
タイは6月19日にX half発売。という事で発売当日にサイアムにあるショッピングモール『セントラルワールド』に行ってXハーフ見てきました。




デモ機はシルバーのみ。もしかしたら予約の段階で全部売切れかな?とか思ったけど、ブラックは在庫があるらしい(それ以外の色も取寄せは可能だそう)。この日の昼時にFacebookでX halfを買った人たちが写真アップしてるのを結構見かけたので、X100VIみたいに予約段階で売切れじゃないけどタイでも人気はあるようです。価格は25,990バーツ。日本円で約115,400円。
小さくて面白そうなカメラだなと気にはなってて、『Insta360 Ace Pro2』を買ったばかりではあるけど、、後々欲しくなるんだったら今日買っちゃっても良いかなと少し意欲的にX halfを触ってきたけど、、、自分が想像してたよりボディ全体にプラ感があって、シャッターの押し心地やメニュー画面とか、光学ファインダーもほんとただ覗き窓があるだけで、全体的にオモチャ感が強い、、あーこれは今日この場ですぐには踏ん切りつかないなと、、買わずに帰ってきました。。現在も悩み中。
実機を触って自分なりに気になった点とか、良かった点・・
<気になった点>
・シャッターフィーリング
今までシャッターフィーリングみたいなものに拘ったことが無くて、逆に言えばフィーリングの良いカメラにしか出会って無いとも言えるけど、Xハーフはオモチャのボタンを押してるような感じで正直良いとは感じなかった。ボディのプラ感もだけど、このシャッターの押し心地がオモチャ感を強くさせてる要因かも知れないです。
・背面モニター
背面モニターも縦にハーフって事なんだろうけど、ハーフは流石にモニターが小さくて見にくい、、かと言ってファインダーも覗き窓があるだけなのでパンフォーカスでの撮影なら良いけど、AFで狙って撮影するなら背面モニターで確認しながらじゃないとキツイのかなと感じた。スマホやコンデジほど気軽にパシャパシャみたいなのはあまり向いてないのかも知れない。
・カラー
この日はデモ機のシルバーしか実機が見れなかったけど、正直シルバーはプラ感が強かった。ただネットではブラックの方は質感的にもなかなか良いとレビューしてる人もいるのでブラックの実機を見てみたい。最初からXハーフには高機能・高性能みたいなものは求めてるわけじゃ無いので、オモチャっぽささえもう少しなくなれば後はオールOKに気持ちが切り替わる可能性は十分あります。よはシルバーを見た今の時点ではこのカメラに11万円出す価値を自分の中で見出せなかったんだと思う。
<良かった点>
・フィルムシュミレーション

普段X-T5を使っていてフィルムシュミレーションは『クラシッククローム』か『PRO Neg.Hi』にほぼ固定でグルグル切り換える事が無いけど、X halfは背面に付いてるタッチパネル式のフィルムシュミレーションダイヤルがスイスイ切り替えられるのでフィルムシュミレーションを切り替えながら撮影するのが楽しいです(カメラに興味ない奥さんもそこは楽しんでた)。フィルムシュミレーションの切り替え方法は今までのフジのカメラの中でも特に良いんじゃないかと感じました。
・ボディサイズ

Xハーフのボディサイズは実機を見ると幅105.8mmという数値以上に小さく感じます。ただカメラの厚みとレンズの出っ張りはそれなりにあるのでユーチューブやレビュー記事なんかで見る「ポケットに入るサイズ」というのはコートとかだったらそりゃ入るだろうけど、ズボンのポケットに入れるには少し無理があるかなと感じます。ただショルダーバッグとかなら、少し小さめのバッグでもすっぽり入る感じはする。しかし小さい。僕の中ではそこが一番魅力でこのサイズ感はやっぱり良いなと思う。
<その他>
・内蔵フラッシュ
小さなカメラだけどちゃんと内臓フラッシュ搭載。X-E4の時は外付けフラッシュ付けると見た目にも不格好でそれが好きじゃありませんでした。X halfの軍艦上部はコールドシューでどちらにしても外付けフラッシュは付けられないので、初めから内臓フラッシュが付いてくれてるのは有難いです。
・動画の録画時間
動画の連続録画時間が60秒までらしい、、フジフイルムの公式ページにも記載が無いので実際どれぐらい動画回せるのか謎ですが。ただ普段スマホでちょっとした動画を撮る時って実際60秒も撮ってないかも知れないので、60秒しか撮れないなら60秒までと割り切っちゃえばそれはそれで良いのかなと、この点は一応自分の中では腑に落とせました。
・長く使えるかも
X halfって性能押しなカメラじゃない分、これ自体でほぼ完成してる感じもするので、飽きさえこなければ長く使えるカメラかもと思った。僕はオリンパスの防水デジカメTG-4は10年使ったので、仮に10年ぐらい飽きずに使えるなら11万円で購入してもまぁ納得できるかなと。今メインで使ってるX-T5なんかは野鳥撮影でも使ってるのでAF性能とか最新技術も求めてしまうので、そうすると10年後も買い換えずに使ってるイメージはあまり沸きません。その点X halfは長く使ってられるのかも。
【まとめ】

という事で、FUJIFILM X halfの実機を見てきました。タイは発売直後からネットで新品のX halfを少しだけ安く売りに出してる人がけっこういます。多分X100VIみたいに高く売れると思って先行予約で手に入れたけど普通にショップでも売ってて、これはマズいと速攻売りに出してるのかもしれません、、w
タイでは今月X halfの体験会があるようなので、そこでチャコールシルバーやブラックの実機も見れると思うので、時間あったらそこで触ってみて、質感に納得できればチャコールシルバーかブラックを買っちゃうかも知れません。現在も悩み中ではありますが..
▼<その後>FUJIFILM X half 体験記
▼(フジフイルム公式)X Half
▼見ていただきありがとうございました。