて大分悩みました。
ただ、一つ一つはどれも良い点があるけど、トータルで今使ってるX-T5を手放してまでとはいかず、当然金銭的な部分もあるわけですが。そんなこんなで悩んでる中で、僕の中での答えが出ました・・・
「そうだ!パソコンを新しくしよう」
<ここから本題です、、>

本当は新しくしたPC(デスクトップPCからノートPCに買い換え)から書いていけば良いんだけど、、ノートPCやカラーマネージメントモニター、デスクチェアなんかを一気に全部新しくしました。その中でも一番の最強ツールだったのが「カラーキャリブレーター」だったので、一回目はカラーキャブリエーションから書いていきます。

モニターの色を合わせるだけで25,672円(タイも同じぐらいの値段)。高い、高すぎる、、なので今回色々買う中で、カラーキャリブレーターを買わずに何とかならないかと考えたりもしました、、だけど買ってわかった。これは本当に良い!
【カラーキャリブレーションについて】
モニターを正確なRGB色に調整することで、このカラーキャリブレーター『Spucer X Pro』はどんなモニターでも簡単に正確な色に調整してくれます。
仮に正確な色に調整されていないモニターだと、どんなに良いカメラで写真を撮っても、現像ソフトでどんなに色を追い込んでも、本来の自分が良しとする色にはなってないということで、「この青の色良いな」と思ってもその青はあくまで自分のモニター上だけの青色で、本来の正確な色では無いという事なんです。。
僕はタイに移り住んでからはカラーチャート(色見本)と色の再現性が良いApple製品を基準に自分のモニターの色合わせをしてました、、なので合ってる風ではあっても正確なわけではなく、青に合わせると緑が少しくすんで、赤に合わせると青が紫に寄ったりと、、この方法で正確に合わせるのは難しいんです。
それを『Spucer X Pro』がモニターの色を簡単に正確に合わせてくれます。
という事で、論より証拠。

写真だと光の当たり加減で若干色味が変わるけど、それでもわかる色の違い。手前のノートPCだけ写真の背景部分とかの色が大分違います。。左のノートPCと奥のモニターは実際の見た目は同じ色になってます。

PCに専用のソフトウェアをインストールして、Spyder X Proをモニターにくっつけてカラーキャリブレーションの開始です。ちなみに機械音痴な僕でも簡単にできたので、何方でも難しくなくおこなえると思います。
そして待つこと、2分とか3分。


いやー驚くほ簡単に、想像以上にしっかりとすべてのモニターを正確な色にしてくれます。ちなみに左のノートPCはsRGBカバー率95%(Adobe RGB 74%)、奥のカラーマネージメントモニターは100%(Adobe RGB 99%)、今回キャリブレーションした手前のノートPCはsRGBカバー率63%、Adobe RGBについては47%しかカバー出来てません、、それでもかなり正確な色味になりました。
【カバー率について】

言葉にするのが難しいのですが、よはsRGBカバー率63%のモニターの場合、たとえ正確な色に調整したとしても、本来の色の63%しか表示できないモニターという事で(簡単に言えば性能の悪いモニター)、現像ソフトを使おうが100%には遠く及ばない色域の中で作業する事になります。高い金額を出してカラーマネージメントモニターを買うのは100%の色域の中で作業するためなんですね、、それでもカラーキャリブレーションをすればカバー率の低いモニターでもある程度正確な色になります。
【sRGBとAdobe RGBについて】
簡単に言えばWEBサイトなんかのPC表示と印刷物の作業はsRGB、写真プリントならAdobe RGB(SNSなんかにアップする写真の作業はsRGB)。僕は常にモニター表示はsRGBにしてます。なのでカラーキャリブレーションもsRGBを選択しておこなっていて、奥のカラーマネージメントモニターだけ写真プリントする時用にsRGBより色域の多いAdobe RGBでのカラーキャリブレーションもしてあります。
<まとめ>
良い写真が撮りたいで何でカメラやレンズじゃなく、PCの買い換えや、カラーキャブリエーションなんだって事ですが、僕の場合はライブ写真でも野鳥写真でも基本RAWで撮影して、最終的にLightroomで細かく編集作業をしてからJPEG画像で書き出します。つまりどんなに良いカメラとレンズで撮影したとしてもLightroomでの作業が僕の撮った写真の完成の良し悪しを決定づけるんです。
僕の周りでも高いカメラとレンズで撮影してる人が何人もいるけど、SNSにアップした写真なんかを目にすると「こんな色してたっけ??」みたいな写真も多く、もしかしたら本人が作業してる画面上では綺麗な色をしてるのかも知れないけど、それはもちろん僕にも言えることであって。本気撮りだろうがちょっとしたインスタなんかのSNSへのアップだろうが、このブログでも、せっかくカメラで撮るんだから、自分の中のこれという写真に仕上げたい。
そう考えた時にまずはカメラやレンズを買い換えるよりも、撮った写真を仕上げる作業環境をしっかりするのが先決だと思ったわけです。
そして何より予算。カメラやレンズ(特に超望遠レンズ)を買い換えるのはなかなか覚悟のいる金額だけど、PCやモニター周りならある程度の予算で、しっかりしたものを揃えられる。それともし僕に一律の超があるとすれば、多分それはパソコン作業。若い時からイラストレーターやフォトショップなどを使って写真の加工だったり編集作業も仕事で毎日のようにやってきたので、Lightroomも触り始めた時から苦手意識は全くありませんでした。なので僕が良い写真を完成させるために投資するならまずはPC周りだなと考えました。
ただ、まどろっこしい話は抜きに『Spyder X Pro』かなり良いです。写真と色って切っても切り離せないものなので、カラーキャリブエーターを一つ持っておいて損はないです(値段もカラーキャリブレータの中で一番安い気がする)。モニターの色が正確になるだけで、自分の写真を完成させる工程に軸が一本生まれた感じがします。
▼僕の使ってるSpyder X Pro(おススメ)
▼X2 Eliteは複数モニターの一元管理が可能
※Spyder X Proは単一管理ですが複数モニター/複数のPCのカラーキャリブレーションできます。
次回、大作戦二回目はノートPCかモニターのどちらかを書いてみようと思います。
良い写真仕上げよう大作戦Vol.1「カラーキャリブレーション」でした。
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