
「GALLERIA クリエイターノートPC」
良い写真仕上げよう大作戦Vol.2
PC新しくしました。ゲーミングPCで有名?なGALLERIA(ガレリア)からクリエイター向けPC「Adobe Creative Cloud推奨スペックパソコン」として販売されたノートPC。
簡単に言うと写真表示がきれいなディスプレイを搭載していて、Lightroomでの現像作業(特にAIノイズ除去)が快適にできるグラフィックボードを積んだノートPCです。




【Adobe Creative Cloud推奨スペックモデル】

参照:PC専門ショップ「ドスパラ」
受注生産によるカスタマイズPCのBTOパソコンメーカー「株式会社サードウェーブ」がGALLERIAという名前で出してるPCで(有名なのはゲーミングPC)、その中のクリエイター向けAdobe CC推奨スペックモデルとして販売してるノートPC。
<GALLERIA RL7C-R35-C5N>
Windows 11 Home、CPU:Core i7-13620H
GPU:GeForce RTX 3050 6GB LaptopGPU
32GBメモリ / SSD 1TB
15.6インチ ノングレア WQHD液晶(2560×1440ドット表示)
sRGBカバー率95%(sRGB比100%)
重量:2.1kg
公式オンラインショップ「ドスパラ」で定価167,979円(税込)
クーポン駆使して145,980円(税込)で購入
<良かった点>
・ディスプレイが綺麗
・グラフィックボードで作業が快適になった
・デスクトップPCがいらなくなった
<気になる点>
・ノートPCと考えると重い(特にACアダプター)
・USB-C給電に対応してない
・キーボードが打ちづらい
<総評>
・とにかく価格が安い!
USB×3個、USB-C×1個、SDカードリーダー、映像出力端子など一通り装備されてます。ただUSB-C給電(Thunderbolt)には対応してません。総じて買ってよかったなとは思ってるけど、気になった点もまぁまぁ無くはないので、一気に書いていきます。
<ディスプレイが綺麗>

普通Windows用のノートPCはフルHD液晶(1920×1080)のディスプレイが多いと思うけど、このノートはひとまわり解像度の高いWQHD液晶(2560×1440)で写真表示がフルHDより明らかに鮮明で綺麗です。sRGBカバー率も95%とノートPCのディスプレイとしては優秀な方。ただ純粋なディスプレイの綺麗さはMac Bookの方がグレア表示(光沢)ではあるけど上かなとは感じます。だけどこのノートPCで十分満足できるレベル。
【作業領域について】


WQHD液晶(2560×1440)だとフルHDより同じモニターサイズでも作業領域が広くなって作業がし易くなります。ただ解像度が高い分、文字の表示サイズは小さくなるので、PC設定の拡大/縮小で文字サイズを125%や150%に少し大きくしてあげる必要が出てきます。
<グラフィックボードで作業が快適>

このノートPCの一番のポイントがグラフィックボードを搭載してること。LightroomのAIノイズ除去や画像書き出しが大分快適におこなえます。僕の場合は今まで使ってたノートPCだと1画像で50秒~1分半ほど掛かってたノイズ除去が10秒~15秒ぐらいで処理してくれるようになりました。大抵一回の撮影で最低でも20-30枚は現像するので、この点はグラフィックボード搭載のノートPCにした大きなメリットです。
【グラフィックボードについて】
このノートPCに搭載されてるグラフィックボード(ビデオカード)の「GeForce RTX 3050 6GB LaptopGPU」は、そこまで高性能ではないので、オンラインゲームや動画編集もしっかりやる人はRTX 4050やRTX 4060を積んでるノートPCの方が良いかも知れません(当然値段も上がります)。ちなみに僕は一切ゲームをやらないのと、動画編集もそこまでボリュームのある作業はしないので「RTX 3050 6GB」で問題に感じたことはありません。
<デスクトップPCがいらなくなった>

僕は今まで仕事ではデスクトップPCを使っていて、写真編集とかは野鳥撮影で泊りで遠出する時もあるのでノートPCを使っていました。日本に行ったり数日旅行に行く時は仕事のデータをノートPCに入れて持って行ったりもしてましたが、全てをメインPC1台にまとめてどこにでも持っていけるようにしたいという思いが前々からあって、それも含めて今回は少しスペックにも拘ったノートPCを購入しました。
ノートPCでデスクトップPCの代わりになるのか?と若干不安でしたが(昔はかなり性能差があったので)、結果的にノートPCにしてまったくと言って良いほど僕の場合は問題が無かったです。制作の仕事をしてるのでディスプレイもある程度の大きさを確保したいですが、15.6インチでWQHD液晶のノートPCなら作業領域が広いので、旅先でもある程度ストレスなく作業ができます。ただ自宅やオフィスで作業する時は外付けで大きな外部モニターを使った方が作業が捗るのは間違いありません。

※ちなみに今回のタイの地震で、まさにリュックにノートPC詰め込んで僕は非難しました。デスクトップPCなら持っていけなかったと思う..
<ノートPCと考えると重い(特にACアダプター)>


このノートPCは本体重量で2.1kgほどあります。グラフィックボードを積んでることもあって決して軽くはありません。ACアダプターも180W仕様なのでなかなかの大きさしてます。。社外メーカーのアダプターで小さく出来ないかと色々模索しましたが、そもそも180W対応で小さいのがありません。。またグラフィックボードが全開で駆動してる時はなかなか気になるレベルの騒音がします(一応GPUを抑えるFAN切り替えボタンも付いてますが)、なのでカフェで気軽にノートPCで作業というわけにはいかないです。
<USB-C給電に対応してない>

このノートに付いてるUSB-Cのポートはデータ転送専用で(外付けHDを付けたりとか)、USB-C給電(Thunderbolt 4)には対応してません。無くて作業で困るわけじゃないけど、不便さはあります。例えば外部モニターを繋ぐ時もHDMIケーブ、それに外部モニター側に装備されてるUSBポートやカードリーダーなんかを使いたかったら、ノートとモニターをリンクさせる為に1本別にケーブルを挿さないといけません。Thunderbolt 4だとケーブル一本ですべてがおこなえるので(給電もできる)、データ専用のUSB-Cしかないと外部とのコード類は必然的に多くなってしまいます。
<キーボードが打ちづらい>


僕にとってこのノートPCの一番のウイークポイントがキーボードが打ちづらいこと。。無理やり詰め込んだようなキー配列のせいで正直打ち心地は良くありません。GALLERIAはゲーミングPCでは有名らしいので、もしかしたらゲームする人には使いやすいのかも知れないけど、グラフィックソフトを使ってるとこのキーボードは正直使いづらいです。それとタッチパッドも今どきのノートとしてはカチカチ強めに押さないといけないので、決して良い使用感とは言えない。
▼普段はロジクールのキーボード使ってます。
僕がちょっと思ったのはBTOパソコンメーカーのPCは(今回初めて購入しました)、スペックや価格、カスタマイズ性は素晴らしいんだけど、キーボードやUSBなんかのポート位置だったり、そういった細かな使用感という部分では大手メーカーのPCと比べてクオリティが少し劣ってるように感じる部分があります。
<総評>とにかく価格が安い!

ただ、不満点はあれどGALLERIAのノートPCはとにかく価格が安いです!他メーカーのWindows用ノートPCを見てもWQHD液晶でグラフィックボード積んだノートで20万円切って買えるのは他に無いんじゃないかと思うのでコストパフォーマンスは相当良いと思います。なのでほとんどの不満点もこの価格で相殺はできます。僕が住んでるパソコン大国タイのバンコクでもこのスペックのノートPCをこの価格で買うのはまず無理なので。だからわざわざ日本で買ったんですけどね。
ちなみに僕はPCは仕事でも使うので買い換えサイクルも速い為、少し予算厳しめにRTX 3050を選択しましたが、動画編集もバリバリやるならグラフィックボードはRTX 4050か4060の方がおすすめです。ただPCは上見るとキリがないので、RTX 3050でも大抵の作業は十分できると思います。
▼【ドスパラ】RTX 3050 6GBモデル
www.dospara.co.jp
▼【ドスパラ】RTX 4050 6GBモデル
▼【ドスパラ】RTX 4060 8GBモデル
▼<クーポン必須>ドスパラのクーポン情報ブログ
良い写真仕上げよう大作戦Vol.2「GALLERIA クリエイターノートPC」でした。
次回はモニターを書く予定。
▼大作戦Vol.1「カラーキャブリエーション」
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